4.最初の目標
さて前の章であなたの作品への道順をまとめた。次に考えるべきはどこから人を呼び込むべきだろうか?だ。
これは今のあなたの状況による。主な判断基準はフォロワーの数と普段のPV数。この2つがすでに多いのであればこれから語る過程を飛ばして次の方法をとらなければいけない。
だけどこれは万人に向けた参考書なのでどんな人にも役立つように0の状態から順を追って説明していこう。
お読み頂いている方の中にはすでにある程度の数を持ってる人も多いだろう。しばらく答え合わせにお付き合い頂くことになる。数字について偉そうに語っているのできちんと利点を提案しておく。もしかするとまだやっていなかったことがあるかもしれない。自然と出来ていたが改めて言語化することでよりうまくできるかもしれない。あなたは今よりもっと数字を伸ばすことができるかも。大きな数字を持っている方も良ければお付き合いください。
仕事でも勉学でもスポーツでも恋愛でも目標は大切だ。だけど例えば恋愛を例にして出会ってすぐに「一緒の墓に入る」ために積極的に動く人は怖い。墓石や墓の土地の貯金を開始する。
究極的な目的はそこかもしれないが一番最初に最終目的を掲げて走り出すとうまくいかないことはわかるだろう。
さてあなたの目標は何だろうか?小説で食べていく!コンテストで大賞を取る!ベストセラー作家になる!落ち着いてほしい。それは墓石の購入貯金に近い。
否定しているわけではない。高い目標は大切だ。だが段階を踏もう。読者の声なくして上達は難しい。大きく成長するためにまずは読者を集めて自分の作品を読んでもらうべきだ。そこはどんな目標を持つ人でも変わらないだろう。
なのでまずはすべての人に共通する恋愛において「告白してOKをもらう」くらいのほどよい目標を立てよう。誰しもに必要な段階だ。
前章で軽く触れたのだがカクヨムで数字を伸ばすために最も効果的な、抑えるべきはどこだろうか?それはカクヨムのトップページ。注目の作品である。ここが最初に目指す目標としてほどよい。理由は2つある。
1つ目の理由は最も見る人が多いからだ。広告のコツはとにかくたくさんの人に見せること。3000中の30。プロの本気がそのくらい。300の結果が欲しいなら30000人に見せなければいけない。そのためには見る人が最も多いトップページ開いてすぐに表示される注目の作品に載ることが近道だ。
2つ目の理由はそこまで難度が高くないからだ。前章で軽く触れた注目の作品の基準をより明確にしておさらいしよう。投稿して3時間以内に☆10,PV60が私の体感である。だがこれはあくまで経験則でサンプルが少ないので申し訳ないが盲信はしないでほしい。
詳しく説明すると例えば私が注目の作品に選ばれたものは投稿ジャンルが評論と現代ドラマだった。おそらくこの2ジャンルはハードルがそこまで高くはない。なぜかと言えばあなたがカクヨム運営だとしてトップページに単一のジャンルばかりが並ぶようなシステムを作るだろうか?なるべくいろいろなジャンルをトップに表示したいだろう。
なぜそう予想できるかと言うと「異世界ファンタジー」が作品数や☆やPVで考えると圧倒的人気ジャンルだからだ。なので単純な数字だけで選ぶと異世界ファンタジー作品で注目の作品の一覧は埋まるはず。だがそうはならない。つまりジャンル等の他の要素で選抜される条件が変わる。
この辺りを正確にするためにもしよければあなたの作品がどういったタイミングで注目の作品に選ばれたか、経験のある方はコメントに残してほしい。投稿時間帯、ジャンル、選ばれた当時の☆とPV数、など記憶の中のだいたいの情報でも頂けるとありがたい。
時間帯も大きく影響するだろう。読者の多い時間帯、少ない時間帯、当然多い時間帯であれば☆10,60PVでは足りないかもしれない。他の作品の伸びが大きいからだ。確か私の作品は仲の良い方が近況ノートでご紹介していただいたタイミングで伸びて、それが夕方ごろだったかと思う。
なのでジャンルや投稿する時間帯によっても変動する。当然たまたま同じ時間帯に素晴らしい作品がたくさん投稿されれば載らないことがあることも留意頂きたい。
特に基準が激増するため注意が必要なジャンルは異世界ファンタジー、現代ファンタジーだ。1エピソードで3時間で300PV,☆30程度が目安かと思う。週間ランキング1位の作品同士で比較した時に、他のジャンルに比べてPVが5倍くらい違うからだ。☆はPVが伸びると割合少なくなるので必要数は30程度を予想する。数字の印象ほど無謀ではない。なぜなら人気ジャンルは関心を持つ読者も多いからだ。ただこれから提案する活動の手数は多くなる。異世界ファンタジーで勝負する方は大変だけど覚悟を持ってぜひ挑戦してほしい。
言い訳のように不確定要素を並べてしまったが一旦は「☆10,60PVを達成して注目の作品に載る」ことを最初の目標に設定しよう。必ずおすすめに載るわけではないが、まずは可能性が出てくる地点を目指して進もう。それに0から始めた人にとって「告白してOKを貰う」くらいのちょうどよい目標だろう。
では☆10,60PVを達成するためには何をすべきだろうか?次の章で考えていこう。
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