第4話ー2、未来、科学少女、愛&愛美

現代で、、タイムカプセル探し






「メガネを外すと、愛美は、本当に研究室にいるんだと実感するわよ、、本当に、28年前に残されている、気分になったよ、、タイムマシンはやっぱり怖いわね、、葵のおばちゃんの研究ラボにも、本当のタイムマシンがあると言ってたけど、、、」、、と、愛美はしみじみと語った、、、


愛は、、、「それって、私達のおじいちゃんが作ったのよね、、、その内、愛が解明して、動くようにするわよ、、」、、梓はびっくりして、、「えっ、、葵のおばちゃんの所に本物のタイムマシンがあるの、、、そんなのニュースでも聞いた事は無いわよ、、もう、そんな時代なの、、」


愛は、真剣な顔で、、「梓、、この話は他言無用よ、、国の重要機密事項だから、、世間には発表されていないわ、、」


すると、、愛美が、、「愛、、あなたの、アバターセットを貸して、、今から、愛美のアバター球体を救出に行くから、、、」、、梓はまた、びっくりして、、「えっ、、あの、アバターセット、もう1つ有るの、、」


愛は、呆れて、、「愛美、、タイムカプセルは、現代のダム近くに埋めてあるのよ、、あなたのメガネのスイッチを、再始動すれば甦るわよ、、動力は永久らしいから、、」


「あっ、そうか、、離れていても感知するから、、ええと、もう一度メガネをかけてと、、あっ、、真っ暗だ、、」


「、、、、あたりまえよ、、地中のタイムカプセルの中なんだから、、動かして、地上に出て、アバターになれば良いでしょう」


愛美は、球体に命令した、、、「球体ちゃん、お久しぶりです、、地上に出ましょうね、、、」、、、「、、、、10分前に別れたばかりでしょう、、」、、、「あら、球体は28年も待ったのよ、、」


球体は、地中をすり抜けると、地上に出た、、球体は、すぐに、アバターに変身すると、、、「28年ぶりの、、アバター愛美、、参上だよ、、」、、、「10分です、、」


梓は呆れて、、「愛も愛美も、、ふざけていないで、、早く、タイムカプセルを掘り起こしてよ、、、」

アバター愛美は、重力変換リングを発動させ、地面を軽く触ると、大きな穴が開いた、、底の方にはタイムカプセルが見えた


愛美は、、タイムカプセルを拾い上げると、、発信器を外して、、「愛、、転送装置で、タイムカプセルを研究室に、送って、、私は、球体で、高速で戻るから、、」


愛が、、転送装置を起動させると、しばらくして、転送装置の台座の上に、タイムカプセルが、現れた、、、「愛、、やったね、依頼完了よ、、あっ、、ちゃんとロック解除の番号のタグも付いてるから、これなら、伊織のお母さんでも、開けられるわね」、、と、梓はニコッと笑って言った、、


「アバター愛美、、これより帰還します、」


「愛美、、アバターで飛ばないでね、まだ昼間だし、、誰が見てるかわからないのよ」

「え~、、アバター愛美が、飛んでる姿、、超小型、追跡ドローンで撮影しようと思ったのに、、」、、「ダメよ、、」、、「こんな山奥、、誰もいないよ、、」、「ダメよ、」


アバター愛美は、しょうがなく、球体に戻ると、、ステルスモードで高速で飛ぶと、愛達のいる、研究室に戻った、、、


球体が、研究室のテーブルの上の、充電台座の上に戻ると、、愛美はメガネを外し、テーブルの上に置いた、、「いくら、永久動力だと言うけど、、球体ちゃん、、28年間、長いよね、、充電台座の上でゆっくり休んでね、、、」、、愛美は、球体をなでなでしていた、、


すると、梓が、、「愛美、、ここにずっといたけど、、とりあえず、ご苦労様ね、、、今回はいろいろな事があって、大変だったね」


「うん、、本当に時間旅行して、帰れないんじゃないかと思ったよ、、」


「次からは、注意してよね、、アバターだから、良かったけれど、、本人なら、28年経っているのよ、、、愛美はおばさんになっているわよ、、」、、、「ヤダ、、ピチピチの女子高生がいいよ、、」


すると、梓が、呆れて、「でも、愛と愛美がやってる事は、女子高生がする事じゃないわよ、、、恋愛したり、流行りの事をやったり、スポーツに遊び、、全然、やっていないじゃない」


「あっ、、、本当だわ、、」、、愛は、、、「そんなの無駄よ、、研究、発明が命だもの、、、でも、、亜土夢お父さんみたいな人がいたら、、恋愛もありかな、、、」


「愛、、パパは、愛美のものだからね、、絶対、譲らないよ」、、、「あのね、、愛美、亜土夢お父さんみたいな人って、言ったでしょう、亜土夢お父さんと結婚は出来ないでしょう、、親子なんだから、、」


梓は、また、呆れて、、「本当にあなた達は、亜土夢おじさんが、好きね、、まあ、、すごく優しいし、料理は出来るし、、カッコいいし、、家のパパも見習えば良いのに」


「あげないよ、、梓、、」、、「バカ、、そんな事、言ってないじゃない、、


梓は、研究室の永久時計を見て、、「あっ、、、お昼、1時すぎになったわね、、愛、、愛美、、私はこれから伊織のお家に行って、伊織のお母さんにこのタイムカプセルを渡して来るわ、、」


「梓、、お願いね、、早く届けてあげて」


「そうそう、、伊織のお母さんは喜んでくれると思うと、やったかいが、あったよ、、、今回はいろいろあったし、、」


愛は、空間タブレットで運搬ロボットを呼ぶと、、梓に、、「あっ、梓、タイムカプセル、大きいし重いから、小型の運搬ロボットと一緒に行って、帰りは勝手に研究室に、戻るから、、」、、小型の運搬ロボットは、手に軽々と、タイムカプセルを持つと、梓の近くに来た、、


「あら、、運搬ロボットさん、よろしくね」


梓と運搬ロボットは、研究室から出て行った


愛は、装置や道具やアイテムを片づけ始めた、、、「タイムボックスは、もっと改良しないといけないし、、まだまだ、役に立つ発明品を作らないと、、、」


「あっ、そう言えば、昔、未来から来たロボットが、未来の道具をいっぱい持っていたわ、、あれを、参考に、もっと悪者を倒せる物を作らないと、、」、、愛美は、真剣に考えていた、、、


愛は思い出した様に、、「あっ、、そう言えば愛美、、ダメでしょう、、武器は作ったら、、」、、愛美は違うと、、「愛、、あれは、単なる道具よ、、さっきだって穴掘るのに使ったでしょう、、けっこうこれから役に立つかもよ、、、」


愛は、、「愛美、、絶対、人に使ったらダメよ、、レベル10なんて、大きなビルを破壊できると言ってたわよね、、、」


「うん、、触るだけでね、、思い切り叩いたら、巨大地震と同じくらいの被害がでるわよ、、、」、、「あんたは、疫病神なの、、それじゃ、、災害級じゃない」、、「エヘヘ、、それほどでも、、」、、「誉めていないわよ、、」


愛美は、思い出した様に、愛にお願いした、、「愛、、お願いがあります、、」

と、言うと、頭を下げた、、、

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