3.アクセスを確認しよう
0からの下積みは良い経験だらから闇雲に書き続けよう。それでも良い。1つの正しいやり方だ。だけどせっかく数字が少し楽しく感じてきたことだろうから賢い方法をお伝えしよう。決して短い道のりではないがお付き合いください。
まずあなたの作品への入口を探す。入口を理解したら以降の章で一緒に状況を整理して目標と計画を立てよう。
どこかに出かける時に目的地のホームぺージでアクセスを確認したことがあるだろう。最寄り駅、バス、駐車場の案内。あなたはこれから自分の作品に人を呼ぶために活動する。
50人規模の施設なのに新幹線の案内を出して効果はあるだろうか。ドーム球場なのにタクシーの案内だけを出しても混乱を生むだろう。
まず自分の作品や自身の状況を把握してどういうアクセスで人を呼び込むのか考えよう。正しい判断をするためにまずあなたの作品へどういうアクセスが出来るのか整理しよう。
あなたの作品へ続くカクヨムの交通機関をまとめよう。
※目次的なもので長くなります。さらっと読んでもオッケーです。
1.カクヨムトップ
2.イベント・企画
3.検索機能
4.通知
5.ユーザーリンク
6.外部SNS
おおよそこの6つ。ひとつづつ整理していこう。
1.カクヨムトップ
トップページを確認しよう。2024年9月現在1番上にイベントや商業出版された作品の画像バナー。その下に注目の作品。少し下るとランキング。その下に新着小説が並ぶ。トップページはすべての利用者が見る。全員が集まる場所でしっかり読者を呼び込むことができれば確実に数字を延ばすことができる。スクロールする必要のない上に表示される項目ほど重要になる。次の3つが主なアクセス源になる。
①注目の作品
ここが最初の目標になる。ここには短期間で大きくPVや☆を伸ばした作品が表示されている。想像よりも楽に載ることがあり私の経験則では投稿すぐ、短時間で☆10、PV60くらいまで伸びると表示されることがある。ジャンルや時間帯によって基準は変わる。詳細は追って説明するのでひとまず数字を伸ばすためにはここを目指すと覚えてほしい。
②ランキング
小説を探すときにどうするだろうか?おもしろい小説を探すならランキングを見る。上位に表示されれば読者が集まる。つまりすでに有名な作品がより多くの読者を集める場だ。だからと言って初心者には関係ないわけではない。自分の現在地を確認できる。あなたの活動が正しいならゆっくり順位は上がっていく。初めてしばらくは活動の指針に、数字が伸びてきたら自然と良いアクセス経路になってくれる。
③新着作品
投稿された作品がすべて表示される。ここを見たことがあるだろうか?おそらく多くの方がないと思う。新着は質やジャンルがごちゃまぜだ。なので読む側からするとガチャを引くように選ぶことになるからだ。だけどここから読んでいる人が一定数いる。登録初期のありがたいアクセス源であり、のちのち説明するがきちんと数字に対する対策を施すと20PV前後にはなるのではないだろうか。
2.イベント・企画
①イベント
カクヨム公式が運営するイベント。先述したようにイベントは画像リンクでトップページの一番上に表示される。目立つ。特に公募系のイベントのページでは週間ビューランキングが一覧表示される。条件で縛りがあるので全体ランキングより上位を狙いやすい。またイベントタグで作品を読み漁る読者もいる。数字を増やすならぜひ参加するべきである。
②自主企画
ご存知の方が殆どだろうがおさらいする。ユーザーが自分でイベントのようなものを開催できる機能だ。自主企画に参加すると主催者に高確率で読んでもらえる。または自分で開催することもできる。企画は好みの作品の本棚を作る機能だと考えている人が多い。実は初心者がPVを伸ばすためには優秀な機能だ。近々詳しく解説するので覚えておいてほしい。
3.検索機能
タイトル、キャッチコピー、タグ等でキーワード検索ができる。こちらも察しの良い方はお気づきだと思うが新着作品と同じように実際に使う人は限定されているだろう。だけどあなたの作品への経路にはなる。きちんとした対策をすることで数十PVは伸ばすことができるだろう。どういったキーワードが検索にかかり易いのだろうか?どういったタイトル、タグにすべきか。獲得できる数字は大きくないので後回しにはなるが追々解説しよう。
4.通知
作品の公開・完結、近況ノートの2種類に分かれる。これまでの項目と違いすでにフォローしてくれている人からのアクセス方法になる。ここが最も大切で安定してPVや☆を獲得できる要素になる。
①作品の公開・完結
作品を公開するとフォロワーさんに通知がいく。すごく重要だ。なぜかと言えばあなたのことを好きな人に新作の案内を送っているからだ。他とは違い知らない人を説得して読ませる必要がない。読んでもらえるし、またいいねや☆が貰える可能性が高いのだ。
②近況ノート
リンクを貼ることで作品へのアクセスにできる。こちらもフォロワーに通知がいく。新作公開と重複しているように見える。だがより効果的な案内が出せるし、他にも重要な役割がある。近々詳しく解説する。
5.ユーザーリンク
あなたが他のユーザーの作品に☆をつける、また近況ノートにコメントを残す。するとあなたの名前のリンクが残る。この人はどんな人なのだろうか?興味を惹くとそこから作品にたどり着けるし、フォローしてくれる人がいる。あなたが様々な人と楽しい交流を持てば持つほどアクセス経路が増える。あちこちに顔を出して入口を増やすことは重要だ。こちらも近々詳しく解説する。
6.外部SNS
XなどのSNSでリンクを貼る。これはできる人が限られているので多少長くなるがこの目次で書き切ることにする。あなたのことが好きなフォロワーが最も作品を読んでくれる確率が高い。ならすでにいるフォロワーをカクヨムに呼び込めばよい。
最初に触れたが注目の作品に載る条件は☆10前後60PVを短時間で獲得すること。Xのフォロワーが100人いたらできそうではないだろうか。そして注目の作品に載ると私の弱小作品でも500PVくらいまで伸びる。それが何度も続けばカクヨムのフォロワーも雪だるま式に増えていく。SNSではなく別に学校や職場の友人でもいい。無理せず気軽にお願いできるならどこでもいい。この方法が一番の近道である。それにカクヨム運営にとってもこの上なく嬉しいことだ。企業にとってお金をかけず新規ユーザーを連れてきてくれる存在なんて最高だ。
なのでこれまで沢山の人と仲良くしてきたならあなたは胸を張ってそうすべきだ。それは1つの才能であり努力の結果だからだ。私のようにそういった才能を持っていない人は悔しいかもしれない。同じくらいの実力の人が自分より圧倒的にPVを稼いでいる。作品の質では…私の方が才能が…絶対に言わないようにしよう。思っていても飲み込もう。外部でのフォロワー、その人の知名度は1つの大きな努力だからだ。日々の積み重ねでしか手に出来ないことだからだ。私達はその類の努力をしてこなかった。大人しく続きを読んで一緒にこれから頑張ろう。
長くなってしまったが数えると大きくは6項目、細分化した分を含めても10項目しか作品への経路はない。どの道順で作品への導線を引くのか、正しく理解すればあなたは数を伸ばす。何においても大切なことはぼんやりしたまま行動せずに、しっかりと分解して1つ1つを理解して行動することだ。今後より深く理解していこう。
さらにここまで読んで頂いたみなさんは必ず数字を延ばす。意地の悪い私はこんなに長い章の最後に大切なことを書くからだ。また宣伝、広告の基本は読むことだからだ。
この参考書はあくまで大きな枠組みを伝えるものだ。
あなたの人柄、作風、ジャンル、目標によってすべきことの細部は変わってくる。なので個別具体的な判断はカクヨムのサイトのあちこち、読者がどこが好きなのかを踏まえて自作品を読み、他の作者の人気作を読み、様々たくさん正しく読んで情報を集めて学び、私の伝える大枠に照らし合わせないといけない。ここまでしっかり読んだあなたなら間違いない。読む人は必ず成功する。
次回は具体的にどこからアクセスを増やすか、考えてみよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます