第2話未来、科学少女、愛&愛美

未来、科学少女、愛&愛美、2話、、

お悩み解決隊、、設立、、






愛と愛美は学校に向かった、、、


教室では、クラスメート達が愛と愛美を待ち構えていた、、、クラス委員長の梓が、「愛、愛美、、どうだったの、、」


「ええと、、梓、なんだっけ、、」


「もう、、愛美、ふざけないでよ、、」


「あっ、梓、、わかったわよ、、学校の怪談の謎が、、」


クラスのみんなは、愛と愛美の周りに集まった、、、「、、、やっぱり幽霊なの、、」

「ポルターガイストよ、、お化けじゃないの、、、呪われているのよ」、、クラスメートの女の子達はざわついた、、、


「愛、、愛美、、早く言ってよ」


「変態よ、この女子高は、お嬢様学校で、、かわいい子が多いって有名じゃない、、盗撮目的か女の子の私物を泥棒しようとしている変態よ、、」


クラスメートの女の子達は驚き、、「え~、だってこの女子高はセキュリティーが万全なのよ、、、最前線の科学の力で守られているのよ、、、侵入だって出来ないし、、警備ロボットにすぐに見つかるわよ」


愛美は得意気に、、、「そこよ、、その変態も、科学の力を悪用しているのよ」


「えっ、、、」、、クラスメートの女の子達はお互いの顔を見た、、「科学の力、、何」


「ステレスモードを搭載した動物型アンドロイドを使って侵入したのよ、、カメラも付いていたわよ、、、」


クラスメートの女の子達はまた、騒然とした、、、「えっ、もしかして更衣室で盗撮とかしていたの、、イヤだ、、本当に変態ね」


「あっ、、、犯人の居場所はわかっているから、、今頃、警察とAIアンドロイド科学庁中央局の捜査官に逮捕されているわよ、、後でメールが来たら教えるわ、、」


すると、梓が、、「良かった、、怪談じゃなくて、、でも、その変態、、天罰下れば良いのに、、女の子の敵よ、、」


「まあまあ、、梓、、後は警察とAIアンドロイド科学庁中央局の捜査官がちゃんとするから」


梓は、思い出した様に、、、「あっ、愛、愛美、、幼馴染みとして伝えたい事があるわ」


「えっ、、、怖い、、梓、、何よ、」

、、、愛と愛美は、梓は責任感が強くていつも、問題事を持って来るので身構えた


「この女子高で、結構、悩みや問題を抱えている子がいるわ、、そこで、科学の力で解決出来るなら、お手伝いしようと思うの」


「ええと、、それは、良いことね」


「でしょう、、、じゃあ決まりね、、お悩み解決、未来科学少女、愛&愛美、開設ね、、いつも、愛美が言っているでしょう」


「えっ、、、解決するの、愛と愛美なの、」


「あたりまえでしょう、、あなた達、2人しか、科学の知識は無いのよ、、私は広報として受付するから、、良いわね、、」


「あ~あ、、梓、、全然、昔と変わっていない、、いつも強引なんだから」


梓は、、愛と愛美の父親、亜土夢と一緒にゲーム会社を設立した、木下春斗おじさんと由紀おばさんの娘で、小さい頃からの幼馴染みである、、、


「えへへ、、もう、1件依頼が来ているわよ、、よろしくね、、、」


「梓、、私達2人は、、国の科学者としてとりあえず研究しているのよ、、忙しいのよ」

、、愛は、困った顔で言った、、


「あなた達は、、全部簡単にこなしてつまらなそうじゃない、、人助けだって片手間で出来るし、、新しい発明のアイデアも浮かぶかもよ、、、」


「愛、、面白そうじゃない、、愛美はやるわよ、、、」、、愛美はニコッと笑って言った


「もう、、愛美、、亜土夢お父さんには危険な事はしないでねって、言われたでしょう」


「そこで、また、あの、アバターシステムよ、、家にいながら、人助けが出来るのよ、、アイテムだって転送で使えたじゃない、、大丈夫よ」


1時間目の授業が終わり、愛が空間スマホのメールを見ると、、「愛美、葵のおばちゃんからだよ、、、あっ、良かった、愛美、、犯人は逮捕されたって、、」


「良かったね、、ねえ、梓、、犯人は逮捕されたって、、メールが来たよ」


「良かったわ、、みんな聞いて、、」、、梓はクラスメートの女の子達に知らせた、、、その、報告は他のクラスにも伝わった


幽霊騒ぎじゃないと、ほとんどの女の子は安心したけど、、同じクラスメート、の架純(かすみ)は、重い悩みを持っていた、、、それを架純は梓に相談していた、、、






浮気調査、、これって女子高生が解決するの、、、





お昼休み、、ランチが終わると、架純が、梓に近ずいて、、、


「あっ、梓、、私の悩み、、愛と愛美に伝えてくれた、、、」


「あっ、、、架純、、、うん、まだよ、、最初の依頼で愛と愛美に伝えるわよ、、」


「お願いね、、最近妹も、お父さんが信じられないの、、、、」


「、、、架純、、愛&愛美の受付としては、もっと詳しく聞かないと、、、」


「うん、、お父さん、お友達と2人で会社を経営してるの、、お母さんもたまにそこで経理として手伝っているわ、、、、最近お金の事でお母さんとお父さん、ケンカしてるのを妹と2人で聞いたの」


「架純、、夫婦喧嘩は、どこの家庭でもあるのよ、、、会社の経営とかは、愛と愛美は解決できるかしら、、」、、梓は、、心配そうに話した、、、


すると、架純が、、、「ケンカの原因がどうも女の事らしいの、、お母さんがそう言っていたわ、、女にお金を貢いでいるのよ」


梓は、、思った、、、「浮気調査、、これって女子高生がやる事なの、、、」


梓は、、もっと架純から、詳しい事の成り行きを聞いた、、、すると、、「架純、、お母さん、、浮気の現場を見た訳じゃないじゃないの、、本当に浮気なの、、、」


「確かに、、でも、それならどうして、お金を使った事を黙っているの、、やましいことじゃ無いなら、、使い道を言えば良いのよ」、、架純は興奮して話した、、、


「とりあえず、、架純のお父さんの素行調査は愛と愛美に伝えておくわ、、」


「梓、、よろしくね、、」、、架純は心配そうに、自分の席に戻った、、、すると別のクラスメートの女の子が、梓に近ずいて、、


「梓、、お悩み解決隊、、やっているって本当なの、、、」


「そうよ、、まあ、解決するのは、愛と愛美だけど、、私は広報として受付するから、、で、、百花(ももか)何か悩みとかあるの」


「ええと、、、家のネコちゃんが、、2日前からいないの、、こんな依頼でも受けてくれるの、、、」


「う~ん、たぶん大丈夫だよ、、それぐらいならすぐに見つかるわよ、、」


「良かった、、断られると思っていたから、、家族のようにとっても大切にしていたのよ、、、梓、、お願いね、、」、、そう言うと、、、百花も、自分の席に戻った


しばらくして、、梓の側に、愛と愛美がランチを終えて教室に戻って来た、、、


「愛、、愛美、、いつまでランチを食べているのよ、、、」


「違うわよ、、新しい発明品の打ち合わせと、、近代科学の事で、AIアンドロイド科学庁中央局で講義があるから、論文をまとめたのよ、、、」、、愛美はニコッと笑って言った


「あら、、そうなの、、」、、相変わらず忙しそうねと、梓は思った、、すると愛が、、

「さっき、百花と話していたけど、、何かあったの、、、」


「あっ、、、愛、、愛美、、未来科学少女、愛&愛美のお悩み解決隊の依頼よ、、」


愛と愛美は、梓の顔を見た、、愛が、「梓、本気なの、、、本当に私達、忙しいのよ」


すると、愛美は、、「良いじゃない、愛、、それで、梓、、どんな依頼なの、、」


梓は、ニコッと笑って、、「ええとね、、、まず、架純は、お父さんの素行調査、まあ浮気をしているか調べて、、後、、百花は、家出した飼い猫を探して欲しいみたいよ、、」


愛は、、心配そうに、、「梓、、私達、探偵じゃないのよ、、」、、すると愛美が、「ええと、梓、、情報は必要よ、、写真とか、思念を感じる物とか、、」


「わかったわ、、それは、私が2人から、調達して、後で届けるわよ、どうせ、愛と愛美の家は、私の家の隣だし、、私も立ち会うわよ」

、、、梓は、ヤル気満々だった、、


そう、、木下家も、高橋家の隣にある、、、亜土夢お父さんが、梓のお父さんに、隣が空いたと進めたのだ、、凜ちゃんお母さんも、由紀おばさんが隣に来て心強いと言っていた、、、


愛は、ため息をついた、、その横で愛美はニコッと笑っていた、、、「梓も、未来科学、美少女、、愛&愛美&梓でやる、、」、、梓は、恥ずかしそうに、、「うんん、、私は広報として受付するから、いいわ、、、」、、愛は思った、、「梓だって、、あのネーミングは嫌でしょう、、愛美ったら、美少女なんて言ったわ、、はずかしい、、」


「え~、、やろうよ、、梓、、愛もお願いしてよ、、、」


「愛美、、私は、、科学はあまり得意でないし、広報とか宣伝担当で良いわ、、表に立つのはちょと、嫌かな、」、、愛はまた思った、、、、「梓、、、上手く逃げたわね、、」


放課後、、、愛と愛美は真っ直ぐに自宅に帰ったが、梓は、、架純と百花に情報を得る為に、2人の家に寄って帰ると別行動をした


愛と愛美は、自宅の大きなセキュリティ機能の門を抜け、玄関を開けると、また、不思議と凜ちゃんお母さんがいた、、「あっ、愛、愛美、、お帰り、、今日駅前の、流行りのお店で、美味しいケーキを買ったのよ、、一緒に食べる」


「凜ちゃんお母さん、、どうして、私達が玄関に近ずく、タイミングがわかるの、、」


「ええと、、、母親の感よ、、」


「えっ、、、そんなの非科学的よ、、私達に内緒でGPS発信器付けていないよね」、、愛美は疑り深く聞いた、、、


「凜は科学に詳しくないのよ、、どうやってGPS発信器を扱うの、、知らないし」

、、、凜ちゃんお母さんはニコッと笑って言った、、、


「そうね、、機械に詳しい、亜土夢お父さんならまだしも、凜ちゃんお母さんには無理ね、、、」、愛は納得した、、、「もしかしたら、凜ちゃんお母さん、、パパに頼んだのかな、、まあ、大好きなパパなら良いわよ」

、、愛美も別の意味で納得した、、、


「あっ、、、凜ちゃんお母さん、ケーキは後で梓も来るから、その時で良いわ、、」

そう言うと、、、愛と愛美は、部屋に向かって歩いた


「ねえ、、、梓ちゃんと何をするの、、、亜土夢が危険なことしたら、ダメって言ってたよ、、、」


「お家で、お勉強会よ、、、」、そう言うと

愛と愛美は、自分の部屋に入った


「どうして、、全員、頭が良いのに、、宿題だって、短い時間で終わるじゃない、、まあ良いか、、凜の分だけケーキを食べるよ」

、、あくまでマイペースな凜ちゃんお母さんだった、、、





始まった、、真実解明、、、






しばらくして、、梓が、来た、、、梓を迎えた凜ちゃんお母さんが、、2人の部屋までついて来て、、ケーキとジュースも持って来た、、、「梓ちゃん、、ゆっくりしていってね、、、」、、「凜ちゃん、、ありがとうございます、、、」、、梓は凜ちゃんと呼んでいた、、それぐらい凜は若く見えた


梓は、テーブルの横に座ると、、

「おまたせ、、、愛、、愛美、、ほら、架純と百花から、写真と、思念を感じる物を預かって来たよ、、」、、梓は、テーブルの上に写真と、小物を置いた、、、


すると、、、愛美が、、、「このネコちゃんが百花のネコなの、、かわいい、、」


「もう、、愛美、、、どれから先にやるのうよ、、」、、、愛が聞くと、愛美は、「ネコちゃんは簡単そうだから、、まずは、架純のお父さんの素行調査ね、、浮気現場を押さえれば良いのよね、、、」


すると、梓が、、「愛美、、まだ浮気と決まっていないのよ、、、」


「まあ、、現場を押さえて、証拠写真を撮れば終わりね、、空間モニター画面を録画すれば良いわよ、、、」、、、梓は、、「架純に最悪な報告はしたくないわ、、、」


愛も、、、「そうね、、架純の両親が離婚なんて嫌だわ、、それに関わるのも、、浮気じゃ無いことを祈るわよ、、、」


愛美は、真っ直ぐな目で、、「でも、真実はいつも1つよ、、、」、、、「どこかで聞いたようなセリフね、、」、、愛は呆れた顔で言った、、、


3人は、ケーキとジュースをいただくと、、愛と愛美の研究室に向かった


研究室に入ると、梓が、、、「相変わらず、凄い部屋ね、、、いろんな発明品があって、、、、世にも出回らない物もあるんでしょう、、」


すると、愛美が、、棚からメガネと球体の様な物を持って来た、、梓が、、「愛美、、それは、何なの、、、」


「これはね、、葵のおばちゃんが作った発明品よ、、、この間の学校の怪談の時も使ったのよ、、凄い発明品なのよ、、、」


「だから、、どんな機能なの、、愛、、教えてよ、、」、、、愛はニコッと笑って、、「梓、、簡単に言うと、、意識転移装置かな、、まだ、ネームは無いのよ」


「全然、、わからないわよ、、、」


「愛美、、見せてあげたら、、、」


愛美は、球体を床に置いて、、メガネをかけると、横のスイッチを押した、、すると球体が浮かび、、、梓は、、「これはドローンなの、、羽も無いのに空中に浮くの、、」


愛美は、、球体をステレスモードにした、

、それを見て梓が、、「えっ、、、消えたわ、、そんな、、どうして、、」


すると、愛美は球体を元に戻して、、頭の中で自分の姿を思い描いた、、球体は愛美のアバターに変身した、、、


「えっ、、、愛美が2人いるわよ、、、愛、どう言う事なの、、」、、、愛はニコッと笑って、、「梓、、あの球体がアバターになったのよ、これは葵のおばちゃんの発明品よ、、、映像だけじゃないのよ、本体化する事出来るし、会話もね、、」


愛美が、しゃべると、、アバターも、、「梓、、こんにちは、、」、、と話した


「凄い発明品ね、、葵のおばちゃんこれ、売り出すの、、梓も欲しいわ、、」


「たぶん無理ね、、悪用される機能が満載だから、、もっと簡単な機能でいろいろと規制しないと一般では売り出せないわよ」、愛は難しいと話した、、、


「そうなんだ、、でも、商品化されたら買うわ、、、」、、すると、愛美が、、「私達が改良して、梓には、あげるよ、、、ちょと時間はかかるけど、、、」


「えっ、、、愛、愛美、、そんな事が出来るの、、、」、、すると、愛美が、「あたりまえよ、、未来科学少女愛&愛美に、不可能は無いわよ、、、」、、、愛はまた思った、、「やだ、、、愛美、もうやめて、」



愛美が、アバターを球体に戻すと、、愛と愛美は、梓が持って来た、品物と写真を確認した、、、「確か、架純のお父さんの会社、、今日5時で終わると言ってたわ、、お母さんは今日は会社に行ってないみたいだから、行動を起こすかもね」


愛美は、、チャンスとばかりに、、「じゃあ、浮気の現場を押さえられるかもね」


愛は呆れて、、、「愛美、、、まだ浮気か、わからないのよ、、架純のお父さんがかわいそうよ、、、」


梓は思い出した様に、、、「あっ、そう言えば、架純のお父さん、今日、仕事上がりに、取り引きの会社の人と会う約束をしているみたい、、、架純のお母さんに遅くなるって言ったみたいよ」


「う~ん、怪しい、、さては浮気相手と会うつもりじゃないの、、これは、証拠を押さえるチャンスだわ、、、」、、愛美はノリノリで話した、、、


「はあ~、、、、愛美、、、ドラマの話じゃないのよ、、、架純の家庭の話なのよ、、、離婚問題になったらどうするの」愛は、心配そうに言った、、、


「ええと、、これが架純のお父さんの会社の住所で、、これが写真ね、、」、、梓は、メモと写真を2人に見せた、、、「梓、、2人いるけど、架純のお父さんはどっちなの、、」


梓は写真を指さすと、、「この人が架純のお父さんよ、、となりの男性は共同経営者の人みたいよ、、、」


「よし、、さっそく、素行調査よ、、愛、、空間モニターをセットして、証拠現場を押さえるわよ、、、」


「、、、まだ、言ってる、、はいはい、、もうセットしたわよ、、球体を作動させて」


愛と、梓は、空間モニター画面を見ていた、、「凄いわ、、これは愛美の目線なのね、、」


愛が、愛美に、、、「さてと、、住所をコピーして、、球体は、ステレスモードで、架純のお父さん会社に行ってね、、、」、、、「愛、わかったわ、、、、じゃあ行くわよ、、、」、球体は家の壁をすり抜けて凄い早さで、架純のお父さんの会社に向かった


「ええと、、レーダーが示したのは確かこの辺りね、、もうすぐ仕事上がりだから、、、あっ、あの人ね架純のお父さん、、呑気に出かけるみたいよ」


「あのね、、愛美、、犯罪者じゃないのよ、、、ちゃんと見失わないでよ、、」、、愛美は得意気に、、「この、愛美さまの手から逃れられると思っているの、、、」


「もう、、ステレスモードだから、しっかり離れないでよ、、、」、、、「わかったわよ、、、お任せなさい、、、」


画面を見ていた梓が、、、「あっ、、お店に入って行ったよ、、、」、、すると、愛美が、「ここが、浮気相手との密会の場所ね」


「、、、、、、愛美、、どうして、そう、決めつけるの、、、」、、愛は呆れて言った


「さてと、、、相手はどんな女の人かな、、えっ、、男なの、浮気の相手は、、、」

愛は呆れて、、、「ばか、、何を冗談言ってるの、、あっ、この人、さっき見た写真の、共同経営者の人じゃない、、」






あらぬ方向へ進む、、、






架純のお父さんと、共同経営者の男は、端のテーブル席で、小さな声で話していた、、


「愛美、、もっと近ずいて、会話を聞いて」

、、、球体は、2人の会話が聞き取れるところまで近ずいた、、、


「すまない、、俺にせいで、会社のお金を使わせて、、、」、、何やら共同経営者の男は架純のお父さんに謝っていた、、、


「しょうがない、、酔っていたとは言っても、まずい女に声をかけたな、、お前も再婚したんだ、少しは反省しないと」


「まさか、少し一緒に飲んだだけで、脅迫されるなんて、、」、、架純のお父さんは、険しい顔で、、「今、AIアンドロイドを使い過激な行動で噂になっている、地下組織のリーダーの女とは、警察も国のAIアンドロイド科学庁中央局捜査官も居場所を探しているんだぞ、殺されなかっただけましだぞ、、1000万で済んだんだ、、、もう、忘れろ、、」


「すまない、、必ず返すから、、、」


「奥さんに知られたらまずいんだろう」


「お前こそ、、奥さんに変な疑いを持たれているんじゃないのか」、、架純のお父さんは、、、「こっちはいい、、どうにかする」


2人は、その後もしんみりと話していた、、


それを聞いた、愛と愛美と梓は、、「良かった、、架純のお父さん、浮気でお金を使ったんじゃないのね、、」、、愛もうんうんとうなずいていた、、、


「ねえ、、何を納得してるの、、1000万よ、、ふざけているわ、、高々、一緒に飲んだだけで、、」、、ただ1人、愛美だけは怒っていた、、、


「しょうがないわよ、、脅されて明るみに出てもダメだし、、殺されるかもしれないのよ、、地下組織のリーダーの女でしょう」

、、、梓は、、その程度で済んだだけましと言った、、、


愛美は、まだ怒っていた、、、「そんな奴らぶっとばせば良いのよ、、本当に、、」


「、、、浮気じゃ無いことを、架純に言うの、、あの、共同経営者の人の事も言わないと納得しないよね、、」


「映像を見せるの、、」、、3人は悩んだ


「、、、、ちょと、これは少し検討しないと、、事が大きくなりそうね、、、」

しばらくして球体は、、研究室に戻ってきた、、、

すると、愛美が、、「じゃあ、、百花のネコちゃんを探すか、、、ネコちゃん愛美も大好きよ、、いなくなって百花、心配しているだろうね、、、」


「愛美、、あんた、凜ちゃんお母さんと同じね、、、凜ちゃんお母さんも、ネコ大好きで、、いつもネコちゃんかわいいって言ってたよ」


「ネコちゃんは、みんな大好きだよ、、」


すると、梓がが不思議そうに、、「でも、不思議ね、、今時、、ペットはGPSチップを体に入れているから、専用の探知機で探せるわよね、、、」


愛は、、現在の科学情報を梓に言った、、、

「梓、、、GPS機能を嫌がる人もいるから、今はペットだけじゃなく、人間にも、法律で本人確認やいろんな機能が付いてるチップを体に埋め込んでいるでしょう、GPS遮断機能装置を設置している、施設や建物が結構あるのよ、、そこに入り込むと探せないわよ」、、、梓は驚き、、「えっ、、、じゃあ、どうやって探すの、私もGPS探査機で探すんだと思ったわよ」


愛は、研究室の奥の方から、ある、装置を出してきた、、、


「ええと、、愛、、これは何、、、」


「えへへ、、これは、市販の物じゃ無いのよ、、、私達が内緒で作った発明品よ」


すると、愛美が、自慢気に、「そう、、愛美と愛が作った広域、、GPS遮断機能解除装置よ、、一時的に無効にするのよ」


梓は驚き、、、「、、、愛、、愛美、、これ合法なの、、犯罪に当たらないの」


「、、、、私達、以外は気が付かないから、大丈夫じゃない、、、GPS遮断機能装置にも不具合は出ないし、、、」、、、愛美と愛はニコッと笑って言った、、、


「、、、、まあ、、人助けだから、いいか」

梓も、とりあえず納得した、、、


「ええと、ネコちゃんの写真と、、これが百花のネコちゃんが使っていたオモチャね、、、愛美、、思念探知機でデータをコピーしてリング型、データ探索器を装着してよ、、、わかった、、」


「もう、、、大丈夫だよ、、」


すると、梓が、、「あっ、、愛、これ、百花から借りてきたネコのGPSチップを登録してある探査機、、百花は探せないって言ってたけど、、念のために借りてきたわよ」


「そうね、、広域GPS遮断機能解除装置を使うから、これで、正確な位置がわかるわよ、、思念探知機だと目で確認しないといけないから」


愛は愛美に、、「愛美、、百花のネコのGPSチップのデータもリング型データ探索器にコピーして、、、」、、、「わかったよ、、」


愛は、広域GPS遮断機能解除装置を発動させた、そしてすぐに、百花のネコのGPSチップの探査機のスイッチをONした、、、「ええと、、広さは、私達が住んでいる市だけで良いよね、、まあ、それで反応が無いならもっと広げるわよ、、」


愛が広域GPS遮断機能解除装置を見ると、、「わかったよ、、ネコの居場所、、愛美、、この場所もリング型データ探索器にコピーして」


「はいはい、、コピー完了、、よし、アバター愛美、出動、、、」 球体はアバター愛美に変身した、、


「愛美、ダメよ、球体のままで行ってネコを見つけたらアバターで捕獲カプセルを投げて捕獲したらすぐに転送してね、、」


「まあ、、そのまま転送でも良いんじゃないの、、」、、、「逃げたり暴れたりしたらどうするの、、」、、「わかったよ、、」


アバターは、球体に戻り、、ネコの居場所に向かって飛んで行った、、、


「愛美、、よろしくね、、」、、愛と梓は、空間モニター画面を見ていた



球体は、、あるビルの上空に着いた、、、


「ほうほう、、あのビルにネコちゃんがいるのね、、さてと、捕まえるぞ」


「愛美、GPS遮断機能解除装置を切るわよ、、もう場所がわかったから、、後は、そのビルの中に侵入して思念探知機のレーダーが示す方向に進んで、ネコを探してね、、」


「りょ、、なのだ、、」、、、「あんた、、それも凜ちゃんお母さんの口癖よ、、」


「いくぞ~、、」、、球体はビルに侵入した


思念探知機はいつまでも下を示していた、、

「あれ、、思念探知機だと、もっと地下を示しているよ、、このビルにそんなに深い地下室があるの、、、平凡なビルなんだけど」


「、、、変ね、、、地下鉄の路線もないし、ネコが、、地下深くにいるなんて、誤作動なのかしら、、、」、、愛と梓は、心配そうに画面を見ていた、、、


「愛、、この球体は壁をすり抜ける機能もあるから地中だって進めるわよ、、このまま地下まで行くわよ」






意外な繋がり、、、





球体は地下一階部分で、頑丈な鍵がかかった扉を映した、、、「愛、、変な扉があるよ」


「もう、、愛美、、私達も、愛美の目線の映像を見てるからわかるわよ、、、愛美、、中に入って、、」、、「りょ、なのだ、、」


球体は扉をすり抜けると、中は、エレベーターの様に見えた、、、「ええと、、ボタンが1つあるだけよ、、何か怪しいな、、愛、押してみるの、、、」


「、、ダメよ、、怪しいわ、、そのまま、球体で地下に進んで、、」、、球体はエレベーターをすり抜けて地下に進んで行った


しばらく進むと、大きな空間に出た、、「何これ、、広い建物に出たわ、、あれ、、AIアンドロイドがたくさんいるわよ、、」


「、、怪しいわね、、こんな地下深くにGPSでも、探せない空間って、、もしかして例の地下組織のアジトなの、、愛美、気をつけてよ、、あっ、、愛美はここにいるのか、」

、、横にいた梓は、、愛も意外と天然だと思った、、「凜ちゃんと変わらないじゃない、、愛も、、」、と、小さな声で呟いた


そんな事は、気にしない、愛美は、「さてと、ネコちゃんはどこかな、、レーダーは、あそこを指しているわ、、、」


球体は、ある部屋を示した、、、


「よし、、ネコちゃんを捕まえて転送したら任務完了だよ、、、」


球体は部屋に侵入した、、「ステレスモードは球体だと透明にもなるから、誰も気がつかないわ、、ネコちゃん、、どこだ、、」


部屋にはいろんな機材があって、何かの指令室みたいだ、、、そこには男の人と女の人が話しをしていた、、、


「まったく、お前は、あれだけ外出はするなと言ったのに、、」、、男は怒った口調で言った、、


「たまには、羽目を外してもいいでしょう、、お金も稼いだし、、高々1000万だけど、、、」


「、、、あいつも殺されないだけましだろう、、大きな仕事の前だ、、騒ぎは起こしたくない、、それより、そのネコはなんだ、」


「あっ、、ビルの前で迷子になっていたから連れて来たの、、この建物、GPS遮断装置があるから、飼い主に見つからないでしょう」


「、、、とにかく、勝手な事はするな」


この会話を見ていた、愛美が、、「えっ、やっぱり地下組織のアジトなの、両方の依頼が繋がったわよ」、、愛も、、「まずはネコを捕獲して、、後は、警察とAIアンドロイド科学庁中央局の捜査官に任せよう、」、、梓も不安そうに、、、「そうね、、私達じゃあ、無理ね、、」


愛美は、、「え~、、月に代わってお仕置きしないの、、」、、愛と梓は、、「ダメよ、危険な事はしないの、、」


「でも、、アバターじゃないと、ネコちゃんを捕獲出来ないわよ、、球体じゃあ、捕獲カプセル投げられないわよ」


「そうね、、、じゃあ、アバターに変身したらすぐに、捕獲カプセルを使って転送して、また球体に戻って脱出よ」、、「えっ、そんなに早く対応出来るかな」、、愛美は不安そうに言った


「愛美、、良いわね、、ネコはあの女の人の膝に座っているわ、、」、、愛は愛美に、捕獲カプセルを渡して、、転送装置の準備をした、、、


「もう、、どうにでもなれ、、魔法使いの女の子になれ、、」、、球体は、アニメキャラクターのアバターに変身した、、


魔法使いの女の子のアバターは、ネコに向かって捕獲カプセルを投げた、、


ネコは一瞬で、カプセルの中に、、次の瞬間、愛が発動させた転送装置で消えた、、


一瞬の事で驚いた男が、、「誰だ、、お前は、どこから侵入した、、」、、女は、男の後ろに隠れた、、、






地下組織のアジトで、、対決か、、、






「ええと、、、お邪魔しました、、もう帰ります、、、」、、アバターの愛美は普通に話した、、すると、男が、拳銃を取り出し、アバターに向かって撃った、、、「バカめ、、この場所を知られて帰すわけないだろう」


「あっ、、殺られた、、、、ん、、痛くない、、」、、それ見た愛が、、「バカね、本体はここにいるんだから、、」


撃たれた愛美は激怒した、、、「愛、、愛美は怒ったわよ、、こんな建物ごと、全員、破壊してやるわ、、愛、Σ破壊爆弾を渡して」


「愛美、、それは、葵のおばちゃんの、研究ラボで、警察と自衛隊が管理しているでしょう、、周りも破壊する威力なのよ」


「こんな事もあるかと思って、内緒でΣ破壊爆弾小型を作ったのよ、、それでも、この地下空間ぐらいは破壊できるわよ、、」、、愛と梓は驚き、、「愛美、、それって犯罪よ、、」、、愛美は冷静に、、「冗談よ、、愛、、逃げられないように眠らせるから、、24時間、眠りガスを渡して」


愛はすぐに、棚から眠りガスのカプセルを探して愛美に渡した、、、アバターの愛美(魔法少女)の手に眠りガスのカプセルが現れた、、、


銃弾が当たっても死なない、女の子を見て男と女は呆然としていた、、「どうして倒れないんだ、、化け物か、、」


すると、愛美は怒って、、「こんなかわいい化け物がいるの、、さあ、、捕まるまで寝ていてね、、、」、、愛美は眠りガスのカプセルを男と女に向かって投げた、、、


部屋には、眠りガスが充満して、、男と女はあっという間に倒れて、寝てしまった、、


「凄いわね、、完全に寝ているわよ、、愛美はアバターだから効かないけど、、、愛、、やっぱりΣ破壊爆弾を使って、破壊した方が手っ取り早いんじゃないの」、、愛美はさっき拳銃で撃たれた事を根に持っていた、、


「愛美、、冗談は止めてね、、、他の人や、AIアンドロイド達に見つから無いように早く脱出して、、」


「愛、、わかったわよ、、、」


愛美のアバターは、また、球体に戻った、、「よし、、誰も来ないわね、、後は球体で脱出するわよ、、」、、、球体は地下から急浮上して、空中まで浮かんだ、、、「愛、、帰るわよ、、、」


「わかったわよ、、空間モニター画面を見ているんだから、、、」、、梓も、、「愛美、、ネコはちゃんと、転送されたよ、、カプセルから出して、百花から借りてきた専用ケースでエサを食べているわよ、、」


「もう、、愛美はネコちゃんが見えないのよ、、早く球体、戻って来て、、」



球体は、高速で飛んで、数分で、愛美の側に戻って来た、、、


「よし、、任務完了だよ、、」、、愛美はメガネのスイッチを切ると、メガネと球体をテーブルの上に置いて、、さっそくネコを見た、、、「わあ、、かわいい、、アバターではちょっとしか見えなかったから、、ネコちゃん、、愛美だよ、、かわいいね、、」


すると、愛が、、「愛美、梓、、少し待っていて、、あの、地下組織を壊滅させるため、このデータを葵のおばちゃんのところに届けるわ、、、今日中に、逮捕させないと、また逃げられちゃうからね、、、」


愛美は、ニコッと笑って、、、「そうね、、後は、警察と国のAIアンドロイド科学庁中央局の捜査官達が、最新兵器で、捕まえるわね、、ねえ~、、ネコちゃん、お手柄だよ、、、」

愛美は、ネコに話しかけた、、


愛は、データをコピーして、、それを葵のおばちゃんの、研究ラボて待機している、警察と国のAIアンドロイド科学庁中央局の捜査官達に見せるために研究室から出て行った、、、


「愛、、ゆっくりで良いよ、、愛美はネコちゃんと遊んでいるから、、」



葵のおばちゃんの、研究ラボ、、、


愛は、すぐに先程の映像とデータを葵のおばちゃんと、警察の上部の人とAIアンドロイド科学庁中央局の捜査官の偉い人と国の偉い人達に見せた、、、


すると、、歓声が上がり、、「愛博士、、お手柄ですぞ、、あの地下組織のアジトが解明するなんて、、これで、一網打尽に出来るぞ、、、おい、、本部に連絡して、そのビルに突入だ、、、」


愛は、架純のお父さんの脅された1000万の件も話した、、警察の偉い人が必ず回収すると約束した、、






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る