第1章〜第2章 幕間

「ふぅ」


ヘルメット型のVRデバイスを取り外す、伸びをすればパキパキと身体は鳴って負担が掛かっていそうだ。


「.........」


(知らない)のだ、私はコレを知らない。この物体を知らない。


(技術的に不可能、何処が出したかと言えば知らない会社、前回と比べての変化は通常の物と同じだがコレだけ妙だ)


突然天才がやって来て、人類の技術力が数世代先に繰り上がった事を考慮しなければ......次の行き止まりはコレが影響するだろう。


「......寝るか」

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