俺は恐れている

メルトポップ

第1話俺は恐れている

俺は常日頃恐れていることがある。


それは人との関わりだ。


俺はどんな人間で最初は関わりを持つ意識を持って人と関わろうとするが、数ヶ月経つとその場所にいること自体が気分ぶんが悪くなり気まずくなる。


別に人関わること自体は好きだ。人の話を聞くのは自分にはない体験を聞けるから面白い。


俺自身友達がいないわけではない。


ふざけ合える友達もいる、一緒にいて居心地の人間もいるそれらを理解はしているのだが。どうしても途端に人との関わりが恐ろしくなってしまう。


自分でもどうしていいのかわからないこの恐怖感。


歳をとるたびにプライドと共に高くなっていくこの恐怖感を俺はどうやったら抑え込むことができるのだろうか。


俺自身誰かと関わること自体が怖いのだ。


誰かに何か誘う時誰かに断らたり、誘ったことによって誰かに影で噂されることでさえ自分には嫌なのだ。それが一日中頭をぐるぐるするこちだってある。


自分自身人が関わらない物事は自ら行動できるが、人が途端に関わるとどうしようもないくらい消極的になってしまう。


誰かに対して助けてと言えないまま、俺はこの謎の恐怖心から抜け出すために日々もがいている。






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