第5話 女の子レッスン

家に帰ってきたところで、

妹による女の子レッスンが始まった。


「お兄ちゃん!まずは基本からね」

「はい」

「まず、椅子とかに座る時は脚を閉じる」

俺は、妹に言われた事を忘れそうだったのでスマホにメモしながら聞いた。

「2つ目、歩く時は歩幅を小さくして、なるべく脚をくっつけて歩く事」

「どういうこと?」

「聞くより見た方が早そうだから、実演するね」

そういうと、妹がさっき言った事を言いながら説明してくれた。

「3つ目、笑う時は口を手で隠すようにして笑う事」


その後も20分くらいレッスンが続いた。


「ところでお兄ちゃんって下着って着けてるの?」

「まぁ一応つけてることには付けてるけど、男物のやつだからさ」


「そっかぁ。じゃあお兄ちゃん」

「何だ?」

「今からお買い物に行こう」

「どこに?」

「え?どこって言われても…ショッピングモールだけど」


それから15分ほどバスに揺られ、ショッピングモールに来ている。

「最初は何を買うんだ?」

「うーん、まずはお兄ちゃんの下着を買います。

「うん………え?」

妹に手を掴まれて抵抗をしたが、力の差で負けた俺はランジェリーショップに来てしまった。










⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎

次の話以降俺から私に変わります。

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