第14話 お風呂

晩ごはんを食べた後はテレビを見て過ごした

「お姉ちゃん」

「何ぃ」

「一緒にお風呂入ろ」

「うん…」

「やったー」

「えー」

私はテレビを見ながら、彩音の話を聞いていたので、彩音の話がほぼ耳に入っていない状態で返事をしてしまった


私は彩音に腕を引っ張られながら、脱衣所まで連れて行かれた

「私は先に入ってるから、早くきてね」

私は1人脱衣所に取り残されていた

まずはTシャツとズボンを脱いでから、下着を脱いだ。

そしてお風呂場のドアを開け、お風呂へ入っていった


「やっと来たかー」

「…」

「まずは髪の毛を洗うから、そこのイスに座って」

「はい」

私はお風呂場に置いてある、プラスチックのイスに座った


「まずは、くしで髪をとかしてから」


「ブラッシングをした後に、ぬるま湯で予洗いをしてね」


「その後にシャンプーを濡れた手に取って、泡立てて頭皮全体を洗って」


「そしたら髪の毛にも泡を行き渡らせて、ぬるま湯で泡を十分に洗い流して」


「最後に髪の毛だけにトリートメントをつけて、しっかりとつけれたらお湯で洗い流して…ってお姉ちゃん?聞いてる?」


私は彩音に全てやってもらっていたので終わるまでぼーっとしていた

私は適当に「うん」と返事をした

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