スマホ依存症（？）

もっとマジになるべき

電気をつけて眠ると、睡眠の質が下がり悪夢を見やすくなるらしい。

わたしは、夜眠る前は決まってスマホを弄っているので気が付いたら寝てて起きたら朝とかザラにある。チュンチュン…チュンチュン…と窓の外の小鳥からのささやかなモーニングコールを受け取りながら、むくりと起き上がる。見ていた夢の内容が勝手に脳内を巡る。強制的に夢の内容が反復されるので、抗えない不快感に唸りながら1日がスタートする。といったようにルーティンみたいになってしまっている。

好ましくない睡眠生活を続けているからか、わたしは支離滅裂で辻褄の合わない内容の悪夢ばかり見てしまう。その一例を今から紹介しよう。

【楽しそうにプールに入って泳いでいる子ども達が、プールに紛れ込んだ鬼の攻撃で笑顔のまま氷漬けにされてゆく。わたしは陸にいて、次はわたしの番だとわかる。鬼から必死に逃げ出すも、ゆったりしたスピードだが確実に距離を詰めて追い回されるのだ。寸前のところでクッキー工場に到着して助かる夢を見た。】

意味がわからなかった。きっと読んでるあなたもよく意味がわからないだろう。そして薄っすらおぞましさを感じたのではないだろうか。目が覚めてから暫く時間が経過しても、心臓がバクリバクリ収縮して全然落ちつけやしなかった。わたしを捕まえられず残念そうな鬼の顔がちらついてしまう。電気をつけて眠ると、睡眠の質が下がり悪夢を見やすくなるらしいと知っているのだから、眠る前に消灯し、部屋を暗くして眠ればいいだけなのだ。解決のしようはあるので、大した事ではない。その気になれば快眠できそうな自信からか、わたしは気色悪い悪夢を回避することより、スマホの中のSNSを意識が途絶えるギリギリまで利用することを選んでしまう。現代人を悩ますスマホ依存症そのものだ。

やっかいすぎる、健康のためにどうにか対処しなくては！

これではまるで…自ら悪夢を見にいくドMのようなものだ（笑）

チュンチュン…チュンチュン…と小鳥が笑うように囀っている気がした。