第5話 これって思春期?
僕はカセダユウト17才のごく普通の高校生、17才といえば女子のことがメッチャ気になるお年頃、僕も異性のことには興味津々なんだけど、僕の場合、対象となった女子は同じ高校にいる女子ではなかった・・・
>朝7時 ユウトの住むマンションの部屋
昨日はフェルーナに4人のウェイトレスがいてラッキーな一日だったので、それに気をよくした僕は今日もフェルーナに行きたいって思っていた・・・
「そういえば、あの子たちの名前って何ていうのかな? ハーフの子はタミーっていうらしいのは分かった、それとB美ちゃんがユキって名前らしいけど、それも確定じゃないし、他の3人はまったく判らない・・」
フェルーナのウェイトレスはだれも名札を付けていない、おそらく個人情報保護だったり、変なヤツにストーカーとかされないようにとの配慮だろう。
僕的には名札くらい付けててほしかったんだけど、彼女たちの安全のためなので仕方のないことなんだろう。
僕の高校生生活はあまり真面目じゃない、だいたい一日おきの割でしか登校していない。
そんな不真面目な僕、昨日は登校したので今日は休んじゃおうって朝から決めて家でグタグタ充電中?・・・
「そうだ、迷ってたけど今日もフェルーナに行こう! あッ、いや待てよ、昨日も行ったし、毎日通ってると不真面目高校生とか不審者とか思われちゃうかもな~、う~ん、どうしよう??」
正直言えば毎日フェルーナに行ってウェイトレスの5人のことを見ていたい、しかし、毎日通ったりすれば最悪ストーカーとかに勘違いされかねないし、最悪、店のオーナーから注意されたり、危険人物と判断されて出禁になりかねない・・
「う~ん、どうするのが最適解なのか~、判んねぇ~~ッ!」
僕はフェルーナに行く行かないは後にしてひとまず自習をすることにした、登校しなくても自分で勉強くらいはできる学力はあるのが自分自身の救いポイント。
そんな感じなので、登校しない日は極力、自分自身で自習的な勉強を昼過ぎまですることにしてる、それからまたフェルーナに行くかどうするか考えることにした・・・
その日の午後2時ころ・・
「今日予定してた自習終了! よしッ! これからどうするかな、う~ん、やっぱフェルーナに行きたいなぁ・・でも連日通うのはなぁ~・・」
ブツブツ、ブツブツ・・
僕の中でフェルーナに行きたい気持ちと毎日はさすがにマズいんじゃないかという気持ちがせめぎ合っていた・・・
「う~ん・・」
モヤモヤ~モヤモヤ~
これがいわるゆ思春期ってヤツかな?・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます