新学期
「あやなっち、おはよー」
「はなっち、おはよー」
「夏休みの間は、あやなっちの星に戻ってたんだよね~」
「そうだよ~」
「どうだった~?」
「みんなと会えて、沖縄の研究の報告もできたよ~」
「よかったね~、いつか、あやなっちの星に、うちも行ってみたいな~」
「うんっ、いいところだから、またいっしょに行きたいね~」
☆
「ねえ、はなっちー」
「なに?あやなっちー」
「はなっちも本当は、夏休みの間、うちといっしょに、うちの星に行ってたんだよ~」
「ええーっ、ほんとにー?」
「うんっ...でも、うちの星に行った地球人は、その記憶を消されるから...はなっちも...」
「教えてくれて、ありがとうねー」
「ごめんね~。せっかく、うちの星に来てくれてたのに...」
「教えてくれただけで、もう充分だよ~」
「ほんと?」
「うんっ、でも教えてくれたから、なんとなく、可愛い妹さんと会ったことだけは、なぜか思いだした~」
「えーっ、そうなのー?」
「うんっ、なんとなくね~。あと、あやなっちも妹さんも、可愛いくまさんだったような感じしてるよ~」
「えっ、くまさん?」
「うんっ、なんとなく、可愛い白くまさん...」
☆☆☆おわり☆☆☆
転校生のきみ~きみとの宇宙的な癒しのひととき ヤッキムン @yakkimn
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます