第9話ー2、未来、科学少女、愛&愛美

愛美のやりたい事、、、





愛は愛美に、、「愛美、、とりあえず任務完了よ、、タイムボックスを出して、、現代に戻って来て、、また、現代でその場所に行って、タイムカプセルを掘り起こさないといけないでしょう、、」、、愛美は、、「愛、、タイムボックスの滞在時間は、どのぐらい残っているの、、」、、愛は困惑して、、「まだ1時間しか経っていないわよ、、なぜ、そんな事を聞くの、、」、、愛美は、、ニコッと笑って、、「この時代で行きたい所が有るのよ、良いでしょう、、」


愛は驚き、、「えっ、、、愛美、、何を言ってるの、、過去に、あまり関わると、未来が変わる恐れがあるのよ、、」、、愛美はまたニコッと笑って、、「愛、、それだよ、、未来が変わらない様に、、するんだよ、、」

愛は困惑して、、「何よ、、わからないわよ、、」、「ほら、、葵のおばちゃんが昨日言ってたでしょう、、古い設計図、、思い出した、、あれって、愛が書いたやつでしょう、、あの、義手を作った装置の、、」

愛も納得して、、「うん、、そうだけど、」

愛美はニコッと笑って、、「愛、、多分だけど、おじいちゃんは愛の設計図をヒントにあの装置を作ったんじゃないの、、タイムマシンもこのタイムボックスの設計図をヒントにしたのよ、、凜ちゃんお母さんを人間にした装置は自分で考えたのかな、、わからないけど、、」、、「それが、どうしたのよ、、」


愛美はニコッと笑って、、「愛、、あの装置が無いと、凜ちゃんお母さんは生まれないのよ、、わかる、、凜ちゃんお母さんがいないと、私達も生まれないのよ、、」、愛ははっとして、、「そう言えばそうだわ、、まずいわね、、」、、「そうでしょう、、だから、、この愛の書いた設計図のコピーをおじいちゃんに届けてあげようと思って、、」

愛は困惑して、、「ねえ、愛美、あなたがその時代のおじいちゃんに会ってハイって、設計図を渡すの、、不審がられるわよ、、」

「大丈夫だよ、球体のステルスモードで、おじいちゃんの研究ラボに侵入して、おじいちゃんが気がつくように置いて来れば良いんだよ、、」、、「気がつかなかったり、設計図が捨てられたらどうするの、、」、、「本当は直接会って、渡した方が良いんだけど、、信じてもらえるかな、、まあ、行ってから考えるよ、、じゃあ、、おじいちゃんの研究ラボに行くよ、、」


アバター愛美は、球体に戻ると、ステルスモードで飛び出して、、高速で、おじいちゃんの研究ラボに向かった、、


佐々木研究ラボ、、、その近くの上空で球体は止まった、、「あれね、、おじいちゃんの研究ラボ、、敷地は同じだけど、現代より小さいわね、、」、、空間モニターで見ていた愛は、、「これが、、昔のおじいちゃんの研究ラボなのか、、ここで、凜ちゃんお母さんが生まれたのね、、何か、複雑な気持ちになるわ、、、あっ、、そう言えばこの時代に、亜土夢お父さんと、葵のおばちゃんはいるのよね、、ええと、、30年前だから、、亜土夢お父さんが、、あっ、17歳だ、、ええと、葵のおばちゃんは、、あっ、私達と同じ、18歳だよ、、ピチピチの女子高生だよ、、見てみたいよ、、」、、愛は、葵のおばちゃんの顔を浮かべた、、


球体で空からおじいちゃん研究ラボを見ていた愛美は、、「さてと、、、どうするかな、ちゃんとおじいちゃんに設計図が渡るよ様にしないと意味が無いわよ、、」、、球体の目線で辺りを見回すと、、1人の女子高生が、おじいちゃんの研究ラボに辺りに向かって、歩いてた、、「よし、、情報収集だよ、、あの女子高生にここらの、情報を聞くか、愛美と同じくらいだから聞きやすいわ、、」





開き直った、愛美の、行動、、、






球体は、その、女子高生の近くに降りて、辺りに他の気配が無いか確認して、、アバター愛美に変身した、、、愛美は、その女子高生に近ずくと、、「あの~、、少し聞きたい事があるんですけど、、」、、女子高生は振り返ると、、「ええと、、、何かしら、、」、「ええと、、、えっ、、、葵のおばちゃん、なの、、」、、愛美は小さな声で呟やいた、「どうかしましたか、、何か探してるの」

愛美は、葵を見て、、「うわ~葵のおばちゃん、、メガネを掛けているけど、、超美人じゃない、、何で、ずっと独身なの、、」

、、と、、思った、、


気を取り直した、愛美は、、「ええと、、この辺にある、、、佐々木研究ラボの事を聞きたいの、、」、、、、葵は、不思議そうに、「えっ、、佐々木研究ラボ、、どうしてあなたが、、その研究ラボを、、」、愛美は、すぐに面倒くさくなり、、「えええ、、、もう良いや、あなた、、佐々木葵さんでしょう」

「えっ、、、どうして、私の名前を、、あなた、、、同じ学校なの、、」、「違うよ、」

「じゃあ、、どうして、、」、


アバター愛美は、葵の近くに行くと、「葵さん、、私の顔に見覚え無いかな、、誰かと似てない、、」、、葵は、、アバター愛美の顔をじっと見て、、、、驚愕した、、「えー、、いとこの、双子に似てるわ、、でも、2人とも、もうこの世には、いないのに、、」、、アバター愛美は、、ニコッと笑って、、「そうよね、、小学校6年生の時、、お母さんに次いで双子の女の子も、、その頃に流行った最悪な第三のウイルス、、流行り病にかかって亡くなったのよね、、」


葵は驚き、、「どうして、あなたがそんな事を、知っているの、、」、「あら、、もっと詳しいわよ、、あなたが、科学者と医学者を目指しているのも、、佐々木研究ラボで、いろんな発明品を、佐々木博士に学んでいるのも、、全部知っているわよ、、葵さん」

空間モニターで見ていた愛は、気が気でしょうがなかった、、「愛美、、どうして、色んな話をしたの、、怪しまれるし、あまり過去に関わると、未来が変わるのよ、、」、研究室にいる、愛美は、「愛、、後で葵のおばちゃんとおじいちゃんの記憶は昨日発明した装置で消すからいいのよ、、あっ、設計図は気がつくように置いてくるけど、、、」、と小さな声で呟いた、、、


葵は不思議な目で、、アバター愛美を見ていた、、「あなた、、、何者なの、」アバター愛美は、、「私は、、愛美だよ、、お姉ちゃんの名前は愛だよ、、」、、葵はまた、、、驚き、、「名前も同じなの、、、私は夢を見ているの、、おかしくなりそう、、」、、、「あら、、この名前、、葵さん、、あなたが付けたのよ、、」、、アバター愛美は、またニコッと笑って言った、、


もう、、、葵は何がなんだかわからなくなった、、、「はあ、、、おかしくなりそう、、愛美さん、、あなた、叔父さんの研究ラボにどんな用事で来たの、、それより、、あなたの名前、、私が付けたの、、ねえ、、まさか、未来から来たなんて言わないでよ、、」

アバター愛美は、ニコッと笑って、、「ピンポン、、当たりだよ、、葵さん、、」、、葵は周りを見て、、、「でも、、タイムマシンの様な装置は見えないけど、、どこにあるのよ、、、」


アバター愛美は、、コンパクト収納ボックスから、タイムボックスを出して見せた、、、

「えっ、、、あなた、、イヤ、、愛美さん、、今、これ、どこから出したの、荷物なんか持っていなかったけど、、」、、アバター愛美は、コンパクト収納ボックスを葵に見せた、、「えー、、こんな小さなコンパクト化粧品みたいな物から、、それより大きなボックスを出したの、、マジックみたいだわ、、」、、葵は、、珍しそうに、コンパクト収納ボックスと、タイムボックスを見ていた、、「ねえ、、この小さな、ボックスがまさか、タイムマシンじゃ無いわよね、、」


愛美はニコッと笑って、、「そうだよ、、タイムボックスって言うのよ、、これで未来から来たのよ、、」、、葵は困惑して、、、、「ねえ、、バカにしてるの、、どうやってこの小さなボックスにあなた、、ええと、愛美さん、、あなたが入れるのよ、、」、アバター愛美は、もう、面倒くさいと、、「こうやるのよ、、」、、アバター愛美は、周りに誰もいないのを確認して、、タイムボックスを地面に置き、、球体に戻るとタイムボックスに入り、すぐに出ると、、またアバター愛美に変身した、、、葵は、驚き、、「えー、あなた、人間なの、、今、おかしな球体になったよね、、」、、「そうよ、、今、私は未来の葵さん、、あなたの、この研究ラボの横のお屋敷の隣の家の研究室にいるわよ、、その横に、愛もいるわ、、ねっ、、愛、見てるよね、、」、、「えっ、、このこの研究ラボの横のお屋敷は叔父さんの家よ、、」

「あはは、、今はそうみたいね、、」






愛と愛美のお母さんは、誰、、





空間モニターで見ていた愛は、、「もう、、ペラペラと話して、、記憶が消えなかったらどうするのよ、、」、、愛美はニコッと笑って葵に、、「ねえ、、これで信じてくれたよね、、、」、、「ええ、、でも、あなた達のお母さんは誰よ、、私じゃ無いよね、、、」

愛美は困惑して、、でも、ハッキリと、、、「あっ、、ごめんなさい、、葵さん、ええと、、まだ未来でもあなた、結婚してないわよ、、残念だけど、、」、、葵はがっかりして、、、「えー、、私はずっと独身なの、、そう言えば、、何年先の未来から来たのよ」


「ええと、、30年先よ、、そこから私は来たのよ、、」、葵は驚き、、「えっ、、30年でそんなに進化したの、、凄いわ、」、愛美は、葵の手を握りしめ、、「葵のおばちゃんじゃなくて、、葵さん、あなたと、佐々木博士のお陰なのよ、、科学や医学が進化したのは、、この私、、アバター愛美も、あなたの発明品なのよ、、」、、「アバター、、あなたは、、仮想人間なの、、確か、30年後に本当の愛美はいるって言ってよね、、」

「そうよ、、これは、アバターで、偽者というか、、まあ、身代わりよね、、研究室の私の意識はここにあるもの、、」


葵は驚き、、「私が、こんな発明をするの、、夢が叶って、科学者や医学に関わることが出来るの、、あっ、根本的な事を忘れるとこだったわよ、、誰よ、あなた達のお母さんは、、」、、「ハッキリと言うと、、佐々木博士は、私達のおじいちゃんよ、、おじいちゃんの娘、凜ちゃんが私達のお母さんよ」


葵は困惑して、、、「待ってよ、、叔父さんに凜ちゃんと言う娘はいないわよ、、、娘の愛と愛美は死んだし、それに、叔母さんもいないのよ」、、「これから、出来るのよ、、葵さん、、」、、葵は困惑して、、、「叔父さん再婚するの、、だって叔母さんや、愛と愛美の事しか考えていないのよ、、、」

「再婚はしないわよ、、」、、「えっ、、じゃあ、叔父さんの娘、、、ええと、凜ちゃんは、何者なの、、、」、、愛美は真剣な顔で、、、「ええと、、、この時代でもAIアンドロイドはいるよね、、」、、「ええ、、かなり進化して、人間の代わりに働いているわよ、、、それが、何の関係なの、、、」


愛美は言いずらそうに、、「信じられないかも知れないけど、、私達のお母さん凜ちゃんは、佐々木博士が作ったAIアンドロイドよ」

葵は困惑して、、、「バカにしてるの、AIアンドロイドに子どもを生む、能力はないわよ、、ロボットから少し進化しただけだものAI機能で、言われた事しか出来ないわよ、」

「私もそう思うわよ、、でも、おじいちゃんが作ったAIアンドロイドが、人間みたいな凜ちゃんお母さんなの、、これは、本当よ、、おじいちゃんがAIアンドロイドの凜ちゃんお母さんを作り、、更に、魔法みたいに、人間になる装置も発明するし、、それを使ってお母さんを人間にしたのは、葵さん、あなたよ、、」


葵は、呆然として、、「えっ、、、叔父さんと私は、そんな、大それた事をするの、、」

愛美はニコッと笑って、、「あっ、おじいちゃんタイムマシンも、人間みたいなパーツで人間そっくりのAIアンドロイドを作る装置も発明するし、、葵さん、あなたも、色んな発明品を開発するわよ、、私達の研究室に、たくさんあるもの、、、」、、「ねえ、、そんなに未来の事話したら変わってしまうんじゃないの、、大丈夫かな、、」


空間モニターで見ていた愛は、、「わあ~、さすが、葵のおばちゃんだわ、、心得てるわよ、、」、、「葵さん、、あなただから、言うわ、、おじいちゃんがそれらの装置を作るためのヒントを持って来たわ、、それから悪いけど、、最後に記憶を消すから、、良いかな、、」、、葵もニコッと笑って、「良いわよ、、未来がわかったら、面白くないし努力もしなくなるわ、、あなた達にも影響があるでしょう、、、」、愛はまた思った、、「葵のおばちゃん大好きだよ、、潔いし、、昔からちゃんとしてるのね、、」





おじいちゃんとの出会い、、





葵は、佐々木博士の研究ラボの扉を、認証システムで開けて、、アバター愛美を敷地に入れてくれた、、2人は、、おじいちゃんがいる、研究ラボの部屋に向かった、、、

「う~ん、やっぱり、愛美達の時代の研究ラボより、小さいわね、、」、、「えっ、30年後もこの研究ラボあるの、、」「うん、、葵さん、、あなたがそこの所長よ、、国の管理下、、科学庁、AIアンドロイド中央局の研究ラボでもあるわよ、、」、「えー、、あんな大きな組織が管理しているの、、」「ええ、葵さん、、あなた、そこの最高顧問なのよ」

葵はびっくりして、、「イヤだ、、もう、聞きたくないよ、、葵、、努力しないと、そうならないのよ、、がんばるのよ、、」


研究ラボの中央の部屋に、葵は向かった、、アバター愛美は、その後をついて行った、「ええと、、愛美さん、、ここが叔父さんの、研究ラボの一番大きな研究室よ、、中に叔父さんがいるはずよ、、」、、葵は認証システムで、ゲートを開けると、、白髪交じりの叔父さんがいた、、、「ああ、、葵か、、学校は終わったのか、、また、、何か閃いたのか、、」、、愛美はおじいちゃんを見て思った、、「わあ~、雰囲気、パパと似ている、、優しそうだよ、、そう言えば女の子は、、お父さんと似てる人と結婚するみたいだから、、凜ちゃんお母さん、それでパパを好きになったの、、」、、空間モニターで見ていた愛は、「バカ、、凜ちゃんお母さんは、おじいちゃんを1回も見てないのよ、、でもおじいちゃん、本当に優しそうだわ、」


佐々木博士は、、「ええと、、、葵、その子は、学校のお友達かい、、こんなところに来てもおもしろくないのに、、科学に興味でもあるのかな、、」、、葵は叔父さんに、、「叔父さん、、この子、誰かと似てない」

佐々木博士は、、アバター愛美の顔をじっと見て、、驚いた、、「えっ、、えっ、、嘘だろう、、亡くなった、愛や愛美に似ている」

アバター愛美は、ニコッと笑って、「こんにちわ、私は、高橋愛美と言います、、ちなみにお姉ちゃんは高橋愛だよ、」、「えっ、、愛に愛美、、、名前も同じじゃないか、、私は夢を見ているのか、、、」、愛美はニコッと笑って、、「おじいちゃん、、、はじめまして、、」


佐々木博士は、、困惑して、、、「えっ、、おじいちゃん、、どう言うことだ、、葵、説明してくれ、、さっぱりわからない、、」

「叔父さん、、この子は多分、愛美ちゃんの生まれ代わりよ、、そうしか思えないもの」


葵は、愛美が話した、今までの話のすべてを佐々木博士に話した、、、


佐々木博士は、驚きながら聞いて、深く溜め息をつき、、、「母さんや、愛、愛美が亡くなって、夢や希望が失くなったが、、そうか、、まだやる事があるのか、、、未来にはおじいちゃんと呼んでくれる孫までいた、、よし、、わかったぞ、、、その、装置を必ず作る、、、」


佐々木博士も、、科学者で、、未来には興味があり、、未来から来たと言う、話しは理解した、、、「私は、、そんなに優れたAIアンドロイドを作ったのか、、その、AIアンドロイドが人間に転換する魔法の様な装置まで、作った、、私は、、タイムマシンを作り、、これから先の医学の発展次第では、お母さん、愛や愛美を助ける事が出来る、そう思っていたが、、、それは、未来を変えてしまうそれでも、、やるつもりだったが、、やはり倫理に逆らう事になる、、それは、愛や愛美が生まれ変わった未来を失くすと言う事になる、、、良かった、、過ちを犯す前で、、」


愛美は、佐々木博士の手を握りしめ、、「おじいちゃん、、お母さんの凜ちゃんを作ってね、、、未来が変わらない様に、、愛美のお願いだよ、、、」、、佐々木博士は嬉しそうに、、、「本当に、、愛美が生き返ったみたいだ、、」、「あっ、、おじいちゃん、、未来のおじいちゃんの研究ラボの隣の、私達の研究室で、愛も、おじいちゃんを見てるわよ、、ねえ、、、愛、、見てるよね、、」


愛美の言葉を、聞いた佐々木博士は、、愛に聞こえるように、、、「そうか、愛、、絶対に、、お前達の母親、、凜を、作るから、、安心してくれ、、」、、愛は涙ながらに、、、「うん、おじいちゃん、、見てるよ、、頑張ってね、、、」、、と、空間モニターで見ていた愛は呟いた、、、


愛美は、、「おじいちゃん、、愛も頑張ってと、言っているよ、、」、、佐々木博士は、、「そうか、、未来と繋がっているのか、、、凄いな、、、私の原動力になりそうだ、、、」






愛美が見せた設計図、、





愛美は、コンパクト収納ボックスの中から、設計図のコピーを机の上に出すと、、佐々木博士と葵に見せた、、「おじいちゃん、葵さん、、これを見て、、愛と愛美が、発明した物よ、、1つはタイムボックスで、、もう1つは、、人間に近いパーツを作る装置よ、」

佐々木博士と、葵はその、設計図を見て驚いた、、「えっ、、、愛美と愛は、まだ高校生なのよね、、こんな高等な発明をしたの、」


愛美は不思議そうに、、「あの、、変な話だけど、、おじいちゃんの発明をヒントに愛が作ったのよ、、おじいちゃんが先か、愛が先かわからないけど、、、とにかく、おじいちゃんが、、凜ちゃんお母さんをもっと大きな装置で作ったの、、後、凜ちゃんお母さんを人間に変えた装置はまだ、私達も解明出来ないから、、それはおじいちゃんが考えて作ったのよ、、」、、「そうか、、タイムマシンの構想は考えていた、、時間はかかるが、タイムマシンは後回しだ、人間みたいなAIアンドロイドを作る装置と、、AIアンドロイドを人間に変えた魔法の様な装置を、必ず作るぞ、、」


愛美は、じっとおじいちゃんの顔を見て、、思った、、「私はこれから起こる、先の話しは全部知ってる、、おじいちゃんが、必ず凜ちゃんお母さんを作る事も、、しかし、凜ちゃんお母さんを起動させる前に亡くなる事も、、凜ちゃんお母さんが盗まれて、周り回って、パパの元に来る事も、、偶然、葵のおばちゃんと出会う事も、、そして葵のおばちゃんがその装置を使って凜ちゃんお母さんを人間に変えた事も、、そして生まれたのが、私と愛と言う事も、全部知ってる、、でも、おじいちゃん達の記憶の中に、未来から来た、私の記憶があったら、未来が変わってしまうわ、、ごめんね、、記憶は消さしてもらうわ、、、」


佐々木博士と葵はテーブル席のソファーに座り、、その設計図を、熱心に見ていた、、、

愛美も反対側に座ると、、「ねえ、、葵さん、おじいちゃん、、私はそろそろ未来に帰るわ、、タイムリミットだから、、葵さんに言ったけど、、未来が変わる恐れがあるから、愛美と会った記憶は消さしてもらうわ、おじいちゃん、寂しいけど、、ごめんね、」


佐々木博士と葵は、、覚悟を決めて、、「そうだな、、未来が変わってしまう恐れがある、、良いぞ、愛美、やってくれ、、」

「おじいちゃん、葵さん、、設計図は置いていくので、、よろしくね、、」

「そうか、、愛美、愛、、お母さんを大事にな、、絶対に作るからな、、」

「愛美さん、、未来の私にもよろしくね」

「うん、、葵のおばちゃん大好きだよ、、あっ、今は女子高生か、、」、、愛美が時計型、記憶消却装置のボタンを押すと、霧の様な物が広がり、佐々木博士と葵はソファーにもたれ掛かり眠った、、


アバター愛美は、タイムボックスを出すと、球体に戻り、タイムボックスの中に入った、そのタイミングで、愛は、タイムボックスを現代に戻した、、、アバター愛美が消えて、5分後に、佐々木博士と葵は目覚めた、「あれ、私は疲れたのか、うたた寝をしたみたいだ、、おい、葵、お前もか、、もう、お家に帰りなさい、、」、葵ははっとして立ち上がった、、「あっ、、私もうたた寝したの、疲れたのかしら、、、変ね、、、、じゃあ、叔父さん帰るわ、、」


葵が帰った後、、佐々木博士はテーブルの上の設計図に気がつき、、、「あれ、私はこんな設計図を書いたかな、、おお、これは、我ながら面白そうな発明だ、、よし、時間をかけても、これを元に、、もう少し改良して、素晴らしいAIアンドロイドが作れる装置を発明するぞ、、そうだ、、亡くなった、愛や愛美を忘れないようにモデルにして、、」

佐々木博士の頭のすみに、、愛美と会った記憶がそう行動を起こさせたのかもしれない、

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