私の心情
雨の日、あの子が私を見つめた瞬間から、私は私になれた。
あの、廃れた停留所で君が私を見てくれたから。
僅かな時間が今でも心を騒つかせ、暖かくさせ、そしてひどく冷たくさせる。
それでも、たとえもう会えずとも、話せずともこの僅かな時間さえあれば、私は私として生きていくことができる。
だから。
「大丈夫なんだ」
祭りを楽しむ人々を見下ろしながら、そう呟いた。
人間には見えない旅籠屋のような屋敷の二階。参道に並ぶかのように建てられた屋敷はとても壮麗とされていて、日が落ちたからか、客を迎えるかのように入り口付近の提灯に火を灯し始めていた。
祭りは人間たちだけが参加するのではない。まぎれるようにして人ではないものも訪れる。
大きな祭囃子と笑い声に呼び込み。閑寂であるいつもの神社とは真逆に、多々の声や楽器の音に包まれた参道は悪くはなかった。
いつもであったら、ここで微笑みの一つを作り、羨ましそうに眺めていたのだろうが今年は違った。鬱蒼とした表情のまま、なにかを探すように視線を巡らせる。
見つかって欲しいけれど、見つかって欲しくない。矛盾した感情のままであるが、目を閉じることはできなかった。
「これは、本音だ」
視線は向けない。だが背後にいる女は身じろぎもせず、ただ見つめる。
この一室には、私とこの女しかいない。
他のものは祝宴と、別館で酒盛りを続けていた。これからの一族の繁栄を願ってのためである。祭りの笑い声に混ざる祝宴の音が、どうにも不愉快に感じられた。
不愉快で仕方がなくて、だから目を閉じ、祭りに背後を向けることができたのだろう。女に目を向けると、先ほどの全く同じ姿でぴくりともせずに私を見つめている。
黒髪に長襦袢を着た女だ。人には整った顔だと溜息も吐かされるような顔立ちであるが、私はただ人間の顔であると思うだけで、それ以外の感想は出ない。
強いていうならば、きつい吊り目の中にある猩々緋をした瞳が人間でないことを表していて、酷く滑稽であった。
人でないくせに、人になれることを尊厳だと思っている風習だ。
全く、吐き気がする。
だからあり得もしない幻想を抱き、焦がれてしまうのだ。
希望を掴み、して打ち負かされた狐がここにも一匹。青い瞳は、失意に濡れられ、静かに伏せた。
「わたくしには、後悔しかしていないように見えますが」
不意にである。女が私にそう投げかけた。凛としたその姿には、正直羨望がある。彼女のようになれたらと、思ったことは幾度か。
「君の言う通り、後悔ばかりだ。だけどそうもいっていられないだろう。私は、もう当主だ」
「ご両親共は気に病んでいらっしゃいました」
伏せていた目を女に向ける。無表情に、淡々と投げかける姿はあの子とは似て非なるものであった。
「それは誰もが同じだ。君だって両親が逃すために尽力していたのだから」
そこで、今日初めて女は眉をぴくりと動かした。
女は、はるか昔にではあるがある男に恋をし、駆け落ち当然にこの地を離れたことがある。人間への恋であった。人と偽り、共に歩んでいこうと愛を誓った中だという。だが、それを許さぬものたちに捕われ、男は記憶を失い、女の家は衰退を辿り始めた。彼女がこうして婚約になにも言わずにいるのは、斜陽しかけた我が家系のためなのだろう。
「少し、羨ましいよ」
もし、女のように緊縛されるような身柄であったならば、きっぱりと諦めることができる。そうでないから、半端になってしまうのだ。
「……旦那様、それはわたくしに対する罵詈でございますか?」
「君がそう思うのなら、そうじゃないのかな」
女にかけた言葉は、投げやりだった。なにもかもどうでもいいくらいには、投げやりであった。
それは言葉には足らず態度などにも表れている。
私らしくない。私の知らない私を見ているような気分だ。
それくらい、あの子の影響は酷かった。
嵐のような子だった。静かに佇む代わりに、己の全てを掻っ攫うかのような堂々とした子だった。
なにより、黒曜石のような瞳が好きだった。私を見つめる、次期当主ではない私を見てくれる、瞳が好きだった。
痛い。
あの子のことを思い出すと、心が痛い。生まれ落ちてから得るはずのなかった感情は、蝕むように心に残っている。
「彼女は、大層旦那様を好いているようで羨ましくて仕方がありません。そんな感情を抱けるところが」
「……」
意外と口が悪い女である。
だけどもその言葉で、今朝の光景が脳裏に浮かび上がった。
花嫁参列だ。
当主の座を渡す儀式も兼ねている神前式は人間には見えぬはずであった。だが、なんの因果かあの子は来た。泥だらけで汗を垂らし、息を切らしたその姿に参列していたものは愚行だと蔑んでいたが、私はそうでなかった。
嬉しかった。
ただ、嬉しかった。
嫌われたと思っていた。
あの子があれだけ声を荒げる姿見るのは衝撃的で、嫌われたのかもしれないという感情が生まれてしまえば逃げるように離れた。どうせ、記憶と共に私の存在は彼女の中から風化していく。とても辛いことであったけれど、だけどもあの子のことを思えばそれが正解だと気づいていた。
だけど、そんな正しさを覆すほどの喜びが生まれて、目が合ったときすぐにでも駆け寄りたい衝動が爆発したかのように生まれていった。
抱きしめたかった。
触れたかった。
だけど、だけども。
好きだからこそ、近寄れないのだ。
きっと人ではないことは気づいたのだろう。
ならばもう、会えない。会ってくれない。人ではないものは、人には受け入れられないのだから。
「……今まで過ごして、分かったことが一つあります」
はあ、と呆れたようにため息をする女は猩々緋の瞳を見透かすように細める。
「貴方、とんでもなくメンタルが弱いですね」
その言葉は思っていたよりも鋭利であり、弓矢で射抜かれたと錯覚したほど酷く刺さるものであった。
「ネガティブ思考で、悪いことばかり考えて」
「ぐっ」
「その上泣き虫で、すぐ逃げるから相手に後味の悪い感情を抱かせる」
「……き、君っ、まさか見てたの!?」
目を大きく見開かせて、そう問えば「ええ、まあ」とさらりと答えた。
驚きやら困惑やらで、眩暈がする。
項垂れる私に彼女はもう一度息を吐いた。
そして、一度目を伏せると思考するかのような間を設けてから、鋭い目つきをして私を見た。
「……この婚約が生まれた起源をご存知でしょうか」
「なにを当たり前の事をいうんだ。人間に祈られた宇迦之御魂神が慈悲でこの地に眷属の狐の子を、」
「違います」
迷いのない口調に声が止まる。
「我が家系は古くからありますが故、記録書が残っていました。旦那様のいう、その伝えは種族を尊ばせるもの。事実は違いました」
女の家柄は確かに古くから伝わる。だが私は生まれて数百年、当主として教育されながらそんな話聞いたこともなかった。
「人間が祀った神による慈悲でこの地に雨は降られたという伝承は皆が知られている。だけども違ったんです。祈ったのは人間ではなく」
すう、と赤い瞳が冷徹さを帯びた。
「狐でした」
「……それはまた」
本来の伝承、というべきなのか。私の知る伝承は、雨の降らぬ地に涙した人間たちが他所の地の神の存在を知り、宇迦之御魂神を祀り立てたのが始まりである。その熱心な信仰に喜び褒美として、番である二匹の狐を送り込んだ。最初の狐たちは人間に使えるのが屈辱でならなかったのか、雨を降らすことなかったが人間たちが二人の仲を讃える祭りを開き、嬉しさのあまりに雨を降らした。
だから風習として二匹の狐は番にならなければならない。人間たちも祭りを開かなければならない。尤も、今の祭りはなにを願ってなどとうに忘れられているだろうが、眼下では皆楽し気にしている。
形式上ではあるが、こうやって風習は守られていった。
「まず、宇迦之御魂神様が狐を送ったところまでは同一です。ですが送られた狐は一匹だけでした」
「一匹?」
「はい。最初は雨を降らさぬところまでは一緒です。その後、狐はある男と出会い恋に落ちました」
「ま、待って。恋?いったい誰に」
「人間です」
息が止まったかのような心地であった。だってそうだろう。遥か昔、途方もない昔の我々の祖先が同じように人間に恋をしたのだろうか。それはまるで。
「まるで、我々のよう」
私の言葉は確かに目の前の女にも届いたらしい。女は同意するかのように目を閉じ、話を続けた。
「狐が男に恋したように、男も狐に恋をしました。狐と人間。認められるわけがありません。隠れるように逢瀬を重ねました。だがそれも一抹の時間でしかならず、人間たちに知られてしまった」
女の瞳に一つまみの寂寥が入る。
「一匹と一人は、遠ざけられてしまったんです」
きっと彼女の瞳に移るのは今ではない。きっと昔のことだ。恋をして、共に逃げようと手を握ったときだ。他者による介入で離れなければいけないということは、語った物語にも女にも共通する。だからきっと、当時のことが鮮明に思い浮かんでいるのであろう。
「狐は悲しみにくれました。流した涙が雨となり、皮肉なことに繁栄をもたらした」
とてもありきたりな異類婚姻譚である。どの地域にも存在するかのような話である。
「男も同様でございました。泣いてばかりで、なにも手に付けない。衰弱していくのは当然の理であります。それに憂いた人間の老婆が祭りを開こうと提案しました。別れさせたのは酷であった。少しの間でいいから狐と男を合わせておくれと」
「まるで七夕伝説」
「ええ。男のありさまで祭りは開かれた。そしてほんの少しの間でございましたが狐と男は再会しました。ですがここで誤算がありました。狐と男は想像を絶するほど熱く愛し合っていた。だからなのでしょう。激情のあまりに男は狐となってしまったのです。もう離れたくなかった。その気持ちは今までの己を捨てるほど」
女の表情が少し柔らかくなった。
「そうして、この地に狐は二匹となり今まで祀られた。その子孫が我々なのです」
女の先ほどの暖かさも冷たさもない表情から打って変わって、柔らかくはにかみ心底楽しげに話を終えた。
語られたものはまったく荒唐無稽で信じられる代物ではなかった。まるで誰かが考えた物語のようでしか思えない。
「どこの文献に書かれていたの、それは」
「蔵の奥深くに。信じられませんか?」
「矛盾点が多すぎる。それに都合が良すぎるようにしか思えない。ことが易々とうまく進むはずがないからね」
女は笑った。その笑い方は拗ねている子供を可愛がるような、そんな笑い方だった。その表情が少し、腹立たしい。
「ですが、ロマンを感じませんか?私たちの血に、人の血が混ざっているのだと。先祖の代から人に恋をしたのだと」
胸に手を当てた女は、本当に嬉しそうであった。そうであってほしいと願っているのではない。確信しているような表情だった。己の体に人の血が流れていると、信じているのだ。
だが結局は、目の前の女も私も人の子は離れた。物語のようにうまくいかない。
それが現実というもので、今だった。
女は私の現状を見てまた呆れた。「悲観主義」と呟いてもいた。否定はしなかった。否定する気も、すでに失せていた。
外はもう、日が完全に落ちていた。空には満月がぽっかりと浮かび、出店の暖色の光が夜だとは思わせない。
「わたくしはただ、思ってほしかったんのです」
「なにを?」
女は笑っていた。どこまでも嬉し気で、そして少しの申し訳なさ交じりで笑っていた。
「こんなこと、終わりにしたいと」
発せられた言葉に、ぐっと唇を噛む。喉から苦いものがせり上げていくかのような感覚を解かなんとか抑え込んだ。
考えないでいたことを無理矢理えぐり取られたかのような苦しさに、思わず女を睨んだ。
女はなに食わぬ表情で余計に腹が立つ。思わぬように閉まっておいたのに、随分と勝手な女である。
「良かった。貴方も私と同じようで安心致しました」
なにに安心したのか、なにがそれほど面白いのか真意はわからない。わからずにいる私を置いてけぼりのまま安堵の表情で女は笑い、そして畳の上に三つ指をついた。極めて丁寧に、深々と頭を下げる。突然の行動に私は意表を突かれた。
「今回の婚約、断らせていただきたく存じます」
ああ、そうか。
その言葉が来ることを考えていないわけではなかった。きっと二人の間に嫌悪の感情はなけれども、親密な感情はなかった。れっきとした政略結婚である。私だって考えてはいたし、いい顔しない親族はおれど了承はしてくれただろう。だけどももう、遅いのだ。
「儀式をすませてしまったから?」
心を見透かしたかのような女の問いに思わず目を見張った。
「わたくしは例外も必要だと思うのです。神を信じぬようになった時代、我々も変わらなくてはならない。天気が科学で証明できるようになった今、我々の風習は必要でございますか?」
「それでも私は雨を降らすことができる。人に馴染めまいさ」
「ならば人になればいい」
間髪入れずに女はそう返した。まるで至極当然だというように。
「馬鹿なことを」
「馬鹿でございません。これはわたくしの見解でございますが先ほどのお話にある『男が狐となった』場面、あれは実際狐になったわけでないと思うのです……つまり、化かし」
化かしとは、狸や狐などの妖が行うもの。もちろん狐である我々も容易であり、現在人の姿をしているのは化かしを利用してのことである。
「諦めきれなかった一匹と一人。共にあるには異種であることが壁であった。だから男を狐になったかのように見せた、化かしたのです」
「つまりなにが言いたい?」
「なぜ貴方とわたくしは人の姿であるのでしょう」
は、とした。まるで曇天が晴れたかのように。
そうだ、なぜ私たちは、我々は人の姿であるのか。なぜ人であることが残っているのか。
「思うに、人であること捨てたわけではないのでは。人として生きることを捨てたわけではないのだと結論づけました。要するに、我らの祖先は狐であり、人であるということです」
「それは過言じゃ……」
「過言で結構!」
女は私をみた。鋭く射抜くような瞳は輝きを帯び、寂寥も翳りもなく一筋の希望を見ているかのような真剣な瞳であり、少し、少しであるが目を丸くした。彼女がこのように声を上げるのは初めてであったからだ。
「わたくしはなにを言われようとも信じ、そして我らが先祖に人間がいた事を誇りと思います。人として生きる道があったのだと、わたくしにとってなによりの暗澹を照らす希望なのです。わたくしは選ばれた生き方でなく、選んだ道を行く。皆が馬鹿げたものと言おうとも、わたくしは信じるという選択を迷わず致すのです!」
彼女は、一匹の女は、一人の女は、泣いているようにも苦しそうにも見え、でも胸を張る姿に目が離れる事なかった。
すごい、と言う単純な賞賛が口から漏れる。無意識のうちにであった。それくらい、彼女は目を見張るほど堂々としていて、また羨ましくなった。
いや違う、羨ましくなってはいけないのだ。
彼女はたくさん悩んだはずだ。悩みに悩み、婚約を儀式を行おうとあの子の元に行き、それでも人間に羨望を抱いて、今、私を見ている。
家のこと、己のこと。その狭間で揺れ動く心に、何度押し潰されたのであろうか。考えるだけで、心が氷になったようである。
現状に憂うのが私だけではない。目の前の女もそうなのだ。
そんな女が、こうやって自分で地を立ち前を見ている。絶望に伏せた私に手を差し伸べている。
だからきっと、ここで立たぬというならば男が廃れるのだろう。
ああ、なんて。私は人に恵まれたのであろうか。
「ありがとう」
組んでいた足を解き、畳の上を立った。
女は笑っている。赤い瞳に反射する私は、曇天が晴れた清々しい表情をしていた。
「一つ、いいかな。君は本当にこれでいいの?」
これからのことだ。バカな質問だとは百も承知である。
だが、この政略結婚は没落していっている彼女の家柄回復のためにも行われたことなのだ。この婚約が破棄となれば、迷惑被るのは彼女だけではない。その確認のためにも、一度見つめれば女は笑いを解くことなく頷いた。
「たとえこの婚約が続けど、没落は一時止まるのみ。ならば、時に身を委ねます。それに生きてみたいのです。あの人が見てくれたわたくしのまま、わたくしはわたくしとして生きていくのです」
希望と憧れしかない、子供のような言葉に思わず笑った。
そうだ、その通りなのだ。結局私も目の前の女と同じ、私が私として生きたいがために行くのだから。
ならばもう、なにもいうまい。
私は背を向けた。女はもう一度頭を下げ、見送った。きっとこれが最後なのだろう。彼女が没落家の長女として、私が良家の当主として見送るのは、これが最後なのだ。
覚悟は決まった。
することは、もう。
◼︎
誰もいなくなった部屋で女は頭を上げた。あれだけ言えば、あとは彼個人でどうにかするのであろう。きっとわたくしはもうお役目御免といったところか。
ならばそろそろ支度を始めよう。わたくしがわたくしとして生きていくために、この地を出よう。もう、未練などなにもないのだから。
それにしても。
眼下には人の間をすり抜けて、駆けていく男がいた。つい先程までこの部屋にいた男である。
あの男はなににも興味を示さない操り人形のような者として、名が広かったはずなのだが。会話を交わしたのは、まるで初めて恋をしたかのような思春期真っ只中の子供のようにしか思えない。
「あれだけ骨抜きにするとは」
脳裏に映るのはいつだって、昔のこと。希望を持ち、憧れを抱え込んで手を繋いだあの日々のこと。
離れ離れになったとき、最初はとても苦しかった。泣いてばかりで、会おうと思っても彼はなにも覚えていない。
ああ、これが絶望というやつなのか。そう切に思った。
年月が経ち、彼が他の女性を歩んでいるのは知っている。一人の娘を持っているのも知っている。まだ思いが残っているのはわかっている。だからこそ、この気持ちは失くさないでいこう。彼とわたくしが共に笑い、歩んだ日々があったという事実を残すために。
「ああ、ほんと」
今まで話していたあの男を思い出す。恋に振り回される哀れのようにも、懐かしいようにも感じたあの男を。男は、少し昔のわたくしのようだった。
思わず、笑いが溢れた。
もう一度会いたいな、あれだけ垂らしこむ少女に。できれば、話してみたかった。
彼女はきっと困惑するのであろう。だけど優しくて真面目だろうから、少しずつ語ってくれるはずだ。その姿がありありと想像できた。
ああ、本当に。
「遺伝ですかね」
その呟きは誰にも拾われず、吹いた一陣の風と共に消えてなくなった。
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