第3話

「お願いです!私たちを助けてください!!!」


いつも通り、ライスパークのパーティー募集系の公園であたしたちは待ち合わせをしていたら、金髪ポニーテールのお姉さんが助けを求めていたにゃ

あたしたちはその緊急の依頼を引き入れた。


「私は咲夜と申します!私たちの宝玉を何者かに奪われてしまいました。24時間以内に取り返さないと・・・」


咲夜たちは魔法少女。宝玉は魂の宝石(ソウルジェム)とも呼ばれ、それぞれの属性の力を持つ力の源。

常に身に着けていなきゃいけないもので、近くにないと力を発揮できないどころか、24時間以上離れている場合、死んでしまうらしい。


「きっと、力の弱い精霊さんが奪ったのでしょう。宝玉の力を得て強くなって見返したいとか思ったんだと思いますわ」


「でも、実質人殺しになるようなことをするなんて、ひどすぎると思うのです」


「それでも、弱い中細々生きるのが嫌な精霊も中にはいるかもしれませんわね、とはいえ、咲夜さんたちが死ぬのはかわいそうなので、取り返しにいきましょう!」


というわけで、魔法少女の咲夜たちの宝玉を取り返しに、犯人捜しをすることになったあたしたち。

人々に聞き込みをしながら、犯人たちの出所が大体わかったにゃ


というわけで、犯人のアジトへと向かっていく!


「ここは通さないよ!僕たちは強くなって見返したいんだ!」


風の精霊・シルフが襲い掛かってきた!

弱小精霊たちはやっぱり、強くなりたくて宝玉を奪ったらしい。


「宝玉無しでも頑張って強くなればいいにゃ!」


「いやいやいや!弱い中我慢したくないんだ~~~!!!!」


シルフは竜巻を放った。あたしは楽器を鳴らして、音でその竜巻をかき消した。


「宝玉は魔法少女たちにとって大切な物ですわ。それがないと魔法少女たちは死んでしまいます」


「えっ!死んでしまうの?????知らなかった!!!!!と言っても、僕たち弱い中我慢し続けたくないんだよね!!!!!!!返すわけにはいかないよっ!」


シルフは発狂した。あたしたちに強力な竜巻を放ちまくって攻撃してきた。

あたしたちは力を合わせて竜巻を封じて、シルフを倒して、正気を戻した。


「強くなりたかったのは本当だよ、でも人殺しになるなんて知らなかったよ。宝玉の力でシャイターンが大魔王・サタンを呼び出す儀式をしてるよ。止めて!」


シルフは強くなりたい心を他の精霊のシャイターンに唆されていただけだったにゃ

シャイターンは宝玉の力で大魔王・サタンを呼びだす儀式をしているらしい。

サタンは世界を滅びしかけたという恐ろしい大魔王。


それが現れたら、咲夜さんの命どころか、この世界がヤバいかもしれない。

とめにゃか!!!!


あたしたちはシャイターンの住むアジトへと向かった!


「もうすぐ・・・もうすぐ大魔王・サタンを呼び出せる・・・」


炎の宝玉、水の宝玉、風の宝玉、光の宝玉、闇の宝玉。5つの宝玉が五芒星の魔法陣になるように建てられて、精霊・シャイターンは儀式を行っていた。


シャイターンを倒して儀式を止めなきゃ!

あたしたちはシャイターンを倒して、儀式を止めた。


シャイターンはあまり強くなかった。悪魔の世界に住む大魔王・サタンの声を聞いてしまって、この世界にサタンを呼び出す儀式をするために、仲間の精霊・シルフに心巧みに操って、共犯して、宝玉の力でサタンを呼び出そうとしてたらしい。


宝玉を取り返して、帰還したにゃ


「宝玉を取り返してくれてありがとうございますっ!」


黄色い体を持つ首の長い動物に乗ってる咲夜さんに5つの宝玉を渡して、依頼達成。

咲夜は自分と仲間たちに宝玉(魂の宝石)を手渡しして、タイムリミットまでギリギリだったけど、助かる事ができたみたい。よかったよかったにゃ!




しかし、悪魔たちの侵攻に関しては完全に防げたわけではなかったにゃ

シャイターンの儀式によって、この世界と悪魔たちの世界への境界にヒビが入っていた・・・

これから、何日かたったら悪魔に侵攻されるかもしれない・・・

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