闇の中の廃墟の描写、火災警報器の赤い光、ものすごく色彩が映えて見えて、リアル過ぎる存在感に肝が冷えました……。
おっちゃんは、お酒に免じて味方についてくれたのか、それとも土地の神さまみたいな存在だったのでしょうか……うまく去る方法に乗れたのに、それでも最終的には逃げ切れないのかな……。
この後味の悪さ(褒めてます!)、素晴らしく! 最高でございました!!!
作者からの返信
いつも感想をお寄せくださりありがとうございます!
火災報知器の描写とか、普段はあまり描かない描写にも触れていただけて嬉しいです。廃墟の探索感が出ていましたでしょうか?
おっちゃんは酒がなかったらどっち側だったのでしょうね……。内田様の感想を読みながら、私が気になってきてしまいました(笑
前の住所がもぬけのからになっていて、それで諦めてくれていればいいのですが。。
生きた人間じゃなかったおっちゃんが、人間の伝手を頼ってくれて助かった…じんわり感動の二段オチかと思っていたら、最後の住所ですよ。ガッツリ怖い三段オチ、見事と言う他ありません。
怖いは勿論怖かったんですけど、精緻な風景描写、クルクル回る頭、おっちゃんのキャラクターや逃がしてくれた漁師さんも含め、島の特異性が際立っていて、不思議な世界に足を踏み入れた感覚でした。最高です。
作者からの返信
いつも感想をお寄せくださりありがとうございます!
「探索していたら異形のものと出くわす」という、私が好きな要素を詰め込んだのがこのお話でした。
書いていて楽しかった部分が全部褒めていただけて、すっごく嬉しいです!
島の描写、オチを多段にすることも地味に時間のかかった部分でした(笑
待居様のコメントは、実はこだわっていた部分にすごくピンポイントで触れてくださるので、ものすごくやる気が湧き出てきます。
重ね重ね、本当にありがとうございます♪