華麗なる人脈でハーレムを～アラブの王族はハンパなかった～

第51話 番外編 人物紹介

　登場人物の紹介

　登場した人物が大変多くなりましたので、一度ここでまとめて紹介してまいります。

　ご不要の方は読み飛ばしていただいても何ら物語の進行からは不都合は出ません。

　これより人物紹介を始めますが、その前にこの物語の背景を簡単に説明させていただきます。

　この物語はいわゆる巻き込まれ型の話です。

　この物語の背景には中東地域の大国における覇権争いがあります。

　物語の重要な舞台の一つであるスレイマン王国はその中東に位置して、豊富な地下資源、特に石油埋蔵量、産出量ともに世界有数の国ですが、独立心の高い王族によって善政を敷かれております。

　この中東はこの物語上でも二大大国間の覇権争いの渦中にあり、その多くの国は資本陣営の覇者であるコロンビア合衆国の傘下に収まるか、社会主義陣営の旗頭であるペトロ共和国の陣営の所属しております。

　ごく少数ながら、中東でどちらの陣営にも所属せずに独自路線を敷いている国が存在しており、その独自路線の国を束ねているのがスレイマン王国です。

　現国王は先祖から続くこの考えを踏襲して非常に微妙なバランスを保ちながら国政を指導しておりますが、国民全員が国王の考えに賛同しているかと言うと、当然例外もいます。

　その例外に国王の息子たちがいることで、話がややこしくなっているのが現状です。

　国王には４人の王子がおり、第一王子がすでにコロンビア合衆国の傀儡とまでなっております。

　また第二王子はペドロ共和国の手先に成り下がっており、当然二人は王位継承権をめぐって激しく争っております。

　ここまででもかなり複雑な王宮政治にあるのですが、さらに話をややこしくしているのが第三王子の存在です。

　彼はこの世界情勢の状況で急速に力を付けてきた大明共和国にすっかり取り込まれており、遅ればせながら王位継承権争いに絡んできました。

　３人の王子がそろって現国王の政治信条を否定しており、先行きを危ぶんでいたところで第四王子が希望となって成人してきました。

　彼は現国王の弟である王弟にかわいがられながら成長しておりました。

　当然国内最大の権力と財力を誇る王弟の存在と、彼のかわいがる第四王子の存在は上の３人の王子にとっては脅威であり、邪魔な存在でした。

　ある時その最大勢力の王弟が謎の死を遂げたのをきっかけとしてさらなる陰謀が渦巻いてきたのが物語の始まりです。

　詳細は本文を参考にしてください。

　ここから人物紹介

　本編の主人公

　本郷直人　１８歳

　　物心ついた時から施設で育った苦労人。

　人並みの生活のために幼少のころから一生懸命に勉学に励み見事奨学金を得て推薦で大学に入学を果たす。

　時間と金銭的にかつてなかった余裕が生まれ、施設の院長の勧めもありヨーロッパに旅行に行ってスレイマンの第四王子を助け、多くの勢力の思惑と少しばかりの善意によりスレイマンで爵位を得る。

　直人の仲間たち

　佐々木　梓

　直人の幼馴染。

　地方都市では有数の企業である佐々木精密工業の社長の一人娘。　

　施設出身である直人に分け隔てなく接してきた直人の唯一の友人。

　直人の奴隷たち

　直人の奴隷はエニス王子と陛下より２２名の女性を下賜された。

　現在奴隷たちをまとめる３人の女性と３つのグループに分けて活動している。

　アリア

　中東系の美人でエニス王子に女性を教えた一人。

　王国のしきたりによってエニス王子の元を離れなければならなかったのだが、暗殺騒ぎがあり離れる時期が遅れていた。

　そんなときに直人の件があり、エニス王子によって直人に下賜された女性で、現在イレーヌとかおりの３人で直人の女性たちをまとめている。

　ボルネオに作った直人の投資会社の社長をしている。

　イレーヌ

　アリアとともにエニス王子に女性を教えた一人。

　アリアと同様に直人の元に。

　現在は活動拠点を東京に置いており、東京に作った直人の投資会社の社長をしている。

　位置づけはボルネオの投資会社の日本子会社のようなもの。

　かおり　　本郷かおり

　直人と同じ施設出身ではあるが早くからスレイマンの庇護下に

　王弟の奴隷として財務面で活躍していたが、王弟の死後エニス王子に相続される。

　直人の叙爵で直人にエニス王子から下賜され、現在は直人の秘書的存在。

　アリア、イレーヌとともに直人配下の女性陣をまとめている。

　直人の奴隷は現在ウサギ、リス、ネコの３つに分かれて活動中

　ウサギチーム　

　　チームリーダー　アイ

　　　メンバー　　サラ、ミラ、ダリア、サーシャ、尚子

リスチーム

　チームリーダー　ナディア

　　メンバー　　ミレー、ソフィア、ゼフラ、シーラ、由美

ネコチーム

　チームリーダー　エマ

　　　メンバー　　小橋、エリフ、エルサ、ラナ、ネヒル、葵

　直人の各チームには最低１人の日本出身者がいる。

　スレイマン王国の人物

　第四王子　エニス　メフメト　バシャ　

　直人の上司のような存在。

　直人と一緒にボルネオで活動を始める。

　ボルネオの皇太子府に併設されている宮殿で生活中

　詳細は前出の背景を参照してください。

　エニスの奴隷たち

　　大喬、貂蝉、サリー他多数

　第一王子　アスラン　メフメト　バシャ　

　　早くからコロンビア合衆国に取り込まれ、今では彼らの傀儡となる。

　第二王子　イーサ　メフメト　バシャ　

　　コロンビア合衆国に取り込まれたアスランに危機感を持ったペドロ共和国に取り込まれ、今では完全に彼らの手先となる。

　第三王子　ウルマ　メフメト　バシャ　

　　遅れて中東に覇権を求めてきた大明共和国によって完全に人形とされる。

　ボルネオ王国

　皇太子殿下　ハリー　サラーム　ボルネイ

　駐日大使　　ザック　ドードン

　直人専用機の操縦士

　　機長　　　ゴードン少佐

　　　　　ボルネオ空軍の少佐で現在直人の飛行機の機長に出向中

　　副操縦士　ホーリー中尉

　　　　　ボルネオ空軍の中尉で現在直人の飛行機の副機長に出向中

日本外務省職員

　大村　智

　　駐フランス大使館の三等書記官

　高村

　　外務省　副大臣

　里中

　　外務省　外交戦略局　調査室　西アジア課長

　　直人の先輩にもなる東都大学出身　大村さんの大学の先輩でもある。

　藤村　明日香

　　外務省　外交戦略局　調査室　西アジア課　里中の部下

　　昨年卒業の新人、OJTを済ませて４月に里中さんの課へ　直人担当

海賊興産関係

　直人の財産でもある石油鉱区の採油権利を直人から購入

　木下常務

　　海賊興産　資源探査本部　部長

　花村　乃理子

　　海賊興産　資源探査本部　中東部　部長付き主任

　　仕事のできるちょっと残念が入る美人

　榊　マリコ

　　海賊興産　投資部　主任

　　花村とは同期で美人

　大木戸　常務

　　投資担当役員で榊の上司

　バニーガールず

　日本最王手芸能事務所で美少女や美人しか扱っていない。

　枕営業はしないと業界では有名。

　しかし、事務所立ち上げからボルネオの王族から多大な援助で運営を行ってきたために、現在では、ボルネオ王国のために事務所のメンバーに日本では行っていない枕をしてもらっている。

　ボルネオ王室とは持ちつ持たれつの関係

　会長　吉井

　談合坂３２

　　日本で今一番輝いているアイドルグループ。

　　美少女だけ３０名のメンバーで活躍中。

　　ボルネオにいた直人のために枕として全員が対応。

　そのため、今では全員が直人のセフレに。

　北海今日子

　　朝の情報番組でお天気キャスターとして人気を誇る。

　　家族の借金などが理由で色々と思惑も絡み現在は直人の愛人に