06 せっとく

 世界各地に点在している塔。姿かたち、高さ、色はその地方によって異なり、そして中の構造の他、中で蠢くそれらも異なる。

 それらは『混ざりもの』と呼ばれている。

 特異変異した魔物の一種とされているが、実のところ解明はされていない。

 塔の中にいるあれらは、魔物とは完全に異なる存在だったからだ。

 魔力というものを帯びず、姿かたちは様々。もはや記録に取ることすら不可能なほどに塔ごとに、そして塔の中の階層ごとに変わってくるのだ。しかも二度目に塔へと挑んでみれば、また別の姿かたちが異なるものが出てくるのだから始末に負えない。

 そういうわけで相称して混ざりものという名となった。

 では姿かたちが異なる混ざりものはどうやって倒せば良いのか。

 出現してくる姿かたちにある程度引っ張られる為、炎や水等々で討伐していくことはもちろん可能である。だが共通して混ざりものが苦手とするものが一つあった。

 それは意外にも治癒の魔法だった。

 光ではない。炎でもない。癒しの力が混ざりものにとってより効果的だった。

 まるでグールのような存在だったが、グールの方がまだマシだと言える程度にそれでも厄介でしかない。

 何せあれらは、階層が上がるにつれてより狂暴化し、より強くなり、弱点であるはずの治癒さえも通りにくくなってしまうほどだからだ。

 しかし、だからこそ冒険者達は塔へと挑む。

 より強い混ざりものに挑む為。踏破することで名声を得られる為。そして――。


 ▽+▽+▽+▽+▽


「ウルスラ! マムが呼んでる!」

 読んでいた本をぱたりと閉じたウルスラはリーゼの姿を目に映した。

「奥の部屋?」

「そうよ。ねぇ、何があったの? ロルフも来てるし」

 本人的にはお兄さん、と呼んでほしいようだが残念ながらこの孤児院の子供達は皆、ロルフを呼び捨てで呼んでいた。

 昨日、あの小屋で話をした通り、朝からロルフはやってきた。ユリアーナを目の前にしたロルフは若干挙動不審だったのは少々面白かったが、そうなるのもどうしてからウルスラは心底理解してしまい、こうして本を読んで心を落ち着かせようとしていたのだった。

「……マムの様子、どうだった?」

「……なんかちょっと怖かったんだけど、本当に何したの?」

「怒られることだな」

「馬鹿ね、ウルスラは」

 リーゼはそう言いながらウルスラの手を取り、奥の部屋まで一緒に行ってくれるようだった。

「逃げちゃうかもしれないからだからね!」

「ああ、分かっている。おかげで逃げられなくなったし、逃げたらもっと怒られそうだ」

「そうよ」

 そうして連れてこられた、未成熟の子供にとってみれば大きく重たい扉の前に立ち、ウルスラは覚悟を決めノックをするため手を伸ばした。


 ある程度の予想はしていた。しかし予想は予想である。

 ウルスラは今すぐ、この目の前の現実からどうにか逃れたい気持ちでいっぱいになっていた。

「ウルスラ?」

「……はい」

「何故こっちを見ないのかしら?」

 恐る恐る、ウルスラは顔を正面に向ける。そこにはいつものように笑顔を浮かべるユリアーナ。しかし目は笑っておらず、そして寒々しい、冷え切った視線を向けてきていた。

 あ、怖い。

 ウルスラは無意識に後ろに下がりそうになったが、ロルフが観察するようにウルスラを見ていることに気づき、ぐっと耐えてユリアーナを見つめ返した。

「聞いたわ、ロルフから」

「はい、マム」

「……冒険者に、なりたいの?」

「はい。冒険者になりたいです」

「何故?」

 嘘よね、と言葉の裏に潜んでいる言葉が聞こえてきそうだった。

 ユリアーナの揺れる瞳に、ウルスラはまっすぐに見上げた。

「私の為です」

「誰も、そんなことを求めてなんていないわ」

「私が私に求めています」

 他の誰でもない、ウルスラが求めた。

 まるで言葉遊びのようなやり取りだが、事実であった。

「守りたいものが多いので、強くなるために冒険者になりたいのです」

「それは今じゃないと駄目なの?」

「はい。少しでも早くなりたいのです」

 天使に比べて人間の寿命は僅かでしかない。確かに未成熟なこの身体では足りないこと、出来ないことが山程あるのは理解している。

 それでも、保有している知識、経験、この力はそれを差し引いても、十分なほどに可能だと勝手ながら判断をしている。

 何よりも、人間の冒険者であるロルフがそれを認め、こうしてユリアーナを説得しに来てくれた。第三者からみても間違いなく冒険者としての力を有しているという事実を示していた。

 口を閉ざしたユリアーナに、ロルフが言葉をかけた。

「あのさ、マム」

「……何かしら、ロルフ?」

「俺が知る限り、塔に関する知識は誰も敵わねぇ。より安全に、より確実にあの塔を踏破出来る」

「それならこの子が冒険者にならず……例えばギルドのお手伝いとかががぴったりだと思うのだけど?」

「周りを言いくるめて塔に入り込もうとするのが目に見える。一人で塔の近くまで来ていたんだ、それぐらいの豪胆はある」

「それについては別で話はするわ」

 どうやらこの話が終わったら後に、それについてのお叱りが待っているらしい。さすがにその時は逃げても良いだろうか。

 なんて邪な考えを抱いた瞬間、ユリアーナの鋭い視線が飛んできた。

 何かしら感じたのか、それとも偶然なのか。

 どちらにせよ、ウルスラはすぐさま視線を反らしたのは言うまでもない。

「……貴方がこうして来るくらいには、素質があるっていうのは分かったわ。けど、あまりにも早いし……、この子は」

「ここに来る前は塔にいたと聞いた。記憶のこともあるが、おそらく物を多く知らない理由はそれが原因じゃないかと俺は思っている」

「……そうなの、ウルスラ」

「はい。別のですが、いくつかの場所にいました」

 ユリアーナは絶句したように口元を引きつらせ、両手でついに顔を覆ってしまった。

 何故、そのような反応をしてしまうのか分からずに首を傾げたが、ロルフが苦い顔をしていたのに気づき、これは良くないことなのだと理解した。

「……それを知っていながら、この子を冒険者へとさせるの? 貴方、何をしようとしているのか分かっているの?」

「ああ、分かっている。だがな、マム。ウルスラは間違いなく冒険者だ。知ったからには同じ冒険者として、俺は無視することが出来ない」

 冒険者となることの一体何が問題なのか。それとも、以前に塔にいたという話のせいなのか。

 一体何がユリアーナにとって気掛かりであるのか。そして何故、ロルフが責められるようなことを言われなければならないのかが、本当にウルスラには何一つだって理解することが出来なかった。

「なぁにそんなしかめっ面しているんだよ、ウルスラ」

 ウルスラの視線に気づいたロルフが気付いたようだが、すぐに噴き出すように笑った。

「……そんな顔、していましたか」

「してたぜ? なんだ、早く説得しろってか?」

「そうです」

「はいはい」

 どうやら違う意味として捉えてくれたらしく、ウルスラはそのまま利用することにした。

「なんだよ、マム。こいつが立派な冒険者になるまで俺がちゃんと面倒を見てやるって」

「……それも心配なのよ。だって貴方、また女性と問題を起こしたらしいじゃない」

 話の矛先はウルスラからあっという間にロルフへと向けられていた。

 ロルフが横目でウルスラを見てくる。もちろんウルスラは首から下げている指輪に誓って、ちゃんと黙っていたので小さく首を横に振った。

「もちろんウルスラからは何も聞いてないわ。町へ行けばそれなりに聞こえてくる話じゃないの。いつものことでしょう?」

 ウルスラが見てしまったあのような光景は本当に常日頃から見られるものだったのかもしれない。赤髪の女性が呆れてしまっていた上、ロルフもあの後何事も無かったような態度をしていたくらいだ。

 なるほど、いつものことならば今更どうこう思うことはない、と言うことだろう。

 ウルスラからの視線から逃げるように、ロルフは顔を反らし、もう勘弁してくれと言わんばかりに両手を上げた。

「分かった、分かったよ。絶対とは言えないが、気を付ける」

「確実に無理なことは言わないの」

「いや、何とかする」

「無理ね。聞いたわよ、外から来た女性の冒険者さんを口説いたらしいじゃない」

「口説いてねぇよ。ただ単に、町の外を聞くのに飯に誘っただけだって」

「それが駄目なのよ」

 意味が分からないと言うように顔をしかめるロルフと同じく、ウルスラも小首を傾げた。

「マム。どうしてお話を聞くのに、ご飯を誘うのは駄目なんですか」

「もしかして自分に気があるんじゃ、って勘違いしちゃうのよ」

「……気がある?」

「好意があるって言えば分かる? もしかしてあの人、私のことを好いているんじゃあ……ってことよ」

「……あ、恋という奴ですか?」

「そう、それよ。ただそんな可愛い恋ではないのだけども」

 恋というものはいくつかの種類があるのだろうか。

 なんて複雑怪奇な物なのか。

 ウルスラはうんうんと小さく唸りながら、つまりは、と口を開く。

「ロルフはたくさん、恋をさせている……ということですか?」

「あら、一体誰に恋なんてものを教えてもらったの? それとも本?」

「本と、レオンお兄さん……えっと、その。塔にいる」

「ああ、レオンハルトンね。もう、本当にいつの間に塔に行っていたのかしら……。けど、そうね。そういうことね。いろんな人の恋心を奪ってしまっているのよ?」

「だから違うって! 俺はそんなつもりは全くないんだって!」

 ほんの少しだけ声を荒げながらも弁解をしようとするロルフに、ユリアーナは小さく笑っていた。

「ええ、分かるわよ。そんな気がないことぐらい」

「マム……」

「まさかこんなに女遊びしてそうな見た目してるのが、こんなにも慣れていない上に純朴だなんて思わないわよね」

「マム?!」

 ウルスラは無意識にユリアーナから足一つ分だけ離れた。

 固まってしまったロルフを良いことにユリアーナは大きく肩を竦めながら続けた。

「ええ、本当。出会った時はあんなに純朴な少年だったっていうのに、ここを出てから一気に見た目からして派手な女遊びをしていそうになるだなんて誰が想像できたかしら? しかも夜はお酒ばっかり飲んでるらしいじゃない? ちゃんと食べてるの? いろいろと寄付してくれるのはありがたいけども、ちゃんと自分に使っているのかしら? マム、とっても心配だわ」

「マム、頼むから。せめてウルスラの目の前では止めてくれ。止めてください」

 いつものように困った顔をしながらも柔らかな笑みを浮かべるユリアーナに対し、ロルフはと言えば、その場でしゃがみこみ、両手で顔を覆ってしまっていた。よくよく見れば、耳の端あたりがほんのりと赤みをさしている。

「……少年?」

「ええ、そうよ。ロルフは元々ここの出なの。けど皆よりもずいぶんと年上だったけれども、成人はしていなかったわね」

「……まだ俺が十二の時だったしな」

「ロルフって今、おいくつなんですか?」

「今? 二十一」

 そんなに若いのか、という言葉がつい出てきそうだったのを反射的に飲み込んだ。

 天使からしてみれば、二十なんてまだ未成熟でようよう背中の翼を使い始められる年代だ。人間の寿命は短いが、こんなにも異なるのかとウルスラは改めて知ることになった。

「なんだ? まさかもっと年上だと思ったか?」

「……そうは見えなかったなぁ、と」

「……詳しくは聞かねぇが、もし相手が女だったら不用意に年は聞くなよ。ぶん殴られるからな」

「何故?」

「いろいろとあるんだよ」

 ウルスラはそういうもの、だと素直に頷いた。ということは、ユリアーナの年齢は聞かない方が良い、ということになるのだろう。きっとそういう事だ。視線がちょっと痛いのは気のせいだ。きっと。

「って、俺の事じゃなくってウルスラのこと! マム、駄目か?」

 調子を取り戻したロルフがそのままの態勢のまま、ユリアーナを見上げて問う。

 まるで小さな子供が大人に様子をうかがいながらも強請るような仕草にウルスラには見えた。

 ユリアーナは目元を軽く抑え、しばらくしてから長い息を吐きだした。

「……ええ、そうね。貴方を見張るのにちょうど良いのかもしれないわ」

「は? 見張り?」

「ウルスラ。良いかしら?」

「はい、マム」

「良い子ね」

 どうやら冒険者になることを許されたらしい。

 軽く飛び跳ねたい気持ちになったウルスラだが、ロルフは何故かとても不服そうな顔をしていた。

「なぁ、マム。見張りって」

「そのままの意味よ? けども一つやっぱり心配なのは、この子が試験に受かるかどうかなのだけど……」

「そのままって……。ああ、それは心配ねぇよ。十分に戦える能力も一応あったし」

「……一応?」

 許された理由に納得をしていないロルフはウルスラを見る。

 ウルスラはああ、と小さく頷いて足先で影をつついた。

「マム、これです」

 ほんの少しだけにょきりと頭を出した影に、ユリアーナが言葉なく目を見開いた。

「マム?」

「……ごめんなさいね、ちょっと、驚いただけだから。それは?」

「よく分かんないですが、影です。なんでも食べます」

「食べるの?」

「はい。好物は混ざりものです」

「……危なくは」

「人間は食べません。たぶん」

 何せ試したことがないから分かるわけがない。

 とはいえ、ある程度はウルスラの思考にそって動いてくれているから食べることはないだろう。きっと。

「えっと、マム。最近ですね、これ使って野犬追い払っていて」

「……ウルスラ?」

「はい?」

「ちょっと、それについて話しをしましょうね?」

「え?」

 あ、馬鹿。と、ロルフの小さな声が耳に入った。

 ユリアーナは先ほど、影について警戒心を表していたのが嘘だったようにウルスラに詰め寄り、両肩をしっかりと掴んできた。しかもとても良い笑顔で。

 これは言ってはいけなかったものだと気づいたが時すでに遅く、ウルスラは空気を呼んでさっさと引っ込んでしまった影に内心恨み節を吐き出しながら、ユリアーナの笑顔からせめてもの抵抗と言わんばかりに視線をそっと横に反らしたのだった。


 ▽+▽+▽+▽+▽


「マムこわい」

「怖いよなぁ」

 孤児院の中では落ち着いて話が出来ないからと、今は外に出て庭の隅にある小さなベンチにウルスラが座っていた。そしてロルフは隣で地べたに直接座り、項垂れるウルスラの頭をぐしゃりと撫でた。

「……ロルフ。それ、髪がぐしゃぐしゃになるので止めてください」

「あ、やべ」

 慌てて手を止めたロルフは、今度は乱れたウルスラの髪を手櫛で整え始めた。

 先ほどの荒々しい手つきとは裏腹に、優しく、壊れ物でも扱うかのような指先に少しのくすぐったさを感じた。

「どうした?」

「……いえ」

 何故だろう、なんとなくだが、なんとなく分かった気がした。いろいろと。

「……ロルフ」

「なんだ? 痛かったか?」

「……いえ、何でもないです」

 よく分からないと言うように、僅かに幼さがうかがえる表情を浮かべたロルフが小さく首を傾げた。

 ああ、これだなと、ウルスラは確信した。

 さて、どう見張りをするべきかとこれからの事を考えようとしたとき、孤児院から大慌てで外に出てきたルッツの姿が目に入った。

 一体どうしたのか、と眺めていればルッツは周囲を見渡し、そしてウルスラの姿を見てぴたり、と一瞬だけ動きを止めた。だがすぐにルッツはウルスラのもとへと駆け寄ってきた。何故かロルフを睨みつけながら。

「ウルスラ……!」

「ルッツ」

 一体どうしたのかと問う前に、ルッツはまた一歩詰め寄った。

「冒険者に、なるのか……?」

「ああ、なろうと思う」

 なるほど、ユリアーナから話を聞いたらしい。

 まだこれからで、正式に決まっているわけではない。それに孤児院から聞こえる子供達の変わらない声から、おそらくルッツだけか、もしくは年長組にだけこっそりユリアーナが伝えたのかもしれない。

 迷いなく頷けば、ルッツは何か衝撃を受けたかのように、ふらり、と頭を揺らした。

「なんで、だってウルスラは」

 ルッツが何故ひどく動揺を見せているのか、ウルスラは理解することが出来なかった。

 ただ、ウルスラが行おうとしていることを否定したくてたまらないように感じてしまった。

 言葉を選ばなければなるまい。

 ユリアーナに伝えた言葉よりも分かりやすく、しかし余計なことは言わず、簡単に。

「あのな、ルッツ。私は皆のことが好きなんだ」

 自然と、言葉がするりと気が付いたら出ていた。

「守る為に強くなりたい。それでは駄目だろうか?」

 そのままの勢いでウルスラはルッツに心の底にある言葉を伝えれば、何故かルッツが苛立ち交じりに声を荒げた。

「絶対、ウルスラなんか守ってやらねぇからな!」

「うん?」

 何故そうなるのか分からず、ウルスラが小首をかしげればさらにルッツが怒りに顔を赤くしてしまった。

 ルッツはまた孤児院へと戻ってしまい、一体どういうことだったのか聞けずにウルスラは変わりに黙ってみていたロルフを見た。

 ロルフは何故か呆れたように頭を抱えてしまっていた。

「ウルスラぁ」

「何ですか」

「……もう少し、あれだ。いろいろと知っていこうな? いや、俺が言えた義理じゃないが」

「分かりました」

 ロルフの言っている言葉の意味は全く欠片も分かりはしないが、おそらく良くはなかったということだ。

 今後、読む本も人間関係が仔細に記されているものへと変えた方が良さそうだった。

「にしても……普段の話し方、なかなかに勇ましいな。どうせだったら敬語じゃなくても良いぜ?」

「さすがに嫌です」

 ウルスラは即座に拒否し、首を横に振った。

 そんなに慣れ親しんでいるわけではない相手に普段の口調で話すのはいかがなものか。

 加えて、普段の口調はどこか偉そうだと複数から言われたことがあるが、あえての嫌がらせで続けた結果、これが定着してしまったというだけだ。

 それに、何かこう……良くない気がしてならない。

「まぁ、そのうちか。それより明日でいいよな? ギルドに行くの」

「はい、大丈夫です」

「じゃあ同じ時間くらいに向かいに来るからな」

 同じ時間、ということは朝早くに来るということだ。

 つまり、もっと今日よりも朝早く起きて、身支度を整えなければならないということだ。

 ウルスラはわずかに顔をしかめたが、何とかしようと決め、大きく一つだけ頷いた。

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