第3話未来、科学少女、愛&愛美

未来、科学少女、愛&愛美、、3話、、

海に消えた思い出の品、、、






1時間30分後、、、、家の大きなリビングでくつろいでいる愛と愛美に、、梓から電話が入った、、


「愛、、愛美、、百花も架純も喜んでいたよ、、愛と愛美によろしくだって、、架純は浮気じゃないってホッとしたけど、まさか犯罪組織が関わっていたと聞いて驚いていたよ、、、」、、、梓は、任務完了とホッとした声で話していた、、、


すると、凜ちゃんお母さんが、、「愛、愛美、、結局、梓ちゃんは、何をしに来たの、、ずいぶん長くいたけど、危険な事はしていないよね、、」


「凜ちゃんお母さん、、私達、ずっとお部屋と研究室にいたでしょう、、」、、でも凜ちゃんお母さんは心配そうに、、「愛、愛美、、あなた達の研究室、、恐そうな物が、いっぱいあるじゃない、、凜だって触れないわよ、、お部屋は、たまには掃除するけど」


「え~、、凜ちゃんお母さん、危ないからお掃除しないでって言ったでしょう」、、愛は

不安そうな顔で言った、、、


すると、愛美が、、「ほら、、愛、、愛美が凜ちゃんお母さんが入れない様にセキュリティーシステムを付けた方が良いって言ったでしょう、、、、、、私達の顔認証でロックして、、」


「愛美、、梓もいつも、来るのよ、、」


「梓の顔認証も登録すれば良いのよ」


「あのね、、他の友達や葵のおばちゃんも来るのよ、、」、、「じゃあ、凜ちゃんお母さんだけ拒否するようにするか、、」、それを聞いた凜ちゃんお母さんが、、「愛、愛美、どうして凜をいじめるの、亜土夢に言うからね、、、」


亜土夢お父さんと言う言葉を聞いて、愛と愛美は、まずいと思い、、愛美が、、「愛、、ダメよ、そんな事やったら、凜ちゃんお母さんをいじめたら、、パパに嫌われるでしょう」、、それを聞いた愛が、、「その話したの愛美でしょう、、愛は関係ないわよ、、亜土夢お父さんに嫌われる事は絶対しないわ、、、」


凜は、、ニコッと笑っていた、、「そうよ、凜にいじわるすると、亜土夢に嫌われるからね、、、」


「凜ちゃんお母さん、、絶対にパパに言わないでよ、、」、、「愛美が悪いのよ、、亜土夢お父さんに嫌われるでしょう、、」


帰宅途中の、亜土夢は、くしゃみをしていた、、、「えっ、、、風邪、、花粉症かな、それとも、、、誰か、俺の噂をしているのか、、」


亜土夢は、帰宅すると、凜が大好きなハンバーグを作り、全員で食べた、、


「愛、愛美、、今日は何したのかな、、梓ちゃんも来たらしいけど、、」、、と、亜土夢が聞くと、、、


「えっ、、、亜土夢お父さん、、良い子で、全員でお勉強したんだよ、、」、、すると、愛美も、「、、そうよ、パパ、、けして、危ないことはしていないわよ、、」、、、「愛美、、余計なことは言わないでよ」


「2人とも、賢いし、たぶん、危険な事はしないと思うけど、、葵さんも付いているし、梓ちゃんはしっかりしているから心配はしていないよ、、科学者なんて言われているけど普通の女の子なんだよ、、」


愛美はニコッと笑って言った、、「うん、、パパ、、絶対、危険な事はしないよ、」、、愛は思った、、「絶対、、亜土夢お父さんに知られたらいけないわ、、、」


凜ちゃんお母さんは、亜土夢の横でニコッと笑っていた、、、



次の日に愛と愛美が、学校に行くと、架純と百花が話しかけた、、、周りの女の子達も噂を聞いて集まった


「愛、、愛美、、ありがとうね、、梓からすべて聞いて、、お母さんは喜んでいたよ、、お父さんも、正直に言わないでごめんと謝っていたし、、まさか、今、ニュースで騒いでる地下組織が関わっていたなんて、、お父さん巻き込まれなくて良かったわ」


「そうね、、私達もこんなに大事になるなんて思っていなかったよ」、、愛と愛美は、ニコッと笑って話した


「あっ、それから、会社のお金も戻ってきたよ、、」、、架純は愛と愛美の手を握って感謝していた、、、


百花も、、「家のネコも戻ってきたし、愛、愛美、本当にありがとう」、、すると、愛美が、、「百花、、架純のお父さんの件も、ネコちゃんのお手柄だよ、、ネコちゃんのお陰で、地下組織のアジト見つけられたんだから、、、」


「でも、GPS探知機で反応しなかったのに、よく見つけたね、、」、、すると、愛美が、「えへん、、それは、企業秘密だよ、、」


そこに、梓も来て、、「あっ、愛、愛美、おはよう、、昨日は大変だったよ、、百花と架純の家で、説明に時間がかかって、9時過ぎにお家に帰ったら、お母さんに怒られたよ」


「えっ、、由紀ちゃん、優しいのに」、愛と愛美は、不思議に思った、、、


「私には、厳しいのよ、、あなた達のお母さん、、凜ちゃんの方が優しいよ」


「う~ん、優しいというか、、少し天然なのよね、、めんどくさいけど、、」、、周りの女の子達は、、「愛と愛美のお母さんも、梓のお母さんも、美人よね、、特に愛と愛美のお母さん若いし、かわいいわよ、、」、と、凜ちゃんを誉めていた、、、


「そうなの、、、わからない、、」





生徒会長の依頼なの、、、






その日、学校から帰ると、凜ちゃんお母さんはリビングで空間3Dテレビを見ていた、、


そこに愛と愛美が近ずいて、、、「凜ちゃんお母さん、、ただいま、、」、、すると、凜ちゃんお母さんが、、、「愛、愛美、このニュースを見て、、」


「えっ、、珍しい、凜ちゃんお母さんが、ドラマじゃなくて、ニュースを見るなんて」


「え~、凜だって、ニュースを見るんだよ」


「で、、、何のニュースなの、、」


「国のAIアンドロイド科学庁中央局の捜査官達が乗った大型、空飛ぶ車が、、沖合いで故障して墜落して深海に沈んだみたい、、」


「えっ、ジャイロカーが、、全自動化された最新自動車なのよ、、欠陥品なの」、、愛美は驚いて聞いた、、、すると、愛が、「愛美、そんな事より、乗っていた人達はどうなったの、、凜ちゃんお母さん、、どうなの、、」


「うん、、乗っていた人達は、全員、オート脱出装置が発動して無事みたいよ」、、それを聞いて、愛は、、「良かったわね、、全員無事で、、」


すると凜ちゃんお母さんが、、、「でもね、葵のお姉ちゃんが言ってたよ、、その、大型、空飛ぶ車に、、最近、葵のお姉ちゃんが発明した国の重要な装置が積んであったそうよ、、未来科学館に持って行く、途中だったみたいよ」、、と、険しい顔で言った、、、


「、、、深海か、、探すの大変そうね、、」


「葵のおばちゃんの、発明品なの、、どんな発明品なのかな、、、」


「いま、、政府と、国のAIアンドロイド科学庁中央局の人達が対策会議をしてるって言ってたよ、、、凜は、どんな発明品か知らないし」


そこに、認証システムで家に入れた、梓が来て、、「あっ、いた、、愛、愛美、、、あっ、凜ちゃん、こんにちは」


「梓ちゃん、、こんにちは、、由紀ちゃんは、何してるの、、」、、すると梓が、「あっ、、お母さんが、凜ちゃんに美味しいケーキが、あるからお茶しないって言ってたよ、、忘れるとこだったわ、、」


「えっ、、行く、、行く、、じゃあ、愛、愛美、、梓ちゃんといてね、、凜は由紀ちゃんとお茶するから、、、」


「はいはい、、」


凜ちゃんお母さんは、あわてて、梓の家に出かけた、、、


凜ちゃんお母さんがいなくなると、、梓が、、「愛、愛美、、また依頼よ、、」


「え~、、2件、終わったばかりなのに」

愛は、、またかと思った、、、


愛美は、、「何、、、今度はどんな依頼なの

、誰からなの、、、」


「ええとね、、となりのクラスの、、山崎遥(はるか)ちゃんよ、、、」


「えっ、生徒会長の山崎遥ちゃんなの、、」


「ええ、そうよ、、詳しい話は、明日の放課後聞く約束をしたわよ」


愛と愛美は戸惑った、、、「遥ちゃんって、何でも出来て、悩みなんて無いような気がするけど、、あっ、、もしかして恋の悩みかしら、、誰かな、、」、、愛は呆れて、「愛美、、恋の悩みだったら私達には無理よ、、私達だって恋愛経験無いもの、、亜土夢お父さんみたいな人が現れたら付き合っても良いけど、、」


梓はもっと呆れて、、「あのね、、愛、愛美、、誰も恋愛相談なんて言っていないでしょう、、勝手に話を進めないで、、とにかく明日の放課後、話を聞いてからよ」





亜土夢のハンバーグで、、、、






それだけ話すと、梓は帰って行った、、しかし、凜ちゃんお母さんは、亜土夢お父さんが帰って来るまで帰って来なかった、、


「ごめんね、、亜土夢、、」


「良いよ、、今日は亜土夢が夕食作る予定だったから、、ハンバーグで良いよね」


「わあ~い、、凜は亜土夢のハンバーグが一番好きだよ、、だって世界一おいしいもの」


「凜ちゃんは、出会った時から変わらないね、、ハンバーガーも、ハンバーグも好きだね、、」


「うん、、亜土夢の次に好きだよ、、」


それを聞いていた、、愛と愛美は、、「愛美もパパのハンバーグは大好きだし、、凜ちゃんお母さんに負けないぐらいパパも好きだよ、、」


「愛美、、どうして先に言うの、、愛の方が亜土夢お父さんのハンバーグが一番好きなんだよ、、それよりも、亜土夢お父さんはもっと大好きなの、、」


「凜は、大人だから、、、亜土夢が一番好きなのは凜と知っているから、やきもちはやかないよ」


愛と愛美は、、「違うよ、、」


「はいはい、、少し待っててね、すぐハンバーグを作るから、、、」、、亜土夢は、手際よく夕食を用意した、、


大きなテーブル席には、、ハンバーグや、サラダ、ライスにスープ、が並び、、みんなおいしそうに、食べた、、、


「あ~、やっぱり亜土夢のハンバーグはおいしいよ、、」


「うんうん、、パパ、、おいしい、、」


「亜土夢お父さん、、本当においしいよ」


「良かったよ、、おいしいって言われたら、明日の、朝食も作るからね、、」


「わあ~、、やった、、」、、と、愛と愛美は、喜んだが、、すると、凜が、「亜土夢、仕事で疲れているんじゃないの、、凜が作っても良いんだよ」


「明日、行けば、土日はおやすみだから、、大丈夫だよ、、」


「ごめんね、、でも、、愛と愛美は亜土夢が作った方がおいしいって、、まあ、凜もそう思うけど、、、」、、、亜土夢は苦笑いをした、、、


次の日の朝、、、

愛と愛美が、広い、リビングに行くと、、亜土夢お父さんはもう、朝食を作って、会社に向かったみたいで、凜ちゃんお母さんが1人で朝食を食べていた、、「あら、、、また起こしに行く前に起きたよ、、」


愛と愛美は、、「起こすんなら、朝食を食べる前でしょう、、、」


「うん、、でも、亜土夢が作ったから、一緒に食べたの、、亜土夢は食べるの早いし」


「それなら、その時起こしてよ、、まあ、1人で起きれるけど、、最近、必ず起きれる目覚まし時計開発したから、、無理なく起きれるのよ、、」


「あっ、、凜は大丈夫だよ、、寝起きは良いから、、遅くまで深夜ドラマ見ていても起きれるもん、、」


「凜ちゃんお母さん、そんな事じゃないでしょう、、亜土夢お父さんが作った朝ごはん楽しみにしてたのに、、亜土夢お父さんいないじゃないの、、、」


「あ~あ、、愛美だって、、パパと一緒に朝ごはん食べたかったのに、、」


「あっ、、、亜土夢は、愛と愛美が喜んでくれたら良いなと、、言ってたわよ、、」


「嬉しいに、決まっているでしょう、、、亜土夢お父さんが作ったのよ、、」、愛美も「もう、、パパに直接言いたいのに、、」

2人とも、、、不満爆発だった、、


その頃、通勤中の亜土夢は、、くしゃみをした、、、、「えっ、、、また、、花粉症かな、、何だか、最近、多いな、、」



愛と愛美は、朝食を済ますと、、学校に行った、、、





生徒会長の、遥の依頼、、、






愛と愛美は教室に入ると、、梓が、、

「愛、、、愛美、、、放課後、、遥ちゃんの依頼の件で、話しが、あるからね」


「わかっているわよ、、」


一時間目の授業が始まり、、愛と愛美は退屈そうにしていた、、、


すると、数学の先生が、問題をデジタルボートに出して、、何人かに回答を命じた、、


すると、愛が手元のタッチパネルですぐに回答した、、すると数学の先生が、、「高橋さん、、あなたは、どうして授業の邪魔をするの、、全部、答えはあっているけど」


さらに、愛は、デジタルボートに、数学学会で最近発表された計算式を表した、、「はい、、先生、、この、答えは、、」


「ええと、、みなさんの、タッチパネルの計算問題を解いて下さい」、、と、愛の言葉を無視して、タッチパネルを手に持って言った、、数学の先生は、そのタイミングで、、すぐにデジタルボートの電源を切った、、、


数学の先生は、愛の耳元で小さな声で、「高橋さん、、、お願いだから先生をいじめないでね、、」、と、、呟いた


愛美は、、「あああ、、まただよ、、愛の悪い癖だよ、、まあ、退屈なのはわかるけど」

愛美はタッチパネルの計算を5分程度ですべて終えた、、「先生、、次は何するの、、もう終わったけど、、」、、「高橋愛さん、愛美さん、、2人は、好きな事をやっててね、、さあ、みなさんは、授業が終わるまで残り40分でタッチパネルの計算を全部やって下さい、急がないと間に合いませんよ」


「まったく、、愛と愛美は、、少しは、おとなしくしたら良いのに、、」、、梓は少し呆れた、、、、そう言う梓も、20分程度で計算問題を全て終えていた、、、


放課後、、、


みんなが帰った教室に、、となりのクラスの山崎遥ちゃんが来た、、


「あっ、、遥、、待ってたよ、、」


「ごめんね、、、梓、、お悩み相談を、やってるって噂を聞いてダメもとで、お願いしたいの、、愛と愛美もよろしくね、、」


愛美が、、「遥、、、未来科学少女、、愛&愛美へ、、ようこそ、、」、、「、、、愛美、、また、言ったよ、、恥ずかしい」、愛は少しうつむいた、、、

遥は、、席に座ると、重い口を開いた


「実は、、この間のお休みに、おばあちゃんと一緒に、おじいちゃんと最後に行った島に行って来たの、、」、、、すると梓が、、

「遥のおじいちゃんって、去年亡くなったのよね、、、」


「ええ、、、どうしても、おばあちゃんが行きたいと言うから、付き添ったのよ」


「ええと、、、遥、、依頼は何、、」


「あっ、、、ごめんね、、、帰りの船で、、おばあちゃんが、、おじいちゃんから初めてもらったプレゼントのブローチを、誤って船の甲板から海に落としたのよ、、、」


愛と愛美は、驚き、、「ジェットフェリーは、外に出れないはずよ、、最新のやつは凄いスピードが出るから、、エアーを使って浮いて進むのよ、、」


遥は、、、「あっ、、、おばあちゃんがね、若い時に乗った、レトロな船が良いと言うから、、遅くて、、甲板にも出れるのよ」


遥は、、空間携帯タブレットで地図を出して、、「確かこの辺りの海で落としたのよ、、」


その地図の、ブローチを落とした海の場所を

見て、、愛と愛美は、驚き、、、「あっ、、愛美、、ここ、、確かジャイロカーが墜落した場所の近くよ、、深海だよ、、」


遥は、、こんな広い海の中で、小さなブローチを、探せるはずないと、、、「ごめんね、、、こんな途方もない話で、、聞いて欲しかっただけだから、、あれからおばあちゃん、、ずっと、悲しそうにしているから、、つい、、私も誰かに話したかったの、、梓、ありがとうね、、、」


すると、愛美が、、、「遥、、大丈夫よ、、未来科学少女、愛&愛美に不可能は無いわよ、、お任せなさい、、」


「えっ、、、だって、広い海の中で、、どうやって探すの、、、」


「それは、企業秘密よ、、情報があれば可能よ、、絶対、見つけるわよ」、、愛美は自信満々に言った、、、横で聞いてた愛も、、、「おじいちゃんとの思い出の品だから、絶対見つけてあげるわ、、科学の力を使ってね」


すると、梓も、、「遥、、本当よ、、愛と愛美は凄い科学者なのよ、、国だって動かす力があるわ、、必ず見つけるから、ブローチの情報を教えて、、、」


遥な、少し涙を浮かべて、、「うん、、梓、愛、愛美、、お願いします、、」

「じゃあ、、私は、遥と一緒に遥の家で情報を預かって、、後で愛達の家に、届けるわ、、遥、、良いかな、、」


「うん、、梓、、写真とか、渡すわ、、」


「遥、最低でも、土日で、ブローチを渡せる様にするからね、、」、、遥は、驚き、、、「えっ、そんなに、早く、、、」


そう言うと、、遥と梓は教室から出て行った、、愛と愛美も、家に帰り、作戦を立てるために学校を後にした、、、


家までは、ほとんど、動くエスカレーターロードを使うため全然疲れない、、「これ、便利なんだけど少し時間がかかりすぎよね」


「しょうがないでしょう、、お年寄りに合わせたスピード何だから」


愛と愛美は、自宅のお屋敷に着いた、、


門を開け、、玄関を開けると、また凜ちゃんお母さんがいた、、、


「えっ、、、ただいま、だけど、どうして私達が、玄関に入るタイミングがわかるの」


「たぶん、、これが親子の繋がりかしら、、あっ、、おいしい、、スイーツがあるのよ」


「、、、、本当に、私達に内緒でGPS発信器を持ち物に隠していないよね」、、愛と愛美は、持ち物全部を、GPS発信器、小型確認装置で調べたが、反応しなかった


「え~、、凜は、機械は詳しくないからわからないよ、、すべて勘よ、、あっ、、おいしい、スイーツは、、」


「、、、葵のおばちゃんが、言ってたよ、、凜ちゃんお母さんは、、運動神経も頭も良いって、、、」


「葵のお姉ちゃん、、誉めすぎだよ、、、、ええと、スイーツは、、、」


「、、、その内、、科学の力で解明するからね、、凜ちゃんお母さん、、」


「え~、、凜は、ウソ言ってないもん」


「あっ、、、凜ちゃんお母さん、、後で、梓が来るから、よろしくね、、」


「最近、毎日じゃない、、本当に危ないことしてないよね、、、」


「お勉強よ、、、お勉強、、」


愛と愛美は、着替えるために、自分達の部屋に向かった、、、「愛、、愛美、、スイーツは、、どうするの、、」、、、「もう、、後で梓が来るからその時で良いよ、、」


「うん、、お部屋に、持って行くからね」



しばらくして、、梓が、、家に来た、、「あっ、凜ちゃん、、お邪魔します、、、」

「あっ、梓ちゃん、、、ねえ、愛と愛美、、何か最近、、変な事をしていない、、、」


「あっ、凜ちゃん、、全然大丈夫だよ、、友達のお悩み相談を受けているだけだから」


「えっ、、、そうなの、、まあ、、梓ちゃんが一番しっかりしているから、安心だけど」


「あのね、、みんな思春期だから、、いろいろと悩みがあるからね、、梓と愛と愛美でみんなの悩みを解決して、あげているのよ、、女の子は、悩みが多いでしょう」


「えっ、、、そうなの、、まあ、梓ちゃんが言うから、大丈夫ね」、、、梓は、、「ごめんね、、凜ちゃん、、結構危ないこともしてるけど、、愛と愛美なら、全然大丈夫だから、、科学の力で解決するからね、それにやっているのはアバターだし」、、、と、すまなそうに呟いた、、、


愛と愛美の部屋、、、


「愛、、、愛美、、お待たせ、、これが、遥から預かった、品物よ、、、」、、梓は、机の上に置いた


「ええと、ブローチの写真と、、これ、遥のおばあちゃんのハンカチ、と、ブローチを入れてあった箱、、これだけで大丈夫かな」


「うん、、写真があれば確認出来るし、ブローチに付いてる思念で探せると思うわ」、、愛は、大丈夫と、、、

すると、、梓が、、「ねえ、愛、、愛美、、深海って暗いでしょう、どうやって確認するの、、泥とかに埋もれていたら大変よ」


「そうなのよ、、思念探知機である程度場所は特定出来るけど、、ブローチは目で確認しないといけないわよ、、」


3人はそれからしばらく、、、悩み、いろいろと考えた、、、


「梓、、今夜、研究室で役に立ちそうな物を用意するから、、明日、朝、10時に、捜索開始ね、、絶対に、そのブローチを見つけるわよ、、、科学者に不可能は無いわよ」、と愛は言った、、、それを聞いて、愛美が、、「愛、、違うでしょう、、未来科学少女、、愛&愛美に不可能は無いわよ、、でしょう」

、、、、、「、、また、、言ってる、、」

「じゃあ、、愛、、愛美、、明日、朝、10時ね帰るわよ、、」


すると、部屋のドアが開いて、凜ちゃんお母さんが配膳ロボットと現れて、、、「はあ~い、梓ちゃん、愛、愛美、スイーツとジュースだよ、、食べてね、、」


「あっ、凜ちゃん、、もう、帰るから良いよ、、」、と、梓は、ニコッと笑って言った

凜は寂しそうに、、、「えっ、、、せっかく凜が用意したのに、、」、、すると、愛が、「凜ちゃんお母さん、、遅いよ、、最初に持って来ないから、、」、、「えっ、、、」


「愛、、ダメでしょう、、凜ちゃん、じゃあ、せっかくだから、いただきます、」、、梓は、3人分のスイーツとジュースをテーブルに置くと、、「ほら、、愛も愛美も、、いただくわよ」、、愛も愛美も、テーブル横に座って食べ始めた、、


凜ちゃんお母さんは、ニコッと笑って、配膳ロボットと部屋から出て行った


梓が、帰ると、、愛と愛美は、研究室で探し物をしていた、、1時間ほどすると、、「さてと、これで大丈夫ね、、」、、、「愛、、絶対に、明日、遥のおばちゃんのブローチ見つけるからね、、ところで、明日誰がアバターになるの、、」、、「愛美、、あなたに決まっているでしょう、、、」


愛美は、不満そうに、、「えっ、また愛美なの、、」、、、すると、愛が、、「あなた、的確に判断してアイテム渡せるの、、それにあなたの方が運動神経も良いでしょう」


「そうよ、、運動神経は絶対、愛には負けないわよ、、、」、、すると、愛がニコッと笑って、、「じゃあ、、明日はよろしくね」





おばちゃんのブローチ探索大作戦






次の日の朝、、、10時、、


愛と愛美、、梓は、研究室にいた、、、


「さてと、、愛、愛美、準備は良いかな」


「愛、、ちゃんと、必要なアイテム用意した、、」、、愛は、、「もう、、全部テーブルに出してあるわよ、、愛美、、あなただって、探索に時間がかかるのよ、、ちゃんとトイレに行ったの、、、」、、「行ったわよ、、準備万端よ、、」


愛は思念探知機にブローチの写真のデータと、おばちゃんのハンカチとブローチが、入っていた箱の思念を読み取らせた、、


横で見ていた、、梓が、、「ねえ、、テーブルの上もそうだけど、、全部、凄い装置じゃない、、これ製品として、発売とかしないの、売れると思うけど」


すると、愛が、、「梓、、これ、全部犯罪者の手に渡ったら、大変よ、、犯罪やり放題だし、、ネームを考えるのも面倒くさいし、」

、、「そう言えば、、そうね、、ネームくらいもっとカッコいいの無いの、、」


「愛は、、以外と言葉の考え方が古いのよ」


「愛美、、あなたもでしょう、、さあ、、メガネをかけて、、思念探知機を腕に装着して、、探索を始めるわよ」、、「わかったわよ、、」、、愛美はメガネをかけて、思念探知機を腕に装着すると、メガネのスイッチを押した、、、すると、テーブルの球体が浮かぶと、、アバターに変身した、、


それを見て愛と梓は、呆れて、、「愛美、ふざけているの、、」、、「いくら海だからって、、」、、3人の前には、、、「は~い、愛美、プリンセス、マーメイド、参上だよ」アバターは人魚姫になってテーブルの上に座ってニコッと微笑んでいた、、、


「あのね、愛美、人魚姫のままで、海まで飛んで行くの、、今日のニュースに映りたいのかな、、球体じゃないとステレスモードは使えないのよ、、」、、梓は、心配そうに言った


「梓、、海に着いたらこの姿になるから、とりあえずのお試しよ、、かわいいでしょう、プリンセスマーメイド愛美は、、」


「愛美、、人魚姫は良いけど、、顔は変えなさい、、愛と愛美は、同じ顔なんだから、、恥ずかしいわよ」


アバターは、球体に戻ると、ステルスモードを発動させ、、家の中をすり抜け、、空中に浮かぶと、、海に向かって凄いスピードで飛んで行った、、、


愛は、空間モニター画面で球体の位置を確認して、、「愛美、、もう、少しで、ブローチを落とした海域に着くわよ、、思念探知機を作動させて、、」、、、「りょ、、、だよ」


球体は、ある海域の上空でぴたっと止まった、、、「この下の海の中に、ブローチがあるのね、、、ええと、思念探知機、ONと」


愛と梓は、、空間モニター画面でレーダーを見て、、、、「思念探知機は、真下を示しているわね、、、」


すると愛美が、、、「愛、、梓、、画面を映像に変えて、、ほら、、凄い船の数だよ、、海上保安庁に、、AIアンドロイド科学庁中央局の水陸両用の母船も、、あっ、、海中探査機も数十台あるわよ、、」


梓は驚き、、、「愛、、愛美、、あなた達、ブローチ探しに国まで動かしたの、、」、、すると、愛は違うと、、「梓、、テレビのニュースを見ていないの、、国のAIアンドロイド科学庁中央局のジャイロカーが、あの海域で墜落したのよ、、葵のおばちゃんの新しい発明品が海に沈んだのよ、、たぶん、それを探すんだわ、、」


「そうなの、、、あっ、、愛美、、ブローチを探さないと、、、」、、「りょ、、だよ」


球体は、海中に潜り、、海底目指して進んだ、、、「あっ、、、だんだん、太陽の光が届かないから、真っ暗で何も見えないよ」


すると、、、愛が、、アイテムを愛美の手に装着すると、、「愛美、、アバターに変身して、、広域、無限ライトリングを転送するから、、それから、、、顔は変えなさいよ、、」、、「わかったわよ、、、変身、、プリンセスマーメイド、、美少女、、参上、」、、愛美は美少女の人魚姫をイメージした、、、


すぐに愛が転送した、広域、無限ライトリングを発動させた、、、「わあ、、明るい、、遠くまでハッキリ見えるわ、、さてと、、思念探知機は、、まだまだ、真下を指しているから、、急ごう、、」、、アバターの人魚姫は海底に向かって泳いだ、、、「愛美、広域無限ライトは周りを気にしながら使ってよ、、近くに国の深海探査機がいたら怪しむからね、、、」


「愛美、、、後、、500メートルで海底よ」

、、、愛と梓も、空間モニター画面で、アバターの人魚姫の視線の先を見ていた、、


人魚姫のアバターは、、海底にたどり着いた、、、「思念探知機は、ここを示しているけど、、ブローチは小さすぎて、、探せないわ、、海底の泥に埋もれているのかしら」




















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