祝祭八日目の町中。王子様とお散歩。

 祝祭八日目の町中──キャン! キャンキャン!


 オルウェンに城下町を案内することになった天気の良い午後。


 オルウェンとは事前に、今回の散歩がお忍びであることも、服装についても打ち合わせしてある。


 キャン!


 シンプルな装いでと話してあったとおりの格好で、私たちは外套のフードを目深に被り、散歩が始まった。──が、


 キャンキャン! キューン。


 お忍びで城下町を散歩する予定が、私たちはものすごく目立っていた。


「あらっリーバちゃんだわ!」

「いつも丸くて可愛いわね~。ふふっ、頭のリボンもとっても似合ってる」

「えぇえぇ、とってもふわふわなのよね~」

「見て見て! あの方、もしかしてホルスト家のゼトス様じゃない?」

「まあっ! お姿を見るなんて何年ぶりかしら?」

「本当に大きくなられて!」

「それにしても、隣の美しい方はどなたかしら……」

「あんな美しい人初めてみるわっ!」

「いったいどちらの貴族?」


 お陰で散歩が始まってから数分とたたないうちに私たちの正体はバレてしまった。


 お忍び失敗の決定打だったのは、想像していたよりもずっと、リーバが私の犬とゼノン領では有名だったことだ。


 リーバの散歩は使用人たちに任せている。だから毎日定期的に城下町に姿を現すリーバのことは皆見ていて知っているし、一人で山へ川遊びに出かけるときにも、ついでに城下町を自由に散策している報告も受けていた。


 けれどもこんなに人々から好かれているのは知らなかった。あと、犬だけどとても顔が広いことも。


 老若男女問わず、笑顔全開で私たちの前を歩いているリーバは大人気だ。


 それに加えて、私たちの後方で護衛をしている者たちに聞いた話では、早々に正体がバレた原因は他にもう一つあるという。


 使用人たちが城下町へリーバを散歩に連れて行くときは、必ずリードをつけている。リーバは人懐こい性格だが、自由奔放でいつも好きな方向へと走り出してしまうから、そのためだ。


 しかし今は、リードも無しで散歩中で。その上、前を歩いているリーバは、先程から私の足元にちょこちょこと戻って来ては「お散歩だーお散歩だー」と嬉しそうにはしゃいでいる。


 こんなふうにリーバがちゃんと言うことを聞いていて、リードも無しにつかず離れずついてくる人物となると、ゼノンの人間ならある程度予測できるだそうだ。


 あと、私がまだイエルと仲が良かった昔に、城下町へ遊びにいっていたときの容姿を皆覚えていたのもあり。ゼノンの人間にはすぐに、私が誰なのかを把握できたのだろうということだった。


 それにリーバや私だけでなく、一般市民に扮するには、オルウェンは美くしすぎた。


 静かに目立たず移動していたら、シンプルな装いにしても服が上等なところまでは、気にされなかったところだが。この状況で見る者が注意深く見れば、服が高価なものだとわかってしまう。


 などなど、細かなことも上げれば切りがないくらい要因はある。


 ふぅっ、──とりあえず、私たちが歩いているところだけ、人々が広く道を空けて通してくれているのは助かるな。


 注目されているなどまるで気にしていないリーバは、先程からずっと楽しそうにお口を開けて舌を半ば出しながら、青い目をキラキラさせてあちこち見回している。


 普段と違い、街路には祝祭の出店がたくさん開かれており、食べ物の良い匂いが漂う。どこもかしこも人々がひしめいていて、魅惑の特産品で一杯だ。


 リーバにとっては天国だろう。


 状況を諦めて、さっそく出店から幾つか菓子を買ってやる。

 

「リーバおいで」


 立ち止まり、呼ぶとリーバは「オヤツだー!」と大興奮で尻尾を振った。そして、お座りする。


 ご飯やオヤツのときは、ちゃんとお行儀良くするようにと教えてあるからだ。


 出来立てホカホカの焼き菓子をリーバに幾つかやって、それから──


「はい、王子様はこちらをどうぞ」

「?」


 人々の反応を落ち着いた様子で静かに眺めているオルウェンにも、別の菓子を差し出す。


 飴がけしてある手の平サイズより少し大きめでべっ甲色の焼き菓子は、よく冷まして固まってから食べるものだ。ゼノンを訪れた人々にも人気の、魚の形を型どった焼き菓子だ。


「焼き菓子ですが、大丈夫。こちらは熱くありません。人魚の口に合うかわかりませんが」


 今は人型でも、本来オルウェンは水の生き物だから、とりあえず熱い食べ物は避ける。


 陸の菓子を、オルウェンは最初不思議そうに見ていたが、やがて受け取った。


「ありがとうございます」


 それから改めて、私は周りを見渡す。


 輝かしい王子様と、その護衛につく人型の美しい人魚たちが二人。可愛いをまき散らしているリーバに、私の後方にはイエルが手配したこちら側の護衛が三人、待機している。


 黒髪黒目のありきたりな虹彩で、お世辞にも私は華やかな容姿ではないし、可愛いわけでもない。明るい人々がいる城下町と周りの視線、厳重な警護に一人だけ場違いな気分だ。


 これはまいったなと、内心この場から逃げ出したいのは山々だが、フードを少し引き下ろすようにすると落ち着いた。


 こういう賑やかな場所は、やはり苦手だ。


 ちらりと隣のオルウェンに目をやる。手に持つ魚の形を型どった焼き菓子をジッと見ていた。食べようか思案しているようだ。


 腰まである淡く軽やかな色合いのエアリーブルーの青髪に、紫紺しこんの瞳。私より少し高い背丈は、これからまだまだ伸びるだろう。


 しなやかな筋肉質の体格に、透き通るような白い肌。聡明さを感じさせる彫りの深い面差しは美しく、隙がない。


 どこからどう見ても美少年のオルウェンには、行く先々で女性の感嘆のため息と、情熱的な視線が注がれている。


 ……まあ、昨日少し話しただけの私にもわかるくらい、見た目も中身も完璧な王子様だからな。騒がれるのは仕方ない。


 十五歳のオルウェンからすれば、あと半年で十八の成人を迎える私はほぼ大人だし、生後半年のリーバには父親パパと思われている。


 この二人が安心して過ごせるよう、見守るのは年長者である私の役目だ。


 気を取り直し、すっかり子守の気分で「さて、そろそろ少し移動しましょうか」と声をかけた。





 一時間ほど歩いただろうか。


 ゼノンの街並みは、昔も今も変わりない。けれども時の流れを感じる。昔イエルと一緒に見ていた景色を、今はオルウェンと見ているのだから。


 懐かしさと同時にあるのは、切なく不思議な感覚だった。


 自分の身勝手な行動で父を亡くした。あの頃に還れたら、沈んだ気持ちでいた私を救い上げてくれたイエルに、自分は何を言うだろう?


 少なくとも自分の気持ちを押し付けるだけの無意味な告白はしないはずだ。


「祝祭に参加するのは何年ぶりかな……」


 私の思わず漏らした呟きを、隣を歩くオルウェンが拾い上げる。


「何年ぶり? 始まってから八日もたつのに、ゼトス様は祝祭に参加していないのですか?」


 ゆっくりと、隣を歩くオルウェンを見る。


 青髪より深い色合いの紫紺しこんの瞳が瞬くことなく、こちらへ向けられていた。


「ええ、私はここ数年祝祭に参加していないんです。色々と訳ありでして。こうして城下町に来たのも、実はかなり前なんです」

「では外へ出るのはあまりお好きではない?」

「昔は好きでしたね。しかしこちらが無礼を働いてしまった客人には、礼を尽くすものです」


 小さく笑って話を濁す。


 いつも部屋にこもっている私とは、おそらく百八十度違う世界にオルウェンは生きている。


 表舞台に立つのを嫌がらず、きらびやかな世界に生きるオルウェンが、私の行動を不思議に思うのは当然だ。


 けれど、昨日会ったばかりの相手に、義理の兄に告白して振られたのが原因で祝祭に行かなくなった。なんて、それこそ人間の世界を知りたがっている相手に話すことじゃない。


「それより、王子様は家出していたと城主のイエルから聞きました。差し支えなければ、理由を伺ってもよろしいでしょうか?」


 よく聞く理由の多くは、自由がない。父親の期待に押し潰されそうになる。戦略結婚の相手が合わないなどだ。


 私はてっきり、そういった高位の人間ならではの話を聞かされるとばかり思っていた。


「……最近、友人を亡くしたのです」

「ご友人を?」

「先日、連絡役に置いていったラナの亡くなった子供は、私が小さい頃からずっと一緒にいた、家族も同然の人でした」


 少しの間があって話された内容に、息を呑む。

 

「行ってはいけない海域に入って、海流に呑まれた。そう聞いています」

「聞いている? では、ご遺体は見つかっていないのですか?」


 問いかけに、オルウェンは頷いて答える。


「はい。だから私は考える時間がほしかった。少し一人でいようとしたら、家出と間違われたようです」


 オルウェンが事務的に淡々と話すのは、気を遣われないよう配慮してのことだろう。しかし感情を押し殺すオルウェンの痛みは、私に届いていた。


 大切な人を亡くす覚えがある痛みに、私は確かめるように空を見上げ、強い日差しに目を細める。


 ゼノン領はユグドラシエルの南部に位置し、比較的過ごしやすい温暖な気候で、朝方は涼しい。けれど午後の特に日差しが強い時間帯は、皆家にいて過ごすか、どこかで休んでいる。


「少し暑くなってきましたね。だいぶ歩きましたし、ここら辺で一度休憩を取りましょうか」


 オルウェンがコクリと頷いたのを確認する。


 そうして露店が並ぶ石畳の道を、休憩場所を探しながら歩いていると……段々と通りに人が増えてきた。


「ゼトス様、あの方たちは何を待っているのですか?」


 オルウェンの視線は茶葉を専門とした露店に向けられていた。露店の周りを囲うように人だかりができている。


「そろそろ午後三時のティータイムの時間なので、おそらく紅茶を買いに集まっているのでしょう。ゼノンではこの時間を何より重視していますから」

「紅茶を飲むのがですか?」


 オルウェンが首をかしげる。人魚の世界では、飲み物を楽しむという概念がないのかもしれないと、このとき初めて気づく。


 先日会ったときは、飲み物を勧めて断られていたので、わからなかった。


 人魚の住むの世界は、言うなれば喉の渇きとは縁のない場所である。


 知識として、陸の生き物が飲み物を楽しむのは知っているのだろう。しかしその概念が、人魚にはわからないのかもしれない。


「人間の世界では飲み物は朝夕晩とご飯を食べるのと同じで、生きるために必要なものです。ですがそれ以外にも、心を満たすために好んで飲んだりする。それは人間にとって普通の概念であり、この国では午後三時に紅茶を飲むのは習慣なんです」

「そうですか。私たち人魚の世界では、飲み物として認識したものを口にする機会はないのですが……」


 そうこうしているうちに午後三時の鐘が鳴り、露店に一斉に多種多様な紅茶が次々並び始めるのを、待っていた人々が競って注文していく。


「私もその概念を知りたい。そう思います」

「光栄ですよ。王子様」


 活気ある景色を共に眺めながら、私たちも近くの大きな樹木の木陰で小休憩することにした。


 護衛の兵士に金の入った小袋を渡し、全員分買ってくるよう頼む。


 私が買ってくるよう頼んだのは、温かくても冷たくても美味しい飲み物で。ゼノン固有の甘い果実「黄金の実ゴルグ」に蜂蜜とミルクと紅茶を混ぜて少量のスパイスを入れた「甘い時間エルナト」という名の飲み物だ。疲れたときは特に効き、体に優しい味がする。


 護衛の兵士たちの分を三つに、人魚の護衛分を二つ、私とオルウェンとリーバの分で合計八つになる。


 人だかりができてはいたが、いつものことだ。はけるのも早い。


 頼んでから十分程で、兵士たちが甘い時間エルナトを抱えて戻ってきた。


 まず私とオルウェンが先に受け取ると、兵士たちから各々、甘い時間エルナトを受け取っていく。


 人間には温かい飲み物を、人魚たちには冷たい飲み物を。


 そしてリーバには散歩している間にオヤツをたくさん買ってやったので、薄味のミルクを用意させた。


 ミルクにもたくさん種類があって、味が濃いものから普通のもの、薄めのもの。ほんのり果実の風味がするものなど、貿易が盛んなゼノンでは食へのこだわりが強く、豊富な種類の食材や調味料が揃っている。


 それぞれ思い思いの姿勢で小休憩に入り、辺りにのんびりとした空気が流れ始めた。


 天気の良い日に木陰を流れる風は心地いい。甘い時間エルナトを手に、私も木陰に佇んでいたが、しばらくして木の幹に寄りかかる。


 木に背中を預けていると、同じく甘い時間エルナトを手に佇んでいたオルウェンが隣にやってくる。少し懐かれたようだ。


「昔、私も大切な人を失ったときに、ある人から甘い時間エルナトを勧められました」


 顔を真っ直ぐに、目前で賑わっている街商に向けながら話す。


 それからチラリと隣へ目を向けると、驚いたようにオルウェンは目をみはる。


「だから保証します。疲れているときには特に効きますよ」


 片目をつぶって砕けた調子で言うと、オルウェンは切なの表情を帯びながら、小さく微笑んだ。


「……ありがとうございます」


 オルウェンが一口、甘い時間エルナトを口に含むのを確認して私は前を向く。やがて「美味しい……」と呟きが聞こえてくる。


 甘い時間エルナトを飲み終えると、どこかホッとしたような顔つきで、オルウェンが告げた。


「では、私からは後ほど『人魚の涙』を届けさせます」


 観光が終わったら人魚の涙を渡すと約束した通りだ。受諾は、散歩が終わるのを意味している。


「ありがとうございます……あの、王子様。またラナをお借りすることは可能でしょうか?」

「何故ですか?」


 ラナという名前が聞こえたらしい。リーバが私の隣にやってきた。


 気がききすぎるのは経験が足りないからで、リーバはとても賢い。昨晩一緒にいた黒猫の名前も、私が呼ぶのを聞いて覚えてしまったらしい。


「水晶球が直ったら、ご報告したいのです。それに、この子がラナに会いたがっているので」


 朝起きたらラナがいなくて、リーバは今朝、城内をあちこち探し回っていた。


 お座りして、今は「キューン」と悲しそうな顔をしている。


「わかりました。では『人魚の涙』はラナに持っていかせましょう。水晶球が直るまで城で待つようラナに話しておきます」

「感謝します」

「ではこれで……」

「はい、これで」


 別れを惜しむように握手をして、互いに視線を交わす。


 それぞれの護衛を引き連れて、背を向ける。私は城へ。オルウェンは海へ。反対の方向へ向かって歩きだす。──が、ふと私は足を止めて、顔だけ振り返る。


「王子様、気持ちをまた落ち着けたいときは、いつでもいらしてください。歓迎します。そのときはまた、甘い時間エルナトを用意しましょう」


 呼び止められたオルウェンは振り返り、「はい」と爽やかに微笑んだ。





 城に戻ったとき、正面扉を開けると、丁度外出しようとしていたイエルがいた。その後方には団員たちが付いている。


「おかえり」

「ただいま」


 鉢合わせに、けれどイエルに驚いた様子はない。


 それもそのはず。


 リーバは祝祭がよっぽど楽しかったのだろう。はしゃぎすぎて疲れ切る前に、私が先に城へ帰らせた。


 だからイエルは、私がそろそろ戻ってくると知っていた。


「これから巡回?」

「ああ、それと祝祭の視察も兼ねている。夜間警備を見て回るから、今日は遅くまで戻らない」

「わかった。じゃあ王子様との交流については、また明日報告するよ」

「そうか」


 あっさりとした会話が終わる寸前、イエルが思い出したように口を開く。


「そういえば、お前よりリーバの方が報告に来るのが早かったぞ」

「え? どういうこと?」

「つい先刻、リーバは俺の部屋に来た。お前からどれだけ菓子を買ってもらったかを、毛玉から全部出してお披露目したと思ったら、いきなり床に倒れて寝た。いびきを掻いて寝ていたから、そのまま置いてきたぞ。お陰で部屋中、甘ったるい匂いが充満している。あと床掃除が入ったくらいだが、後で引き取りに来てくれるか?」

「……ごめん。わかった。すぐ引き取りにいくよ。それじゃあいってらっしゃい」

「いってくる」


 リーバに先に城へ戻るよう告げると、全速力の猛ダッシュで帰っていった。


 風を切って走り去る毛玉を見送りながら、何故あんなに全力で? と思っていたが、これが目的だったようだ。


 リーバはイエルに自慢したかったらしい。


 イエルを見送ると、いったいどれだけ部屋にオヤツを撒き散らしたのか気になってすぐ見にいった。





 イエルの部屋へ迎えに行くと、リーバはオヤツの山の上でひっくり返り、口を開けていびきをかきながら眠っていた。


 なるほど、これは動かせないはずだ。


 この状況を目の当たりにしたイエルを想像し、やってしまったと思わず目を隠すように片手で覆う。


 リーバは焼き菓子の一つを、大切な宝物のように抱えて寝ていた。今日最初に与えたオヤツだ。


 よっぽど散歩が楽しかったらしい。笑顔全開で寝ているのを、起きないよう私は丁寧に抱き上げ、回収する。


 何にしても、幸せそうでなによりだ。


 その後、私はオウルを呼び出し「人魚の涙」を幼なじみのキルクに届けるよう預けた。


 夕食を取り、風呂に入り、一息ついたところでオウルがキルクの伝言を預かり戻る。


 水晶球の修復には、早くても一週間はかかるそうだ。


 今日を含めず、祝祭九日目から数えるとして、祝祭十五日目が丁度一週間目となる。早くてもその翌日の祝祭十六日目まで待たなければならない。


 いつも使っていた水晶球は、ホルスト家に代々伝わる宝で、それこそ国宝級の品である。時間がかかるのは仕方ない。


 水晶球による遠見は、部屋にこもりがちな私の目の代わりになっていた。風邪も治って時間もできた私には、外の世界を知る重要なツールであり、必要不可欠なものだ。


 修復が終わるまでの間、宝物庫にある予備の水晶球で遠見を試すことにした。国宝級に比べ、性能に満足できないのは目に見えているけれど、無いよりは幾分かましだろう。


 ここまでが祝祭八日目の就寝前にあった出来事であり、ちなみにイエルの部屋でリーバが撒き散らかしたオヤツは全て使用人たちにまとめさせ、翌日当人に返した。

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