時が止まるその時
スキルは結構体力を使った。体から何かがすり減ったと言うか、疲れたと言うか…
「これでわかっただろ!意外と俺もやるんだ…よ?」
あれ?全員倒れてる?ちょっとまって!受付の人もクマラとか言うやつも全員倒れてる!
そのまま駆け足で冒険者ギルドをあとにして街中を見渡したがさっきの活気のあった街は愚か静けさが街を支配していた。
「ぐー」
静けさになるお腹…そういや昼飯食べてなかったなでもみんな倒れてるし…そういや昔親父がバレなければ犯罪じゃないって!
この状況を飲み込めてる自分が怖いが今日は豪華な飯と行こう!
ルンルンとした足取りで王城の方へ行って貴族街へ出た。
「この店に入ろうか。俺なんか一生入れないような店だな」
まるで豪邸のようなお店へ入って入った。
「みんな倒れてるし、食い放題だぁ!」
そのまま手当たり次第誰かが食っていたのであろう飯を手当たり次第食った。神様がいるとしたら俺は天罰を食らうのだろうが俺は神様とか宗教とか勧誘とか興味ないので関係なし!
それから結構な時間が経ったのだろうお腹いっぱいどころかこんな高い飯が食えるのは最後なのだろうから限界を超えてまでも食った。
もちろん味は絶品!見たことのない料理ばっかだったけどとにかく食った。
結構な時間食ったけど周りの豪華な服を着た人たちは一向に起きる気配なし!何が原因かわからないけどいつか起きるだろ
腹一杯になった俺は暗くなっていた空を見ながら貴族街を少し歩いて宿に戻って寝た。倒れてる人達は俺にはどうすることもできないのてとりあえず寝ることにした。
にしてもなんでみんな倒れたのだろうか。魔法というものなののせいなのかな?魔法も俺はよくわからないし、もしそうだとしたら誰が魔法を打ったのだろうか?
そういえば親父は魔法なんか全然できないとか、難しいことはよくわからんとか言ってたな。いつも血だらけで帰るからただの戦闘狂だろうし
そんな事を考えながら徐々に眠っていった。
気がついたら外は明るくなっていた。朝の準備をして料理は勝手に作った。一人暮らしをしていたから料理には意外と自信がある
俺は宿を出てまた冒険者ギルドへ向かおうとした時事件が起こった。
「キャァァァァァ!!落ちるーー」
そんな声と同時に体に強い衝撃が走って倒れ込んだ
「ぐへ!」
「もー!なんなのよこの身体!使いにくいったらありゃしないわ!もーーなんなのこんなに強い圧をかけた奴は!ムキィィィィ」
下から見たその姿は赤の髪にローブを着たちっちゃい子供だった。
何より下から見たその女の子は白色だった
実は弱い俺が威圧スキルレベル999になって色々と困ってます〜Sランク冒険者になるまでの物語〜 やすはる @yasuharu1008
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