第10話、未来、科学少女、愛&愛美
未来、科学少女、愛&愛美、、10話
いなくなったペット、救出作戦、、
研究室の、テーブル席の上に、タイムボックスは現れた、、タイムボックスの中から球体は出てくると、テーブルの上に降りた、、
愛美は、メガネのスイッチを切ると、、「球体ちゃん、ご苦労様、、愛、、これで未来は変わらないはずよ、、」、、愛が、、「愛美、、何か忘れてない、、」、「えっ、、ちゃんとおじいちゃんに、設計図は渡したよ、、」、、「バカ、、由紀ちゃんのフランス人形は、、まだ、タイムカプセルを、掘り起こしてないでしょう、、梓が戻って来る前に、行かないと、、」、、「あっ、、忘れていたわ、、球体ちゃんもう一仕事だよ、、」
愛美は、また、アバターセットのメガネを、かけると、スイッチを入れた、、球体は淡く輝き、、浮いた、「さあ、、由紀ちゃんのフランス人形を掘り起こしに行くぞー、、」
球体は研究室の壁を抜けて、、高速で飛ぶと
昔、由紀が住んでいた都市の、タイムカプセルを、埋めた場所に向かった、、数分で着くと、、周りを確認して球体はアバター愛美に変身した、、「ええと、、確かこの木陰ね、GPS発信もここであっているわ、、」
アバター愛美は、重力変換リングをレベル2にして、地面を軽く触ると、穴が開き、タイムカプセルが見えた、、「あっ、タイムカプセルがあったよ、、愛、転移装置で、移動させて、、」、、空間モニター画面で、見ていた愛は、、転移装置の照準をタイムカプセルに合わせると、発動させた、、タイムカプセルは消えると、研究室の転移装置の台座に現れた、、愛はタイムカプセルを開け、中身を確認すると、、「よし、、フランス人形が、あったわ、、当時のままの状態だわ、、愛美、、任務完了だよ、帰って来て、、」
「りょ、、なのだ、、」、、アバター愛美はまた、球体に戻ると、高速で飛ぶと研究室に戻った、、
「愛美ちゃん、、無事、帰還しました、、」
、、、「、、バカ、、帰還したのは球体でしょう、、」、、愛美はメガネを外し、テーブルの上の球体に駆け寄ると、「球体ちゃん、お帰り、、ご苦労様だよ、、、」
愛美は、テーブルの上に置いてあった、フランス人形を見ると、、「おお、、フランス人形も無事、帰還だね、、由紀ちゃんが喜んでくれたら良いな、、」、、その時、梓が戻って来た、、、
梓は、テーブルの上のフランス人形に気がつき、、、「あっ、、愛、愛美、タイムカプセルを、掘り起こしたのね、、お母さんがちょうど買い物に行ってたから、遅くなったわ、、ごめんね、、、」、、愛美は「あっ、梓、、大丈夫だよ、、用事があったから」
「ええと、、、用事、、何、、」、愛はごまかす様に、、「梓、、早く、フランス人形を由紀ちゃんに届けてあげたら、、」
「そうね、、わかったわ、、じゃあ、、愛、愛美、ありがとうね、、、」、、梓はフランス人形を抱えて、研究室から出て行った
それから2日後の夕食どき、、全員で、亜土夢が作った、シチューを食べていた時に、、凜が、、「あっ、、愛、、愛美、、由紀ちゃんがこの間はありがとうって言ってたよ」
「えっ、、、あっ、、、うん、、」
亜土夢は、凜に、、「えっ、、由紀さんに、愛と愛美が何かをしてあげたのか、、」
、、「うん、、何か、無くした、大事なフランス人形を3Dコピーで再現したそうよ」
「そうなの、、愛と愛美の趣味の科学が役に立ったんだね、、良かったね、、」、、と、この様に、亜土夢は自分の娘達が、世界的にも有名な科学者だとは知らない、、、
凜は不思議そうに、、「でも、由紀ちゃんが不思議ねって、言ってたよ、、渡した写真に写っていなかった、、フランス人形の背中に由紀と書いたサインまでコピーされていたって、、まるで無くした本物が戻って来たみただわって、言ってたよ、、」
愛は必死にごまかそうとして、、「あっ、、それは、、たぶん、小学生だったら、そう、するかと思って愛美が書いたのよ」、、「えっ、書いてないよ、」、「愛美、、」、「あっ、、書いたかも、、、」、、、
鋭いのかボケているのかわからない、凜ちゃんお母さんが、また話し始めた、、
「あっ、そう言えば、亜土夢、覚えている、、凜がラブリーお姉ちゃんと初めて会った時に、葵のお姉ちゃんが凜達に話してくれた夢の話し、、」、、「ええと、、、どんな話しかな、、凜ちゃんは凄く記憶力が良いから、、」
凜は思い出すように話し始めた、、「ほら、20年ぐらい前に、葵のお姉ちゃんのお屋敷で聞いた夢の話しよ、、予知夢で現実になった話し、、亜土夢と凜は結婚して双子の女の子を産むって、、名前は愛と愛美だって」
亜土夢は思い出すように、「あっ、そうだね、、本当になって、良かったよ、、こんなかわいい女の子が生まれて、、まあ、後付けで葵さんが愛と愛美と名付けたけどね」
「でも夢の話しだと、未来から来た女の子が愛美だと名乗ったって言わなかったかしら、その子が色々教えてくれたと、、」
「まあ、、タイムマシンでもないと、そんな事は出来ないよ、、今でもおじいちゃんが、作ったと言うあれは動かないからね、、」
凜ちゃんお母さんは愛美の顔を見ると、、「愛美、、まさかあなたじゃないよね、」
「バカバカしい、、そんなわけ無いでしょう、、タイムマシンも無いのに」、と、愛美はごまかした、、、愛も、、「もう、くだらないわよ、、おじいちゃんが、作ったタイムマシンも未完成でしょう、、葵のおばちゃんさえ解明出来ないのよ、、」、亜土夢も、「まあ、葵さんが見た、夢の話しだから、」
「そうなの、、、まあ良いわ、、夢が叶ったから、、大好きな亜土夢と結婚して、亜土夢の子どもを産んで、凜は幸せだよ、、」
亜土夢もニコッと笑って、、「そうだね、、こんなに、かわいい女の子が産まれたからね、、良かったよ、、」、、、愛と愛美は、「わあ~、、パパが愛美の事をかわいいって、、」、、「愛美、、愛の事をかわいいって言ってたのよ」、、「女の子達ね、2人ともかわいいよ、、」、と、言い直した、、、亜土夢は大変である、、「双子だから、かわいさは同じなのに、、言葉は選ばないとダメだな、、」
愛と愛美の新たな発明品、、
その週の土曜日、、、
愛と愛美は、また朝から研究室にいた、、、
「さてと、また、依頼が来ないうちに、新しい発明をするぞ、、愛は、何を作るの、、」
「ええと、ね、、私達の依頼って、物探しとか多いじゃない、、GPSや、思念探知機に頼らなくても良い様に、、探せる装置を作るわ、、衛星みたいに打ち上げて広範囲で探せる簡易的な物よ、、」、「そんな、大がかりな簡易的な物って、、おかしな発想よ、、」
愛は、少し不満そうに、、「じゃあ、、愛美は何を作るの、、」、愛美は自信満々に、、「ええと、ね、、、ほら、以前、梓に、葵のおばちゃんが作ったアバターセット、、あれの簡易的な物を作ってあげるって言ったじゃない、、それを作るわ、、」
「えっ、、、作れるの、、」、「あっ、、もっと簡単なやつよ、、小動物にしかならない様にしないと、由紀ちゃんには内緒だから、、、そうだ、、ネコちゃんが良いよ」
「アバターでネコになるの、、、」
「そうだよ、、由紀ちゃんには、ネコ型ロボットって言えば飼えるでしょう、、アバターメガネをかけると、ネコちゃんの目線が見えるんだよ、、あっ、、家もペットがいないから2つ、作るよ、、凜ちゃんお母さんネコ好きだから、、喜ぶよ、、」、「ロボットだけどね、、、まあ、良いわ、じゃあ、始める前に、葵におばちゃんに部品をもらわないと、、」、、2人は葵のおばちゃんの研究ラボに向かった、、、
葵のおばちゃんの研究ラボ、、
ここは、相変わらず厳重な警備で、愛と愛美は、大勢の警察官の前を抜け、、認証システムで、ゲートを開けて研究ラボに入った、、
広大な研究ラボの中央にある、葵のおばちゃん研究室の認証システムを通ると、、研究室の奥の会議室で葵のおばちゃんや、AIアンドロイド中央局の捜査官、警察の上層部が会議をしていた、、、愛と愛美が、葵のおばちゃんを呼び出して、、「葵のおばちゃん、、何かあったの、、」、「そうよ、、今はまだ、ニュースにはなって、いないけど、、動物達を使って、科学の力で、半分アンドロイド化にして、、兵器として販売しようとしている地下組織がいるみたいなの、ロボットタイプやアンドロイドタイプじゃ怪しまれるでしょうだから、本物を改造して作るのよ、、最近、野良犬や野良猫はいないから、ペットが狙われているみたいよ」、と、葵が言うと、
愛美は怒って、、、「えっ、、、酷いよ、、かわいそうだよ、、ネコちゃん大好きなのに、、ゆるせないよ、、」、「まあ、、今、捜査官達が探しているから警戒しているみたいよ、、私にも発明品で調べてくれと依頼が来たの、、で、愛達は何の用なの、、」、愛はニコッと笑って、、、「葵のおばちゃん、また、発明よ、、部品をもらいたいのよ、良いかな、、」、、「そう、、良いわよ、、忙しいから、勝手に持って行って、」、そう言うと、葵は、会議に戻った、、
愛と愛美は、隣の、部品倉庫から、、部品をもらい、、運搬ロボットに自分達の研究室まで運んでもらった、、、
「さてと、、始めますか、、愛美、やるわよ、、、」、、「うん、、ネコちゃん、、今作るからね、、待っててね、」、「ロボットでしょう、、、」、、作業が始まると、会話もなく、、凜ちゃんお母さんが、ランチにとハンバーガーとジュースをテーブルに置いたが食事にも手をつけず、、、夕方になり、ようやく作業を終えた、、、
「ああ、、疲れた、、明日の日曜日、梓に来てもらって、、始動して、、試すわ、、」
愛も、、「じゃあ、、私も、明日、この装置の衛星を打ち上げるわよ、、小さいから、他の国の衛星の邪魔にもならないし、、ステルスモードで、、見つける事も出来ないわよ」
「愛、、本当にその発明も、、悪者が使ったら大変な事になるわよ、、」、「あら、愛美の発明も、スパイ活動に使われたら、大変な事になるでしょう、、」、、と、自分達の発明品は、世に出回る事は無いと思った、、
次の日の日曜日、、、昨日、愛美は梓に電話で話していたので、、梓は朝早くに、愛美達がいる、研究室に来た、、、
「ねえ、、愛美、、本当に、、あの、アバターセットの動物バージョンが出来たって」「うん、、もう、出来てるよ、ほら、、」、梓は、テーブルの上のアバターセットを見て、、「えっ、これなの、、、確かに愛美がいつもかけてる、アバターセットのメガネよね、、球体もあるけど、、」、「少し簡易的な物で、、動物しかなれないけど、、ずっと自動で動物の状態でいられるから、ロボットのペットとして、由紀ちゃん達には言えば良いんじゃなない、、ほら、、見た目はロボットタイプの犬や猫に見えるから、、でも、アバターセットのメガネをかけると、、梓も、そのアバターの目線が見えるわよ、、、」
梓は、驚き、、「じゃあ、愛美が体験した様に、、私も、この、アバターセットのメガネをかけたら、、この、球体の目線で、家にいながら、外の風景が見れるの、、」
「そうだよ、、梓、、リアルだよ、、勘違いするぐらい、、不思議な擬似体験出来るよ」
梓は、喜び、、「うん、、今夜にでも試してみたいわ、、、」、、「梓、、由紀ちゃん達には、動物型、ロボットだと言ってね、、アバターとは言わないで、、」
梓は不思議そうに、、「ええと、、愛美、あそこにもう1個あるけど、、何、、、、」
「ええと、、、あれは、、愛美のペット、ネコちゃんだよ、アバターネコちゃんにするの、、凜ちゃんお母さんもネコちゃん好きだし、、どうせなら、2個作ったから、、梓はネコちゃんじゃ無くても良いんだよ、、愛美はネコちゃんが好きだからネコちゃんにするけど、、」、、梓は、、「そうなの、、家は、お母さんが、犬が好きらしいから、ワンちゃんにしようかな、、、」
愛は、、何でも良いと思った、「私は、特に無いから、、何でも良いわよ、このくだり、ええと、、、梓、、、アバターワンちゃんにして、家に帰った方が良いよ、、球体が、犬に変身したら、由紀ちゃん達が驚くから」、「うん、、あっ、愛美、アバターワンちゃんは、途中で球体に戻らないの、、お母さんや、お父さんに見られたら大変だよ、、」、「あっ、梓、、大丈夫だよ、、梓が命令しない限り、、現状維持するから、、、アバターセットのメガネをかけて、スイッチを押したら、、梓の思いどおりになるからね、、それまでは普通のロボットタイプのペットと同じだよ、、、よろしくね、、」
「うん、、かわいがるよ、、ああ、、うれしい、、私も愛美と同じ様に擬似体験出来るのね、、、行きたい所がいっぱいあるのよね」
「梓、、、移動は球体で、ステレスモードでね、、ワンちゃんが空を飛んだら、、大事件だよ、、、」、「あっ、、、そうね、、注意するわよ、、ああ、、楽しみだわ、、」
梓は、アバターセットで球体をトイプードルに変えて、アバターワンちゃんを抱えて、研究室を出て行った、、、
愛が起こなった、、打ち上げ実験、、
梓が、帰ると愛は超小型のロケット衛星を発射する準備をした、、研究室のベランダに出ると、、「よし、、ロケット衛星を打ち上げるには良い天気ね、、さあ、大気圏を突破して、、ちゃんと起動に載って、ある程度の範囲を捜索圏内にするわよ、、」、、と、言うとロケット衛星を打ち上げた、、
超小型のロケット衛星は、音もなく上空に向かって飛んで行った、、超小型ロケット衛星は、ステレスモードで飛ぶため、誰にも見られず、また、他のレーダーに映る事もなく、大気圏を突破した、、愛と愛美はその様子を空間モニターで見ていた、、「愛、、本当にこれは国の事業として、やる事じゃない、勝手な事して、大丈夫かな、、」、愛はニコッと笑って、、「だから、誰にも知られ無い様にステレスモードで飛んでいるのよ、、センサーがついてるし、他の衛星の邪魔にもならないから良いでしょう、、」
2人は、しばらく、空間モニターの画面で、超小型ロケット衛星の多方面カメラに映る宇宙を見ていた、、すると、愛美が、、「ねえ、愛、、もしかしてだけど、アバターセットだと、宇宙にも行けるんじゃない、、耐久性もあるし、空気もいらないし、、太陽系のいろんな惑星にいけるよ、、宇宙を駆け巡る、、宇宙少女、アバター愛美の冒険だよ」
愛は呆れて、、「愛美、、女の子が宇宙で宇宙服も着ないで飛んでいたらニュースになるわよ、、宇宙ステーションだって、衛星にだって見つかるわよ、、アバター愛美だと、ステレスモードになれないでしょう、球体ならまだしも、、、」、、「えー、球体じゃつまんないよ、、宇宙少女、アバター愛美の勇姿が見たいもの、」、と、愛美は不満そうに、言った、、、愛は、「どうせ、あなたの目線しか空間モニター画面には映らないのよ、勇姿だなんて、言っても、」、「あら、空間スマホ付き多機能ドローン撮影すれば良いのよ、、」
愛は更に、、「あなた、、いろんな惑星も行きたいと、言ったけど、光速で飛んでも、どれだけ年数かかるのよ、、」、、「あら、愛、ワープモードで行けば一瞬よ、、」
「アバターセットにワープモードなんて無いからね、、バカバカしい、、」、「うん、、改良するか、、」、「、、、無理よ、、」
「無理じゃないよ、、未来科学少女、愛&愛美に不可能は無いのよ、、」、、「お願い、もう、それを言うのやめて、、私達、、もう18歳なのよ、小学生じゃないのよ、、ああもう、、やらないといけない事を忘れるところだよ、、、」
愛は、、新しい装置の準備をした、、、「ええと、正常に動くか、1回試してみるわ、あっ、そうだ、まずは、梓にあげた、アバターワンちゃんの特徴をインプットして広範囲ピンポイント探査機を起動するよ、、」
愛が打ち上げた、衛星は動き始めて、地上を探査した、、それを、空間モニターに映し出した、、「おお、、アバターワンちゃんは今、この地域にいるわ、たぶん梓の家にいるよ、、正常に動いているわ、、データでもっと絞れば、より正確な位置を教えてくれるわね、、」
「やっぱり、愛の発明も、、悪者に渡ったら、大変な事になるわね、、」、、「失礼ね、、愛美の発明の方が、もっと危険でしょう、、アバターで侵入仕放題じゃない、」、「えっ、、かわいいペットだよ、、」そう言うと、愛美はもう一つの簡易的なアバターセットで球体をネコちゃんにした、、「わあ~思ったとおりのかわいいネコちゃんになったよ」、愛もネコを見ると、、「そうね、、かわいいわね、、これなら凜ちゃんお母さんも好きになるわよ、、」
愛美はさっそく、ネコちゃんを連れてリビングに向かった、、リビングでは、亜土夢と凜ちゃんお母さんが、テレビを見ていた、、
愛と愛美はさっそくネコちゃんを凜ちゃんお母さんに見せた、、凜ちゃんお母さんはニコッと笑って、、「わあ~かわいい、ネコちゃんだよ、大きなネコちゃんだね血統書付きなの、愛美、拾って来たの、、」
「あのね、凜ちゃんお母さん、今時、野良猫なんていないわよ、、ましてや、雑種じゃないし、、」、「えっ、愛美、買って来たの、、どこにそんなお金があるの、、」
愛と愛美は呆れて、、「これ、ロボットよ、まあ、アンドロイドに近いかな、、」
亜土夢と凜は驚き、、「えー、これ本物じゃないの、、、」、「凄いね、葵さんが作ったのか、、」、、愛と愛美は誤魔化す様に、「えっ、、、うん、、そうよ、、梓はワンちゃんタイプをもらったのよ、、あっ、凜ちゃんお母さん、、ロボットだから、エサをあげないでよ、故障するわよ、わかった」、「うん、、、」
その時、テレビのニュースで昨日、葵のおばちゃんが話していた、、動物を、アンドロイドタイプの、兵器にして世界に販売しようとしている、地下組織の事を話していた、、「えー、かわいそうだよ、、動物をそんな事に利用するなんて、、」
「まあ、最近、開発が進んで、野性の動物はほとんどいないし、、」、すると、愛美が
「パパ、、昨日、葵のおばちゃんが言ってたけど、、野良猫や野良犬がいないから、ペットを誘拐して、アンドロイド化してるらしいよ、、」、、「愛、愛美、そのネコちゃん、本物に見えるから、外には行かせない方が良いよ、、」、、「うん、、、」、「気をつけるわ、、亜土夢お父さん、、」
月曜日、、学校、愛達のクラスの教室、、
休憩時間、、、梓が、愛達に近ずくと、、「愛、愛美、、昨日のワンちゃん、、お母さんは凄く喜んでたよ、、昔飼ってたワンちゃんと似てるって、、」、、愛美が、「そうなの、、由紀ちゃん、喜んでくれたんだ」
「うん、、とてもロボットには見えないって、、私だって本物かって思ったよ、」、、愛美は得意気に、「うんうん、作った甲斐があったよ、、、まあ、、葵のおばちゃんのと違って簡易的だから、最初に設定した1つのタイプにしかなれないからね、、まあ、いろんなワンちゃんになったら、かえって怪しむわね、、」
すると愛が心配そうに、、「あのね、、梓、そのロボットワンちゃん、愛美じゃなく、葵のおばちゃんが作った事にしてね、、私達がそんな物を作ったと亜土夢お父さんが知ったら、変な心配するから、、」、、梓はニコッと笑って、「大丈夫よ、家のお父さんやお母さんにも愛や愛美の事は、全部秘密だから葵のおばちゃんから、もらった事にしておいたわ、」、、愛は安心して、「さすが、梓ね、、良かったわ、、」
すると、周りにいた、クラスメートの女の子達が、、「ねえ、梓、ワンちゃんを飼ったの、、写真とか無いの、、」、「えっ、見せて、、見せて、、」、梓は、空間スマホでワンちゃんの写真を見せたが、誰一人、ロボットだとは思わなかった、、、
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