え、えーとぉ……


 ―― この度は&#$%社主催のモデル選考にご参加いただきありがとうございました。厳選なる審査の結果、残念ながら今回はご縁が無かったと言う事で~ ――



 後日、メールで結果が送られて来た。

 残念ながら不採用。

 私はがっくりとして膝をつく。


 あれだけ頑張ったのに……



 コンコン



 Orzしていると、部屋の扉がノックされる。

 

「おい、美優お前あてに速達便だぞ?」


「へっ?」


 落ち込んでいる所にお兄ちゃんが入って来て、速達便を手渡して来る。

 何だろうと思い、差出人を見るとあの雑誌社?


 慌てて中を開けると、あの水着と手紙が入っていた。



 ―― 今回は残念でしたが、記念に本水着を贈呈します。本水着はパリの有名デザイナーがデザインした物であります。どうぞこの夏にお使いください。 ――



「えっ!?」


 あの水着が有名デザイナーのモノ!?

 あんなエロいのに??



「なんだよ美優、それは?」


「あ、え、えーとぉ///////」


 私はお兄ちゃんを見てある事を思いつく。



「ね、お兄ちゃん有名デザイナーがデザインした私の水着姿見たくない?」



 そう言いながら私は思わずゾクゾクするのだった。





【妹の水着の、な・い・し・ょ♡】


―― おしまい ――  


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妹の水着の、な・い・し・ょ♡ さいとう みさき @saitoumisaki

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