第10話
流石に、最深部ともなると。
一度に、
だけど、此処に辿り着く迄に、私とラクスのスキルも上がっている。
ラクスが
動きの止まった
最初こそ、倒すのに手間取っていたが。
今では、ステータスもスキル値も上がり。
ゾンビもスケルトンも、2回攻撃を当てるだけで倒せるようになっている。
もちろん、ラクスが動きを止めてくれているので、クリティカルしやすい、急所の頭部を狙えるからだ。
彼女の援護なしでは、倒すのに4発は攻撃を入れないといけないだろう。
狩り始めて1時間ほどが経過した。
「みーちゃん。 そろそろ、ウェイトと楽器の使用回数が少なくなってきてる。」
ラクスの言葉に、私も自分の
★
*自分が持てるアイテムの重さの総量で、ペナルティー無しで動き回れることを指す。
*ペナルティーが発生すると、
「私の方も、そろそろ武器の耐久値がヤバイかも。」
ゾンビを切り払い、倒しながら答える。
★耐久値:ゲーム用語★
*武器防具やアイテムに設定されている。
*耐久値が0に為ると、どんなにレア度が高い武器防具やアイテムでも
★
*そのままの意味で、永遠に失ってしまう事を指す。
*失った物は、2度と戻っては来ない。
「一旦、戻ろう。」
「うん。」
ラクスの言葉に、短く返事を返して。 私たち2人は、共用墓地の入口目指して引き返す。
途中、何度か危うい場面はあったが。
私たち2人は、無事に共用墓地から出て、首都フィーアに辿り着く。
ドロップした骨を、
骨1個で、50ゴールド。
2人合わせて、436個の骨を持っていたので全部売る。
合計で、21800ゴールド。
2人で分けて、1万900ゴールドづつ。
最初にしては、上出来な方だろう。
と、思う。
「それじゃ、また後で。」
「うん。」
ゴールドを分配して、パーティーは解散せずに、私とラクスは、自分達の武器防具を新たに新調して合流する予定だ。
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