【新宿生活編】 登場人物紹介と色んな設定紹介!
読まなくても大丈夫だけど、読むとさらに面白くなる人物・設定紹介です!
作中では蛇足すぎて描けなかった部分が結構多めにあるので、お暇な時にお読みくださいませませ!
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新宿生活編
☆登場人物
●
無限回廊を脱出して以降、人を殺めることに躊躇が無くなった。
悠理の安全を最優先に考える様になり、一見優しそうな人でも一歩引いて動向を見るなど、より他人を避け始めるようになっている。
また常に周囲の人や環境を観察し、悠理と接点のありそうな人間の善悪を見極めようと意識的に努めている。
地雷天使レナに関しては、初めて会う女性という本来なら苦手とする相手なのだが、なぜかどことなく親しみを感じてしまい、そんな自分に驚いている。
悠理の積極的なアプローチは嬉しく思い、気を抜くと情動に駆られて襲い掛かりたくなる欲求こそあるものの、最後の最後で一歩踏み出せない。
なお、あの後購入したコンドームは悠理が持っているのがなんか怖かったので、大河が保管している。
●
無限回廊での様々な経験を経て、実は大河よりも色々な歪みを抱えてしまった女の子。
特に大河への独占欲と愛情は、傍目から見れば微笑ましい恋人への想いや振る舞いに『見せている』もののその実、常に大河の心身を管理し、籠絡させ、自分が居ないとダメなように躾を始めている。
しかもそれは意識的な物ではなく、ほぼ無意識。
数少ない性知識をフル活用し、日々大河の劣情を肥大化させているのも、失うことへの恐怖と依存心から来る行為。
肝心の
なお薄着なのは最初は意識していたが最近は普通になりつつある。
実は大河に内緒で薬局で睡眠導入剤(本来は医師の診断と処方箋が必要な物。アイテムとしては【不眠】のデバフを回復させる手段)を購入しており、週に一度の頻度で大河の食事に混ぜている(目的は伏せる。たぶんマッサージとかだよきっと)。
ゲーム的な効果を持つその睡眠導入剤は市販の癖にやたら強力で、服用した大河は朝まで(どんなことがあっても)目を覚さない。(思春期男子である大河があそこまで誘惑されて暴走・暴発しない原因だったりする)
なお、最後まで致してはいない。
もしかしたら作中一番狂っている人物になっちゃったかも知れない。
どうすんのこれ。
☆可哀想な半グレたち
大河にすっぱり殺された悪党ども。
以下メンバー。
●
八王子出身。
幼少期からやんちゃしてたら、地元の先輩たちに逆らえずにずぶずぶとヤクザ稼業に沼ってた人。
頭を剃っているのは悪党として箔をつけるため。
作中では悪党がどうたらこうたら言っているが、実際のところ所属する組の下っ端構成員でしかなく、親分や兄貴分の車の出迎えとかすらさせて貰えない(信頼されていない)。
主なシノギはオレオレ詐欺の親と、闇バイトの元締め、スカウト会社からのみかじめ徴収。
俺の人生こんなはずじゃなかったのに、と十何年思い続けている。
根本的にヤクザに向いてなかったのに、なぜかヘマなどしなかったせいで辞めれもしなかった本当に可哀想なクズ。
しかし悪事はしっかりやっていたので、同情には値しない。
●取り巻きA・B
共に狛江市出身。幼馴染。
地元でブイブイ言わせてたら怖い人に目を付けられ、逆らえずに汚れ仕事をさせられてたら本職になってた人たち。
フィーリングが合ったのか摂津にやけに懐いていて、勝手に兄貴とか言い出す始末。
主なシノギは裏AVの違法アップロードと地上げの嫌がらせ担当。
基本的にやる事がこすい。
しかし悪事はしっかりやっていたし、かなりの人を泣かせてきたのでマジで同情に値しない。
●最初に殺されたイケメン
島根から大学に進学し、そのタイミングでイメチェンをと画策したら思った以上にイケメンとなってしまって調子に乗り過ぎた人。
ヤリサーでもヤリすぎて除名を喰らい、大学でも悪評が流れすぎて孤立しかけていた。
かなり強引で悪どい手法で女性を弄んでいたので、やはり同情には値しない。
●強引に半グレクランに勧誘された若い青年二人
新宿付近の専門学校に通う未成年たち。
お互い専門学校で意気投合し仲良くなった。
本来は人畜無害なオタク寄りの人格であったが、摂津らに勧誘された後で行った悪事で自分らが無敵になったと勘違いし、道を踏み外す。
もとよりゲーム好きであり、オールジャンルイケるため『東京ケイオス』のシステムに誰よりも早く適応していた。
このまま真っ当に攻略していれば、数ヶ月後には
ちゃんと同情に値しないから安心してほしい。
●残りのモブ悪党ども
同じく摂津の勧誘で半グレクランに入った人たち。
ちゃんと全員性格に難があり、しかも長い物には巻かれるタイプの小物だった。
しっかり同情に値しない小悪党ども。
☆東新宿共同生活会所属
●
54歳。
確かな経験と知識からくる経営手腕で、自分の立ち上げた輸入家具の卸業を成り立たせていた人。
新宿駅には商談で来ていた。
異変が起きてたったの四日足らずでゲームシステムとクランシステムの存在に気づき、理解を深めながらゆっくりと着実にクランを発足・運営を始める。
地頭がかなり良いが、その代わり出来ない人の気持ちが理解できないタイプで、棘の多い発言を頻繁にしてしまう。
本人に悪気は一切ないのが始末に悪い。
仕事のできない者にはできないなりの仕事を割り振り、出来る人間にはよりレベルの高い仕事を任せ評価と報酬を上げるという、管理者の鑑のような手腕を持つが、それが無意識に他人をコントロールしようとする言動に繋がっているためあまり部下に好かれていない。
クラン運営を一人で取り仕切っているのも、普段やっている業務と比べればはるかに楽で、自分でやった方が早いし的確だから。
実際その判断に間違いは無かったが、傍目から見ると独裁的に見えてしまい、それが矢澤らの反感に繋がっている。
なお、作中の大河への言葉に裏や悪意は一切ない。
心から大河や悠理を心配していた。
●
43歳。
高卒で上京し、何店舗か渡り歩いた後に、歌舞伎町の大衆居酒屋で店長を勤めているベテラン。
ガラの悪いバイトや従業員を経験と威圧で取りまとめていた。
客質の悪い店だったので、クレーマーや暴れる酔客もその腕力でねじ伏せて対応する。
根性があり、負けん気が強く忍耐力もあるが、幸か不幸かその性格ゆえにブラックな店で働く資質に恵まれてしまい、何度か配属先は変わるもののもう十数年も給料据え置きで文句も言わずに働いていた。
本来の彼は正義感に篤い熱血漢ではあるが、大の女性好きで風俗の常連であり、そしてなにより病的なまでにJK好きの、一歩間違えれば性犯罪者寄りの男。
JKでなおかつ見た目が大変好みな悠理への好意と執着心はかなり度を越していて、隙あらば口説き落とそうとしていたものの、その隙が全く無かった。
大河には勝手な嫉妬と敵対心を
自らが高卒であることに劣等感を持っており、大卒・エリート・経営者への偏見がかなり強い。
クラン長の島とは根本的なところでかなり相性が悪い。
一応は大人なので、取り繕ったり場の空気を読んだりはできるが、めちゃくちゃ苦手。
クランに加入した義務感から一応は従っているものの、島の一挙手一投足に不満を持ち、自分ならより上手くやれる・自分の方が求心力がある・自分が上に立つ方がうまくいく、という野心を秘めている。
この後、彼は『悪い経験』を経てその性格がより捻れ壊れていくことになる。
☆NPC
●
架空のゲーム、『東京ケイオス・マイソロジー』におけるプレイヤーをメタ的にサポートするNPC。
キャラの役割や設定的にゲームシステムの解説や世界観の説明等を行うため、ゲーム外の事柄に触れる事ができる。
そのため今の東京でも
他のNPCと違いある程度の自由度や権限を与えられているため、彼女らだけが東京全域を移動できる。
また『東京ケイオス』が架空のゲームだと認知しているNPCは、彼女とその妹だけである。
見た目は今流行りの地雷系ファッションだが、創作した
なお彼女が創作された時期は、大河が吉祥寺からいなくなった後である。
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☆登場クラン紹介
●東新宿共同生活会
島が設立し、矢澤らが所属するアルタ前広場最大のクラン。
人数は日々増えていき、大河らが新宿を出る時は六十名近い数にまで膨らんでいた。
新宿では未だに各方面からなんとか生き延びて新宿へと辿り着いた避難民が度々現れ、主に彼らをターゲットに勧誘活動を行なっている。
構成されるパーティー数は矢澤らを筆頭にした戦闘できるパーティーが五組。
とりあえず組んどけと適当に組まれたパーティーが2組。
島に信頼をおいている者たちが矢澤らに隠れて秘密裏に組み、そして日々レベルアップとクエスト攻略に勤しんでいるのが三組。
男女比は7対3。
女性陣は結束力が強く、時に男性陣よりも発言力を発揮する場合がある。
●半グレクラン
元スカウト会社の幹部社員(しっかり悪党)が設立した、あまり好ましくない連中が集まるクラン。
設立者の初代クラン長はメンバーとのいざこざであっけなく殺され、最終的に摂津にまでお鉢が回ってきた時は、設立から短い期間にも関わらずすでに三代目だった。
内部での諍いが多く、誰がリーダーかで無駄に揉めた結果メンバーの増減がかなり激しい。
特に摂津の代のメンバーは好色なメンツが多く、活動内容も女性をターゲットにした犯行がメインだった。
大河によって摂津が殺害されたのをフレンドリストの名前の明滅で知った元メンバーは、被害者からの報復を過剰に恐れ広場から離脱。
リーダー権を持っていた者がよりにもよって『
後楽園寄りのエリアで廃墟荒らしや他の聖碑の近辺での夜盗・暴行・殺人をする犯罪集団と化した。
●その他クラン
主に地方の同郷者たちが集まって組んだクラン群。
大阪出身者のクランや北海道民クラン、愛知県民クランと沖縄県民クランと九州出身者クラン等、かなりバラエティー豊富。
どれも規模は控えめで、大手クランと比べればごっこ遊びに等しい運営しかできてない。
また外国籍の旅行者や移住者が集まったクランもある。
どれも将来的に大手クランに吸収合併されたり、クエストに失敗して全滅したり、仲違いを起こして自然消滅したりと長続きしない。
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☆フィールド
●新宿御苑大樹海
本来は江戸時代の大名屋敷をルーツとする環境省所管の庭園。
しかし現在は庭園部分を中心に深い樹海を形成し、その総面積は十二倍にまで巨大化している。
樹木系モンスターや動物系モンスターが多く、虫系はあまり出ない。
またレアモンスターとしてタヌキに酷似した無害なモンスターも現れるが、かなり奥地まで行かないと会えない。ちなみに倒すと可哀想な気持ちになる以外、なにも得られない。(テイム対象の愛玩モンスター枠)
庭園部が遺跡系ダンジョンとなっており、季節に関係なく桜が咲き乱れる風光明媚だが危険な場所。
外周部のモンスターの強さは大した事がないが、奥に行くほど手強くなっており、庭園ダンジョンの攻略推奨レベルは45と高難易度。
手に入る素材も奥に行けば行くほどレア度や売却額が増し、ここでしか手に入らない素材も数多い。
奥地には『剣』を特殊成長させるフラグが立つ秘伝書が、二つ安置されている。(選択式でどちらかしか手に入らない)
●古代樹の森
新宿御苑大樹海にほど近い場所にある、鬱蒼とした森。
新宿と渋谷の区の境に位置し、明治神宮もこの森に取り込まれている。
規模はそれなりなエリアだが、出現モンスターはそれほど強くない。
問題は内部で生活している排他的なエルダーエルフたちの集落。
個体によってレベルやジョブやアビリティ、スキルがバラバラな戦闘エルフが二百名近く、森に踏み行った者に奇襲を仕掛けてくる。
捕まった人間は古代樹の滋養として地面に埋められ、主に窒息死する。
踏破の推奨レベルは30だが苦労する割にリターンの少ないエリアで、探索中にエルフからの邪魔が無限に入るのでストレスが凄い。
一応、ここでしか手に入らない素材とかもある。
強いて言えばえっちな姿のエルフが見られたり、運が良ければ仲良くなって繁殖相手として永遠に拘束・搾取され枯れて死ねるなどの特典(?)がある。
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☆システム周り
●ネームドモンスターのクエスト
受注する
普通の討伐クエストよりも高額のオーブが稼げたり、レアなアイテムが入手できるが、それなりに難易度が上がる。
作中で大河と悠理は気付けていないが、
つまりクエストを受けないかぎりフィールドに現れない。
しかも受注者のみをターゲットにフィールドを徘徊し始めるので、クエストを破棄するか
もう少ししたら大河たちもその仕組みに気付きます。
●ルーム効果
大河たちが知らずに受けていた部屋作成の恩恵。
聖碑の加護内、またはハウジング対象地域において発動するシステム。
四方に壁、入り口、窓、そして寝具。
最低限これだけを整えればどんな場所でも『自室』として設定でき、【安眠】効果を得られる。
悠理の誘惑に悶々としてたはずの大河が安眠できた理由はこれ。
部屋の出来が良ければ良いほど、効果も増していく。
大河たちが新宿で発現させた効果は『自室』だけだが、『書斎』・『台所』・『洗面所』・『風呂場』・『夫婦の寝室』や『子供部屋』など、他にも種類と効果が謎に豊富。
また変わり種として『アダルトなプレイルーム』が5種類もある。
効果もそれぞれアダルティック。(18禁)
何考えてんだ。
なお、なぜこの効果がアプリで告知されなかったかというと、他の区にある本格的なハウジング対象地域に到達したら本来説明されるはずだったから。
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本編はこの後、0時にちゃんと公開されますよ!
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