第6話、未来、科学少女、愛&愛美

未来、科学少女、愛&愛美、、6話、、

またまたAIアンドロイドの悪さなの、、






次の日、、日曜日の朝、、、

愛と愛美は、疲れて、ぐっすり寝ていた、、


部屋にノックの音が、、、「えっ、、、誰」

そこに、凜ちゃんお母さんと梓が入ってきた、、、「愛、、もう、10時よ、、梓ちゃんが来たわよ、、、」、、、「昨日は、大変だったから疲れたのね、、」、、と、梓は、声をかけた、、、


愛は、、「あ~、、絶対起きれる万能目覚ましのセットを忘れたわ、、、愛美、、起きてよ、、、」、、愛美は寝ぼけて、、「、、誰、、夜中に、、、」、、愛は呆れて、、「もう、、10時よ、、病院に行かないと」

愛美も、あわてて起きた、、、


梓が、リビングで待っていたら、、着替えた、愛と愛美が、大きなケースを持った運搬ロボットと来た、、、

「梓、、お待たせ、、病院に行くわよ、」

愛美が、不安そうに、「結花のお姉ちゃん、、気に入ってくれるかな、、心配だよ」


それよりも、梓は、もっと心配していた、、「、、私は、、義手は、本物の人間の腕と変わらないから、大丈夫だと思うけど、、病院の人達に受け入れてもらえるの、、女子高生が作った義手だよ、、心配だわ」


愛はニコッと笑って、、「大丈夫じゃないの、、知らないけど、、」、、、「国の大きな総合病院だよ、、相手にされるの、、」


愛美も、、「まあ、そうなったら強行突破よ、、」、、と、、含みを持った笑いをした


国の大きな総合病院までは、、エスカレーターロードを使えば、ものの30分程度で行ける、、、愛と愛美と梓は、、運搬ロボットと病院の前にいた、、、未来型総合病院はとても大きく、、たくさんの人がいた、、全国から最新医療を受けたくて、集まるため、いろんな乗り物も停まっている、、


愛達は、案内ステーションで受付をした


「ええと、、、一昨日来たから、、確か結花のお姉ちゃんは、2050号室だったわ、、個人部屋で、すごく広いから、、大勢で行っても大丈夫だよ、、、」


受付カウンターの、AIアンドロイドが、受付の手続きをしていたら、、奥の方から、白衣を着た、女の医者らしい人が、あわてて出てきて、、、


「えっ、、あなた達は、、、、ちょっとお待ちください、」、、と、、あわてて、空間スマホで誰かと話をしていた、、、、梓はびっくりして、、「愛、、まずいんじゃない、、大きな運搬ロボットを連れて病院に来たから、不審者だと、思ったのかな、、」


しばらくして、、総合案内ステーションに偉そうなお医者さんが10名ほど現れて、、、愛と愛美に向かって、、深々と頭を下げた


梓はびっくりした、、、中でも、一番偉い総合院長みたいな人が、、愛と愛美に、、「愛医学博士、愛美医学博士、、今日はこの病院にどんなご用で、、前もって言って下さればお迎えに上がったのに、、」


すると愛は、、「あっ、、気にしないで、、知り合いが怪我で入院しているから、私達が作った義手を持って来たの、、」、、院長は驚き、、、、「作った、、ああそうでした、2人とも世界的な科学者でしたね、、あっ、それって、もしかして例の、AIジャイロバイクで右手を失った女性の事ですか」


「そうよ、、最新のAIアンドロイドの義手が嫌らしいから作ってきたのよ、、」


周りの医者達は、興味深く聞いていた、、、

「私達も、、AIジャイロバイクのメーカーから、医療費はいくら出しても良いと言われましたが、、本人がその義手では納得しないので困っていました、、」


すると愛美が、、「あたりまえよ、、女の子だもの、あんなサイボーグみたいな作り物の義手じゃね~梓、、、」、、梓は、呆然としていて愛美の言葉には反応しなかった


「じゃあ、、急いでいるから、またね、、」


すると、院長達は、、「あの、、愛医学博士、愛美医学博士、、あなた達が作った義手を見たいですが、装着するのを見学してもよろしいですか、、その女性の病室は特別室なのでかなり大きいので、邪魔にはならないと思います」


「別に良いけど、、邪魔しないでよ」


医者達は、全員、頭を下げた、、、


梓は、、まだ、驚いていた、、、「梓、、何してるの、、病室に案内して、、、」


梓は我にかえって、、、「あっ、、、うん」







奇跡の、義手、、、





結花のお姉ちゃんの病室、、、


梓達が、病室に入ると、、ベッドの横に、結花とお母さんが座っていた、、、


「あっ、梓、、愛、愛美、来てくれたの」、

結花とお母さんは頭を下げた、、ベッドの上の結花のお姉ちゃんは、心配そうに見ていた


「結花、、義手は出来たみたいよ、、」、結花は、嬉しそうに、、「愛、、愛美、ありがとう、、」、、お母さんはまた、頭を下げた

が、お姉ちゃんだけは、困惑していた


愛達の、後ろに立っていた、医者達を見て、結花とお母さんは驚き、、「ええと、、梓、、このお医者さん達は、、どうしてお姉ちゃんの病室にいるの、、、、」

「ええとね、、、愛と愛美が作った義手を見たいそうよ、、、」、、「えっ、、、科学者と言っても、まだ、女子高生よ、、それを、この国の最先端総合病院の医者が見るって」


梓はこっそりと結花に、、「それが、どうも、、愛と愛美は、、あの人達よりすごいみたいよ、、、」、、結花は驚いた、、


すると、愛が、運搬ロボットの持っている、ケースを受け取ると、、結花のお姉ちゃんのベッドの横に行き、、「さてと、結花のお姉ちゃん、、これからこの義手を試すわよ」、と、ケースを開けると義手を取り出した


義手の外観を見た、、結花のお姉ちゃんはもちろんだが、、周りの全員が驚いた、、医者の一人が、「おい、、あれは、完全に、本物の人間の腕と変わらないじゃないか、」、、みんな騒然としていた、、、


「さあ、、結花のお姉ちゃん、、右手を出して、、」、、、結花のお姉ちゃんが、右手の袖をまくると、、、愛はニコッと笑って、義手を簡単に装着した、、義手の境目がピタッと付くと、、境目がわからなくなった、、


結花のお姉ちゃんが、、「えっ、、、私の無くなった右腕と全く同じよ、、ほら、左手と比べても、、全然変わらないわよ」


義手は、誰が見ても、わからないほどだった


愛はニコッと笑って、、「さてと、、今度は自然に反射的に上手く動くか、、動かしてみて、、普段と同じにね、、、」


結花のお姉ちゃんは、、、義手を動かしてみた、、、「わあー、、以前と同じで、、違和感なく動くわ、、本物の腕みたい、、あっ、触った感じも本物の人間の腕と変わらないわ、、これ、本当に義手なの、、」、、結花のお姉ちゃんは、初めて笑った、、

結花も、お母さんも、周りの医者達も、その精巧さに、驚いていた、、、「えっ、、本当に義手なの、、まるで右手が再生された感じだわ、、」、、と、結花のお母さんは、涙を浮かべて言った、、、


愛と愛美は、結花達にお礼を言われたが、、クラスメートの事だから、あたりまえだと笑って言った、、医者達には、企業秘密と、全てごまかした、、こうして、結花の依頼は一件落着となった、、、


愛達は、、病院から、帰ることにした、、


帰り道、、梓が、、「愛、、愛美、今回は大変だったわね、、ご苦労様です、、」、愛美はニコッと笑って、、「あっ、梓、大丈夫だよ、、、楽しかったし、、久々に、達成感があったから、、、」


愛も、、「そうね、、本当は義手じゃない、再生治療で、本物の人間の部位が出来る未来じゃないと、、ダメね、、」


梓は、、「それも、何か怖いわね、、不老不死に近いわよ、、健康で長生きするのは良いことだけど、、」、、「あら、、若くて、障害を持った人が再生出来るようにするのよ、、けして、倫理には反していないわよ」


「何か、、それって、金持ちだけが長生きしそうね」、、、、愛は、、「別に、お金儲けの為にするわけじゃないのよ、、全員が平等に受けられる未来がきっと来るわよ」


女子高生らしくない、話が続いた、、


家に帰った、、愛と愛美は、少し疲れぎみに


「はあ~、終わった、、もう、依頼はしばらくいらないわ、、、」、、すると愛美が、、「でも、、新しい発明品の、ヒントと意欲が湧くから、良いんじゃない、、」


そんな話をした、2日後、、







また、新たな依頼、、、アイドルの悩み






愛と愛美は、結花から、、お姉ちゃんの状態がどんどん良くなり、来週には退院出来ると聞き、、義手を作って良かったと思った、、


その日の学校からの、帰り道で、梓が、、、

「、、あっ、、愛、、愛美、、また依頼よ、、未来、科学少女、愛&愛美は、好調よ、、、学園内で、大評判よ、、毎日の様に相談があるわよ、、とりあえず、私が厳選して、、緊急な用件から受けているわ、、」


「あのね、、梓、、商売をやっているわけじゃないのよ、、私達は、論文、講演会、講義、、発明、、医学会、、科学会、大学、と依頼がいっぱい来てるのよ、、無理だわ」

、、、と、困惑していた、、


愛美は呑気に、、、「良いじゃない、、私はいろんな体験が出来て歓迎よ、、、、ところで今回の依頼は誰なの、、、」


「ええとね、、、下級生の天野愛梨ちゃんよ、、あの、アイドルをやっている子よ」


愛と愛美は、驚き、、「えっ、、、天野愛梨ちゃんと知り合いなの、、まあ、この女子高、、花園学園は、お嬢様学校で、芸能人がたくさんいるし、かわいい子が多いけど、、あっ、、ストーカーとかの悩みかな、、、、良いわよ、、そんなやつは、Σ破壊爆弾か重力変換リング、レベル10で、痛い目に合わしてあげるわよ、、」、、、愛は呆れて、、「愛美、、それじゃあ、死んじゃうわよ」


梓は、、もっと呆れて、、、「愛、、愛美、、誰もそんな話ししてないじゃない、、とにかく明日の放課後、私達のクラスに来るから、、その時に詳しい依頼内容を聞くわよ、、良いわね、、」


「愛梨ちゃんか、、あの子、かわいいわよね、、凜ちゃんお母さんが、歌番組を良く見るから、たまに出てるよね、、」


梓は呆れて、、、「あのね、、愛、愛美、、あなた達2人は、学園一の美人と言われているのよ、、この女子高はさっきも言ったけど、芸能人が多いのよ、、その中で一番よ、わかっているの、、」、、、愛は興味ないと、、「梓だってかわいいじゃない、、アイドルだってなれるんじゃないの、、」


梓は、、、「私は、裏方が好きなの、、」、「まあ、、3人とも、全然、芸能界には興味が無いのは同じね、、」


動く歩道、、エスカレーターロードに乗るとしばらくして家に着いた、、、「じゃあ、、愛、愛美、また明日ね、、愛梨ちゃんの件はよろしくね、、、」、、「うん、、、」


愛と愛美はセキュリティを解除すると、門を通り、自宅に帰った、、玄関には、相変わらず凜ちゃんお母さんが待っていた、、


「あっ、、愛、、愛美、、お帰りなさい」


「凜ちゃんお母さん、、私達に内緒で、監視カメラでもたくさん設置でもしたの、、毎回このタイミングはおかしいわよ、、」、愛と愛美は、後ろを振り返って、庭や、門からの通路を見たが監視カメラの様な物は見えなかった、、、


「え~、、セキュリティ機能があるから監視カメラ、何かいらないよ、、凜は機械の事、全然わからないもの、、」


愛と愛美は、凜ちゃんお母さんをじっと見つめ、、、「、、、本当は、頭良くて、詳しいくせに、、、葵のおばちゃんが言ってたよ」


「え~、、知らないよ、、さあ、お茶でもしようかな、、」、、と、凜ちゃんお母さんはリビングに向かった、、、



次の日の放課後、、、、


愛と愛美は、梓に言われた様に、自分達のクラスで待機していた、、しばらくすると、、教室のセキュリティゲートを開けて、梓と愛梨が入って来た、、、


「愛、愛美、、お待たせ、、、」


愛梨は、愛達に頭を下げて、、「、愛先輩、愛美先輩、、よろしくお願いいたします」


愛と愛美はニコッと笑って、、「愛梨ちゃん、、、そんなに、固くならなくても良いよ、、、」


4人は椅子に座ると、、、梓が、、「さてと、愛梨ちゃん、、依頼内容を話してくれるかな、、、」


「ええ、、、あの~、、私が芸能活動をやっているのはわかりますか、、」、、すると、愛美が、ニコッと笑って、、「知ってるよ、、家の凜ちゃんお母さんが歌番組で見ているから、、、で、、もしかしたら、、やっぱりストーカーとか、、そんな奴がいたら、こらしめてあげるわよ、、」


愛梨は、キョトンとして、、「えっ、、、違います、、、」、、愛と梓は、、「もう、、愛美、、ちゃんと聞きなさい、、」、、「愛梨ちゃん、ごめんね、、続きを話して」


愛梨は、、、「私が、アイドル活動したら、、お父さんが、小さな芸能事務所をつくって、くれたの、、でも、素人でしょう、、それで、芸能界に詳しい人を採用したのよ、、お父さんの側近で支えてる人はAIアンドロイドなの、芸能通で、お父さんにいろいろとアドバイスしてくれるわ、、」


梓は、、「良かったわね、、素人だと、大変だからね、、で、、何か問題でもあるの」


「私の他にも、4~5人のアイドルを育てて、最初は良かったわ、、でも、最近、そのAIアンドロイド、、川口さんと言うけど、、何か、お父さんに内緒で何かしてるのよ」


「怪しいわね、、会社を私物化してるの、、でも、AIアンドロイドは、そんな機能は無いわよ、、持ってる知識で、言われたとおりに働くだけよ、、、」、、愛梨は、、「この間、空間スマホで話してるのを聞いたのよ」


「えっ、どんな内容なの、、」、愛梨は、「小さな声で聞こえずらかったけど、、もう少しで上手くいく、それで終わりだと言ってたわ、、」、、梓は、、「愛梨ちゃん、お父さんに話したの、、」、、「ええ、、でも、お父さんはそのAIアンドロイド川口さんを信用しているから、、言うことを聞いてくれないの、、私は、大変な事が起きないかと思っているわ、、、あの~、こんな依頼、解決出来きますか、、」

愛美は、椅子から立つと、、「未来、科学少女、愛&愛美に、不可能はないわよ、、お任せなさい、、」、、、「ええと、、愛梨ちゃん、、そう言う事だから、調査して、その、AIアンドロイド川口の、企みを暴くわよ」、「愛梨ちゃん、私達が、明日中に解明して報告するわよ、、」、、、愛と梓は、そう言った、、


愛梨は、深々と頭を下げて、、教室から出て行った、、、





役に立ちそうな発明品、、、






学校からの、帰り道で、、、


「愛美、、家に帰ったら、役に立ちそうな物を作るわよ、、私はもう、構想が出来たわ」

、、、愛美もニコッと笑って、、「あら、愛美だって、もう、どんなのを作るか決めてあるわよ、、、」


「、、、凄いわね、、そんなに簡単に発明品って生まれるものなの、、ねえ、どんな発明品なの、、」、、梓は不思議そうに、2人を見て聞いた、、、


「内緒だよ、、、」、、「梓、、明日のお楽しみよ、、梓、、明日、また10時に研究室に集合よ、、明日は祭日で休みだけど、、愛梨ちゃんは、お仕事だと言ってたから、たぶん、事務所にあのAIアンドロイド川口とか、言う奴はいるから、徹底的に調べるわよ」


梓は、不思議そうに、、、「、、、でも、愛、何か行動を起こさない限り、、解明は出来ないじゃないの、、、何日も、見張ることは出来ないわよ、、私達だって学校があるから、、ずっと休めないわよ、、」


愛と愛美はニコッと笑って、、「梓、、大丈夫だよ、、明日中には、解決するから、、」

、、、「えっ、、、そんな事が可能なの、」


「可能だよ、、、」、、、「そう言う事だから、梓、明日、10時ね、、、」、「うん、わかった、、、」


愛と愛美がセキュリティを解除して、門を開けて自宅に帰ると、、梓も、隣の自宅に帰った、、、「あの、セキュリティ機能も、愛と愛美が、作ったのよね、私も登録されているから、簡単に入れるけど、、家にも作ってもらおうかしら、、、」


家に帰ると、、愛と愛美は、着替えて、さっそく、研究室に向かった、、2人は、すぐに考えたアイテムの設計図と、必要な部品を書き出した、、、「ええと、、、また、葵のおばちゃんの研究ラボに行って、部品を調達しないと、、、」、、、「愛は、何を作るの、、今回の依頼で使いそうな物なの、、」


愛は、ニコッと笑って、、「言わない、、どうせ愛美も言わないんでしょう、、あっ、、あんた、まさか、また武器を作るつもりじゃ無いよね、、ダメよ、、」、、愛美もニコッと笑って、、「今回は作らないよ、、明日のお楽しみよ、、、」


設計図が書き終わると、、必要な部品を書き込んだメモを持ち、、葵のおばちゃんの研究ラボに向かった、、、


隣の、葵のおばちゃんの自宅を抜けて、、さらに先の研究ラボに向かった、、「私達の家から葵のおばちゃんの家を抜けて研究ラボまで、最近エスカレーターロードを設置したから、楽になったけど、、研究ラボまで、1キロもあるのよ、広すぎだよ、、、」


「そうね、、都会の一等地でこれだけ広いって税金が高いわよ、、」、、愛は呆れて、、「バカね、、国が管理してるから、かからないわよ、、、逆に、国から支援金をもらっているでしょう、、私達だって、もらっているし、、だから、好きな科学や医学をやれるのよ、、」


2人は、認証システムを抜けると研究ラボの巨大な建物の中央の葵のおばちゃんの研究室に向かった、、


葵のおばちゃんの研究室、、、


研究室に入ると、、葵のおばちゃんと助手4~5人は、何やら話し合っていた、、


葵のおばちゃんが、愛達に気がつくと、、「あっ、愛、愛美、どうしたの、、」、、「あっ、葵のおばちゃん、また、新しい発明品を作るから、部品をもらいに来たの」


葵のおばちゃんは、、「また、作るのね、、良いわよ、勝手に持って行って、、」、すると、愛が、、「葵のおばちゃん、何かあったの、、、」、、「ええ、、、私は国のAIアンドロイド科学庁、中央局に所属してるでしょう、、」、、「確か今は、最高顧問だったよね、、、で、、」、、「最近、、国に登録されてないAIアンドロイドを使った、詐欺、グループが事件を起こしているのが問題になっているわ、、」


愛と愛美は、はっとした、、が、何も言わなかった、、


「でもね、、普通AIアンドロイドは、言われたとおりに働くだけなのに、、どうやって詐欺の行為をやれるのか、、昔は会社に入社する時は、持ち主とAIアンドロイドが同席して面接をしていたけど、今はAIアンドロイドだけで就職出来るわ、、相手を騙して被害が出た後で忽然として消える手口なのよ」


愛と愛美は不思議そうに、、、「でも、葵のおばちゃん、、面接の時に必ず国の登録書を提示するでしょう、、それで、住所とか、持ち主がわかるんじゃない、、」


葵のおばちゃん険しい顔で、、「偽の登録書よ、、詐欺、グループ達が精巧に作った、、最近の事だから、世間はまだ知らないのよ」


「そうなのね、、大変ね、、」


「愛、愛美、、私達はこれから国のAIアンドロイド科学庁、中央局で対策会議あるから部品は好きなだけ倉庫から持って行って」


「あっ、ありがとう、、じゃあまたね」、、そう言うと愛と愛美は、葵のおばちゃんの研究室の隣の部品倉庫に向かった、、その途中、、、「愛、、葵のおばちゃんのさっきの話し、もしかして今回の依頼と関わっているんじゃない、、」、愛もうなずき、「うん、たぶんそうみたいね、、もし、そうだったら、裏で操ってる犯人を特定するわよ、、」


「ふふふ、、今回の愛美の発明品、すぐに使うことになるかもね、、」、、愛も、、「私もよ、、楽しみだわ、、」


2人は、部品倉庫で必要な部品をたくさん持ち帰った、、、


愛と、愛美は、お風呂に入り、夕食を食べると、、また、遅くまで、研究室に込もって、夜中までアイテムを作った、、、「あっ、、愛美、、もう3時よ、、寝ないと、10時には梓がくるわよ、、」、、「うん、、愛、その、空間スマホみたいな、アイテム何よ」


「愛美だって、、その、、腕時計みたいな物は何なの、、」、、、「教えない、、明日になればわかるわよ、、愛は、、」、、「教えるわけないでしょう、、私も明日のお楽しみよ、、、じゃあ、、完成したならもう寝ましょう、、」、、「うん、、りょ、、だよ」


2人は、部屋に戻ると、、疲れたのか、すぐに眠った、、、

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