第9話 夏休みのために

 よし中間試験終わった。

 俺の成績はかなり良かった。

 部活の成績も上々。

 ステータスオープン!

 

 飯縄舞

 性別 女

 中間成績  

 国語  68/100

 数学  66/100

英語   60/100

 社会   67/100

理科   64/100

  あなたへの好感度 99 友達以上恋人未満。

 性格 天真爛漫。他人の気持ちを気遣うのが苦手。

 最近の悩み あなた以外の友達とうまくいっていません。

 青春レベルが低いためこの項目はご覧になれません。

 青春レベルが低いためこの項目はご覧になれません。

 身長 158cm 体重 あなたへの好感度が一定値未満ですので非公開です。

 趣味 ランニング ゲーセン巡り 食べ歩き。

 部活 陸上 

 備考 成績が上昇しました。それによりあなたに割ける時間が増えました。青春経験値のためにももっと二人の時間を増やしましょう。


 最近の悩みが気になるが、とりあえず、全教科60点以上で追試は免れた。

ちなみに社会は平均点が高いから40点で追試だったから危なかった。

 よかったよかった。

 「やったよまたよん、私の成績あがったあがった!これで追試から免れていっぱい夏休み遊べるよ!」

 「夏休みの宿題あるじゃん」

 「いいもん、またよんとそっこーで終わらせる!」

 「そっか」

 俺は微笑む。

 

 そして幼馴染で家が近いこともあり、俺が久しぶりに家に来ないかと誘う。

 まずは真面目に夏休みの宿題と夏休み後の小テスト対策を練る。

 一通り終えて一緒にアイスを食べる。

 舞は氷系のアイス。俺はソフトクリームを食べる。

 舞はアイス特有の頭痛に悩まされ、なんとか宿題と小テスト対策を終える。

 そしてそのあとはクーラーの効いた部屋で二人でゲームをした。

 対戦ゲームから協力ゲーム、見る映画のようなゲームからフィットネス系のゲームまで二人で夕方まで楽しく遊んだ。


 ―――――青春経験値が5増加しました。

 

 俺は呟く。

 「青春だなぁ」っと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る