【池袋到着編】人物紹介と武器説明とジョブ説明

読まなくてもお話しはわかるけど、読むとよりお話しの理解が深まるクソ長い人物紹介と設定の殴り書きです!


本編は0時10分に更新しますね!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ☆人物紹介☆




 ●常盤ときわ 大河たいが

 

 ついに童貞を卒業した男。

 相変わらず悠理のことを第一に行動するが、そこに朱音が入って来て少しだけ人間らしさを取り戻せたかのように見える。

 がしかし、大河を中心とした『守べき人』という円の中に朱音はぎりぎり入っているだけなので、悠理と朱音を天秤にかける場面があれば迷いなく悠理を選ぶ。


 朱音との初対面時は、『歳上』の『気の強そう』な『女性』という大河が最も怖がる要素で構成されている朱音に対して一歩引いた立ち位置で接していたが、朱音の異常な距離感の詰めかたや馴れ馴れしさが功を奏したのか、三日ほどで軽口を言い合える仲になっている。

 異性というよりは同性の悪友といった印象の方が強いので、性的な目で一切見ていない。

 どっちかというと手のかかる弟のような心持ち。


 ノームたちに関しては、生来の面倒見の良さと子供好きな性格で「うるさいけど元気な子供たち」くらいの感覚で見ていたが、強制クエストが発生した直後に「得体の知れない化け物」という視点で見ているため、その存在自体に嫌悪感を抱き始めている。


 現在のレベルは18。

 パーティーリーダーとしての自覚が芽生え始めているからか、歳上の朱音に対しても遠慮なく指示を飛ばせるようになった。


 今セットしているジョブは『剣闘士グラディエーター』。(後述のジョブ紹介に詳細)

 基本六種のジョブ以外は熟練度が鬼のように溜まりづらいので、しばらくはこのまま。

 今装備している『剣』は『蛮勇剣 ハードブレイカー』。(後述の武器紹介に詳細)

 正直使いづらく、扱いに困っている。



 ●成美なるみ 悠理ゆうり


 今世界で一番幸せな女の子。

 ついに想い人を抱いた女(誤字にあらず)。


 朱音のパーティー加入で、初期は自分以外の女性と接する大河に不満を抱いていたが、朱音の性格を知るにつれて『この女性ひとは警戒するだけ無駄だな』と悟った。


 回復特化のビルドにしたのを最近少しだけ後悔し始めているが、大河や朱音の様に前線で戦う自分が想像できないため、なんとか自分を騙して納得している。


 なお初体験時、勢いに任せてコンドームの存在を大河に忘れさせることに成功した。

 このまま孕まないかと(わりとマジに)考えたりもしたとかしなかったとかしたとかした。

 

 役割ロール上、自身が傷つくことをいとわない大河の姿を見続けていて、そのフラストレーションが初体験時の感情の爆発へと繋がっている。


 現在のレベルは16。

 今セットしているジョブは『看護師』(後述のジョブ紹介に詳細)。

 大河同様、合成後のジョブオーブは熟練度が溜まりづらいので、しばらくこのまま。

 今装備している『剣』は『祈祷剣杖きとうけんじょう ヒーラーズライト』。

 詳細は本編で書いたので割愛。

 ドワーフによる強化は魔法の浸透力と伝播力の向上が施されていて、要するにより速く、より強く魔法が行使できるようになっている、

 剣の成長ツリーの系統は『神聖杖』。

 おまけ程度に先端に剣がついた杖の姿のまま成長していく。

 かなり手に馴染んでいて、メンバー内で一番取り回しに慣れている。



 ●瀬田せた 朱音あかね


 一言で言えば『雑』な女。


 決して頭が悪いわけでは無いが、面倒臭くて思考を放棄する癖がある。

 空手によるスポーツ推薦で体育大に進学した19歳。

 部内に自分より実績と実力に秀でている同級生がいて、最近はその同級生には決して叶わないと半ば心折れていた。

 しかしそのモデル顔負けのプロポーションとルックスのせいでマスコミに嗅ぎ取られ、『美人すぎる女性格闘家』という炎上しそうなキャッチコピーで注目されてしまう。

 しかも大学側もその人気にあやかろうと彼女を色んな場(主に空手に関係ない場)に出そうと画策し、実は年内にテレビ番組のゲストやニュースキャスターとして出演させることがほぼ(朱音の預かり知らぬところで)決まっていた。

 当然朱音はそのような理由で目立つことを快く思っておらず。今の自分が空手の実力以外で持て囃されていることが不快でたまらない。


 その容姿からたくさんの耳目を集め、同世代はおろか幅広い年齢の男性から懸想されているが、ビジュアルが良すぎたせいで尻込みされ告白まで至っていない。

 本人はそれをモテなかったとしているが、一応自分の容姿が優れているという認識は持っている。

 考えるより先に手が出ちゃう性格なのも、同年代の男子に今ひとつ避けられていた要因の一つ。

 またどちらかというと歳上──中年以上の男性に異常にモテていて、体育連盟と接点のある企業の重鎮やマスコミ関係者、スポーツ界のOBなどから愛人にならないかと大量のモーションをかけられている。

 本人の性格上それはありえない選択であり、心の底から気持ち悪がっているため、たとえ何億積まれようとなびくことはない。


 男運がないわけではなく、距離感の詰め方がバグってるため付き合いだすとすぐ雑な本性を晒してしまい、単純に相手をドン引きさせているだけ。

 朱音のイメージでは恋人とは『なにもかも曝け出しても構わない相手』なので、付き合う前までは猫を被って大人しめに振る舞うが、いざ付き合うとなると途端に態度を変える。

 それは相手としては100年の恋も秒で冷めるほどの変容で、ほとんど別人レベルのギャップゆえに男側が逃げているのが実情。


 歳の離れた妹を溺愛しており、また妹からも深く愛されているが、異変開始間も無くモンスターの襲撃により目の前で失っている。


 現在のレベルは14。

 今セットしているジョブは、本人と『剣』の適正を重視して『黒帯ブラックベルト』。(後述のジョブ紹介に詳細)

 合成後でまだセットして日が浅いため、しばらくはこのまま。

 今装備しているのは『拳刃手甲けんじんてっこう 伏龍ふくりゅう』。

 詳細は本編で書いたので割愛。

 もともと『剣』のような長物の扱いに不慣れだったため、現在の装備を気に入っているが、スキルやアビリティにどれもデメリットがあることだけが不満。



 ●ドワーフたち(男)


 全員髭面のむさいチビのおっさんず。

 精霊に近い妖精種で長寿。

 設定上すでに数百・数千を生きているため、異変前の『普通に暮らしていた』記憶を持つ、NPCの自覚がないNPC。

 女神から『咎人の剣』と金属の扱いに関する役割を与えられていて、ジョブオーブの合成は後年自力で学んだ分野。

 一番長く生きていて一番腕と目の良い「職長」が、高田馬場の大工房のすべてのドワーフを率いている。

 信じられないほどの酒豪。

 種族特性もあってか、酒を呑まないと無気力になる。


 ●ドワーフたち(女)

 

 大工房の事務や生活面、また金銭管理を担っている気丈な強い女衆。

 一応鍛治仕事もソツなくこなす。

 こっちもとんでもなく酒豪。

 酒を呑まないと無気力になるのも一緒。



 ●ノーム

 

 廃都・東京の至るところにコミュニティを作っては遊び回っている精霊種。

 一応土のエレメントを担っている歴とした精霊種族で、その本性は無垢で無邪気で幼く、そして残酷。

 土の精霊王『グレートノーム』という種族長の元に率いられていて、グレートノームが治める彼ら本来の村が東京のどこかにある。

 彼らにとって採掘も大工仕事も全てが遊びであり、どこまでも遊びに真面目なので、腕前はピカイチ。

 もしノームの中の一人が『人間を殺して楽しむ』遊びを覚えてしまったら、種族全体が人間の敵になる。

 その都度、グレートノームが記憶を修正して人間との敵対を避けている。


 ○ケレト


 大河たちが出会った『お留守番組』のリーダー格。

 男の子。

 青色担当。

 とりたてて特徴の無い性格をしているのは、彼の役割が四人を取りまとめることだから。

 強制イベントの選択次第(船を作るを選択→素材を集めてノームに渡す→船が完成したら工賃を求めてくる→出来上がった船を強奪し、工賃を踏み倒す)で敵対する場合、中距離主体の土属性のスキルで攻撃してくる。


 ○スライ


 大河たちが出会った『お留守番組』の一人。

 女の子。

 赤色担当。

 四人中もっとも好戦的な性格をしており、敵対する場合近接主体の土属性のスキルで突撃してくる。


 ○ターフ


 大河たちが出会った『お留守番組』の一人。

 おっぱいに夢中な女の子。

 ピンク色担当。

 敵対する場合は意外にも回復役ヒーラーとして戦闘に参加する。

 

 ○ニミナ


 大河たちが出会った『お留守番組』の一人。

 いつも眠そうな女の子。

 オレンジ色担当。

 敵対する場合は遠距離からデバフ系の魔法やスキルを乱発してくるため、ニミナから一番先に排除しないとジリ貧で詰む。



 ●薬物クラン(ブリーダーズ)


 ○篠田しのだ


 目白の大学構内で麻薬をばら撒くクランと創設した学生。

 彼の所属する大学は●●大学(さすがに名前出すの憚れるので自己規制)

であり、目白には彼が学生ながらに起業した会社のオフィスがあったため、異変時に一番近い大学構内に避難した。

 他者を屈服し支配することに性的興奮を感じるサイコパス。

 狡猾かつ残虐な思考を持ち、自らの欲求を満たすためなら倫理すら簡単に足蹴にできる本物の鬼畜。

 裕福な家庭に育ち、充分な支援と惜しみない愛情を与えられたエリートだが、母親が彼に向ける愛情とは彼を支配し自分の理想の息子を造り育てることだったため、彼の性癖は母親の遺伝といっても過言ではない。

 ルックスも良く、運動もできないわけではなく、表の顔を取り繕うことも彼には余裕であった為世間体も良い。

 なので夜遊びの場ではかなりモテていて(金払いが良い。見た目が良い。一緒にいると優越感に浸れるなどが主な要因)、女性に困ったことが無い。

 起業した際に世話になった実業家などの中には裏社会とのつながりを持った者もいたため、彼もまた何人かの顔役と面識がある。

 違法薬物を仕入れたのはその顔役を通じて。

 ちなみに彼の起こした会社の業種は生体販売。


 支配するという欲求の為なら手段を選ばないが、それ故に自らの身を守る為の根回しも得意で、彼が今まで起こした犯行が明るみになることは難しい。


 被害にあった女性も完全に心折られていたり洗脳され諦観していたりするので、告発することすらできない。

 だが一部関係者からわずかな恨みを抱かれていて(主に成功者への妬み)、タレコミなどが警察関係者に寄せられている。


 大河が彼を殺すまでの五分間の痛みと恐怖で、発狂し殺してくれと懇願した。


 ○篠田の取り巻きたち


 基本的に全員臆病で卑屈で根暗なヤク中。

 ゆえに他者の弱みに敏感で、篠田の造ったクスリを大学内に蔓延させるのに大いに貢献した。

 大河の投げたコンテナに潰されて死んだ連中以外は、篠田という指導者がいなくなったことで統率を失い、敵対する学生連合会のメンバーらにより捕縛・処断されるか、大学から逃走し別のコミュニティへと移っていた者がほとんど。

 また新たなクスリも手に入らなくなったため、自分達が中毒者にした客に詰められ死んだメンバーもいる。


 

 ●高田馬場の駅前で寝ていた酔っ払い


 ドワーフたちと仲良くなってタダ酒をかっ喰らっていたおっさん。

 異変時は駅付近の道路工事の交通整備をしていた誘導員。

 結婚して三十年経つ妻との関係は冷え切っていて、喧嘩が絶えない。

 家に帰りたいがモンスターは怖いというフラストレーションを酒で発散している。

 こういう奴ほど意外と長生きしたりする。




 ☆武器紹介☆



 ●蛮勇剣 ハードブレイカー


 果敢なれど命知らずで向こう見ずな巡礼者の、その逸る精神が具現化した両手剣。


 金などいらぬ。

 名誉を寄越せ。

 我が名を後世にまで残すためには、躊躇など不要なのだ。


 (抜剣することで〔力〕の値に+24 レベルアップ時に〔力〕に+3の上昇補正)

 

 アビリティ


  【蛮勇】

 後先考えない、ただ勝利する事だけを望む戦士はたった一撃に全てを賭ける。

 それは勇気ではなくただの蛮勇であり、側から見ればただの愚か者であるが、それゆえに全霊を賭したその一撃は岩をも砕く。

 敵対するモンスター・オブジェクトが硬ければ硬いほど攻撃力が《微増》する。(上限有り)


【武器説明】


 初期状態の『咎人の剣』から選択できる二つの姿のうちの一つ。

 隠しフラグを見つけられなかったプレイヤーは、主にこの剣ともう一つを選ばざるを得ない。


 アビリティ一個、スキル無し。


 ただし素の攻撃力が爆発的に向上するという、脳筋御用達の両手剣系統の『剣』。

 スキルが欲しいならジョブオーブを満たせと言わんばかりの潔い剣。


 大河がこの剣を選択したのは、もう一方の成長先であるルナアーチが完全に魔法寄りのスキル・アビリティ構成だったのが原因。


 大河の『剣』の成長ルートは極めて普通のルートであり、このまま行けばバランスの取れたオールラウンダー向けのステータスになるが、それはいわゆる『器用貧乏』になる事と同義で、突出した個性が無い代わりにどんな状況にもそれなりに対処できる……という、ゲーム的にはあんまり面白くないプレイスタイルになる。



 ●儀礼剣 ルナアーチ


 月の光を浴びて女神に祈りを捧げるため、刃を潰し儀式的な意匠を施した典礼の剣。


 魔力の本質を知りたいか。

 ならば月光の儀式を行うが良い。

 月はお前の内に眠る本質を曝け出してくれる。

 魔導の極みは長く果てしない。

 なぁに、女神アウロアは我らを決して見放しはしないさ。


  (抜剣することで〔魔力〕の値に+24  〔力〕〔すばやさ〕の値に−10

 レベルアップ時に〔魔力〕に+3の上昇補正)


 アビリティ


  【コンセントレーション】

 剣を通じて精神を集中させ、魔力を研ぎ澄ます。

 魔力の励起れいきとは精神の水面みなもにさざなみを起こすことに似ているのだ。

 魔法の発動時間が《微増》する代わりに、威力と射程距離が《増加》する。

 集中した時間が長ければ長いほど効果が高まる。


  【魔法効率化】

 あらかじめ動作と魔法を連動させておけば、詠唱不要で魔法を発動できる。

 (最大三つまでセットできる)


 スキル


  【業火フレイム

 対象を指定し、その場に岩をも溶かす高温の炎を発生させる中級魔法。

 〔魔力〕の値を参考し、数値が高ければ高いほど射程が伸びる。


  【洪水フラッド

 大量の水を打ち出し、視界の全てを洗い流す中級魔法。

 範囲指定可能だが、敵味方の識別はできない。


  【竜巻トルネード

 術者を中心とした巨大な竜巻を発生させ、周囲の敵を吹き飛ばす中級魔法。

 敵味方の識別はできないが、術者のすぐ側は効果範囲外。


  【石槍ストーンスパイク


 対象を指定し、その周囲に無数の岩の棘を発生させ周囲ごと串刺しにする。

 一体の敵を中心とした範囲指定攻撃。

 〔魔力〕の値を参照し、数値が高ければ高いほど広範囲に棘が発生する。


  【雷剣ライトニング

 自らの『剣』に魔力の雷を纏わせる中級魔法。

 〔魔力〕の値を参照し、数値が高ければ高いほど剣の間合いが伸びる。


 【武器説明】


 初期状態の『咎人の剣』から選択できる二つの姿のうちの一つ。

 隠しフラグを見つけられないプレイヤーは、主にこの剣ともう一つを選ばざるを得ない。


 『咎人の剣』が持っていた魔法が一段階ランクアップした魔法スキルがセットされいる、魔法使いビルド入門の『剣』。

 剣の成長ルートは礼剣系統。


 中でも【魔法効率化】は超便利で、たとえば指パッチンで【業火フレイム】を発動できたりする。


 ただし直接攻撃の威力が駄々落ちするので、ソロで行動する巡礼者プレイヤーにはとことん向いておらず、またスキルの中級魔法は威力は高いが癖が強く扱いに難がある。


 また【東京ケイオス・マイソロジー】は所持している『剣』の姿でどんなスキルを持っているか、どんな戦い方をするのかがある程度筒抜けになってしまうので、対人戦闘の際に魔法系のビルドをしている人は真っ先に狙われやすい。


 なので芋ったり、不意打ちしたりする事に抵抗のない人向け。


 ハードブレイカーもルナアーチも、それぞれ次の成長ルートが二つずつ用意されている。




 ☆ジョブ紹介☆


 店売りしている初期職のジョブオーブは比較的熟練度が溜まり易く、また一度貯めると店で購入した時点で熟練度マックスなのである程度簡単に合成できる。


 初期職→準初期職(ここまでを一括りにして『初期職』と呼ぶ)→中級職→準中級職(ここまでを一括りにして『中級職』と呼ぶ)→上級職→etcエトセトラ etcエトセトラ


 問題は中級職以上の合成。

 熟練度を溜めた準初期職のジョブオーブ一つと特別なアイテムの合成や、特別な条件の達成などが必要になる上に、準初期職から熟練度が鬼の様に貯まらない。


 また一部の中級職や特殊職のジョブオーブは合成では作成できず、とある行動を繰り返したり、特別なモンスターを一定する狩ったりとフラグを建てる必要がある。


 フラグを建てた後は、一個だけ店で買えたり、突然現れたNPCが授けてくれるイベントが発生したりなど、入手方法は多岐に渡る。


 

 ●【剣闘士グラディエーター】のジョブオーブ


 太古の闘技場で己が誇りを賭けて戦った剣闘士の魂が宿る、可能性の宝玉。その熟練した戦いの記憶が焼き付いている。


 《戦士》と《ファイター》のジョブオーブを合成することで作成できる準初級職。

 盾を使ったスキル構成をしており、盾を装備しないとスキルが発動しない。


 アビリティこそないがその代わり他の準初級職より熟練度が(比較的)貯まり易く、スキルも使い勝手が良い(盾さえ装備していれば、だが)。


 スキル

 

  【シールドバッシュ】


 盾に闘気を纏わせ、相手に叩きつける。

 対象を仰け反らせる効果があり、また対象に数秒間の《スタン》を与え動けなくする。

 クールタイム: 三十秒


  【シールドチャージ】


 盾を構えて覚悟を決め、敵へと突撃する。

 盾を構えた方向に向かって、オーラを纏って加速する。

 構えを解かない・または体力が尽きるまで加速するが、方向転換はできない。

 減速後、加速した時間と同程度の硬直時間が発生し、その間スキル使用者はその場から動けなくなる(腕や腰などは動ける)

 クールタイム: 一分




 ●【看護師】のジョブオーブ


 太古の治癒院で多くの患者を癒した白衣の天使の魂が宿る、可能性の宝玉。

 その慈愛の精神が深く刻み込まれている。


 《僧侶》と《学徒》のジョブオーブを合成することで作成できる準初級職。

 

 怪我の回復や病気への予防に特化したアビリティやスキルがセットされている。

 他の準初級職に比べて熟練度の貯まりが(若干)遅い。


 アビリティ


  【慈愛の精神】

 病気や怪我に苦しんでいる者を救いたいとする気高き精神。

 回復魔法の効果と回復速度を1・25倍増加させる。


  【病魔への抵抗】

 このジョブをセットした巡礼者プレイヤーの付近では、病気の状態異常バッドステータスへの抵抗値が《増加》する。※このアビリティは熟練度を満たしても習得する事ができない。


 スキル


  【看護ナーシング

 打撲・切創・骨折・病気や体内疾患などを、時間をかけて治療する。

 術者の〔魔力〕の値を参照し、数値が高ければ高いほど回復速度が増加する。


  【防護プロテクション

 術者を中心に魔力による障壁で周囲を囲み、安全に治療できる環境を作り出す。

 障壁が攻撃される度にダメージに応じて範囲が狭まり、やがて完全に消滅する。

 術者の〔魔力〕の値を参照し、数値が高ければ高いほど障壁の耐久度が増加する。

 

  【清浄クレンリネス

 術者を中心に魔力による清浄な霧を一定時間発生させ、低級の病気の状態異常バッドステータスを寄せ付けない。

 術者の〔魔力〕の値を参照し、数値が高ければ高いほど霧の発生時間が増加する





 ●【黒帯ブラックベルト】のジョブオーブ

 太古の技術を継承する求道者の魂が宿る、可能性の宝玉。

 未だ道半ばと更に強さを求める覚悟が宿る。


 《ファイター》と《ファイター》のジョブオーブを合成することで作成できる準初級職。


 スキルこそ無いが、拳系スキルの威力が上がったりする強力なアビリティを持つ。

 ※スキルを使用しない素手の攻撃ではオーブは稼げないし、討伐系のクエストも達成できません。(手甲系の『剣』を装備していれば解決)


 アビリティ


  【拳の極意〔兆し〕】

 拳系スキルの威力が1・25倍増加する。


  【重心の理解】

 たとえどのような体勢からでも瞬時に正体せいたいへと戻ることができる。


  【気配察知】

 敵を目視できない状態でも、精神を整えればその姿を正確に捉えられるようになる。


  【縮地の手前】

 強い踏み込みをすることで瞬時に移動できるようになるが、連発すると脚にダメージが蓄積し、やがて一定時間移動できなくなる。

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