第13話 彩音との相談
「うん」
「今まで通っていた学校だと、みんなにいろいろ心配されたりすると思うから─」
「名前を変えたいんだね」
彩音はエスパーのように私の言おうとしていたことを当ててきた。
「なんでわかったの?」
「勘」
勘なんだ
「可愛らしい名前がいいの」
「うーん」
彩音は少し考えた後
「じゃあこうしよう」
そう彩音が提案してきた
「私が名字を考えて、お姉ちゃんが名前を考えてお互いに発表する」
「うん、それいいね」
私も同意した
「「せーの」」
私は「凛」と言った。
そして彩音は「早見」と言った。
「結果的に
そう彩音が言った
「うん、いいよ」
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