第22話 郡が去ったあと

 ――ごめんね、上近江かみおうみさん。鍵お願い。


 そう言った彼は、最後は目も合わせず私から逃げるように図書室から出て行った。

 敬語を外した言葉遣いが嬉しいはずなのに、今は逆にそれがとても悲しい。

 近くなるはずの距離が遠くなっているように感じたからだ。


 真面目で優しくてちょっとだけ意地悪で、同じ年齢なのに私とは違って大人びていて、いつも冷静な八千代やちよくん。

 私は八千代くんが触れてほしくなかったところに、土足で踏み込んでしまったのかもしれない。

 変化の様子でも分かるけど、きっとお母さんについてだと思う。


 昨日は話してくれなかった初恋のお話。

 きっと彼は今日も話すつもりがなかったはず。

 でも私がちょっとだけご立腹だったから、話を逸らすために仕方がなしに話してくれた。

 あからさまに話を逸らすから少し悩んでしまったけど……。

 初恋の話は気になっていたため、仕方ないから乗ってみた。


 結果的には、さらに八千代くんのことを知ることが出来たから聞いてよかったと思っている。

 昨年の10月からずっと気になっていた八千代くん。

 その八千代くんと話せるようになって、昨日よりも八千代くんのことが知れて、舞い上がってしまったのかもしれない。


 私だって――。

 私と両親の仲はどちらかと言えば良好である。

 だけれども、家族のことについては出来れば誰にも話したくない。

 のぞみちゃんにだって言いたくない。

 話したら自分の心内が、嘘つきな自分が知られてしまいそうで怖い。

 自分が聞かれて嫌なことなのに、無遠慮に八千代くんに聞いた自分が増々嫌になる。


「――謝らないと」


 でも、掘り起こされてほしくないと思っているかもしれない。

 謝罪して許してもらいたい気持ちは私の自己満足なのだから。

 謝る事で、またお母さんについてふれてしまい、今度こそ本当に嫌われてしまう可能性だって考えられる。そう思うと、怖くて勇気が出ない。


 傷つけておいて自分勝手にも程があるよね……。

 自責の念に駆られながら、彼がいた席に視線を落とし、目を瞑り、彼との縁が繋がった土曜日を思い出す――――――。


 今日も土曜日の夕方だというのに、キッチンに注文がほとんど入ってこない。

 6月に入ってからは少し物足りなく感じてしまう。

 まだ私が小さいころ――。

 私が初めて作った玉子焼きを『美味しい! 美味しい!!』と、うんっっと褒めてくれたお姉ちゃん。

 それに、お母さんとお父さん。

 今考えてみても、形は不格好だったし美味しくもなかったはず。

 手際も悪く、時間だっていっぱい使った。

 もしかしたら、殻だって入っていたかもしれない。

 それでも、私の後ろでお姉ちゃんとお母さんは見守っていてくれた。

 だから私は料理が好きになった。

 気持ちいっぱいに込めて作った料理を美味しそうに、そして喜んでくれている姿に嬉しくなったからだ。


 だけどこのことを思い出す度に、幸せな気持ちと一緒に悲しい気持ちも思い出してしまう――。

 家族みんなの仲が良かったのは、この頃が最期だったかもしれない。

 私が自分の気持ちに嘘をつくようになったのもこの頃からだ――。


 少しだけ気持ちが落ち込み始めたけど、アルバイト中なことを思いだし、頭を振って嫌な気持ちを追い出すことにする。

 すると、お姉ちゃんがキッチンに入ってきて1冊のノートを私に手渡した。


「お客様の忘れ物だから、美海みうちゃん事務所に持って行ってもらってもいい?」


 落とし物を保管する場所は別にあるのに、なんで手渡しなんだろうと不思議に思う。

 でも、私に直接渡すくらいだから大切な物なのかもしれない。

 汚さないように気を付けて事務所に持って行こうとした時に気付く。


「何か挟まってる?」


 ノートの端から何かカードのような物がはみ出ていたのだ。

 特に深く考えずに確認してみると――。


八千代やちよこうり……くん」


 同じクラスの男の子の学生証であった。

 八千代……くんは、私と違っていつも無表情な顔をした男の子。

 クラスの中では悪い意味で有名人だ。

 入学してから、笑っている顔どころかそれ以外の顔を誰も見たことがない。

 八千代くんとよく一緒にいるはたくんと話している時ですら『無』そのものだ。


 幡くんは男の子なのに、女の子みたいな顔をしている。

 身長も高く、雑誌のモデルさんという噂も聞こえてきた。

 話題も豊富らしく、クラスの女の子のほとんどが幡くんに悪くない感情を持っている。

 だから余計に――。


 八千代くんが目立ってしまう。


 気味が悪いだの寄生虫だのと、男の子からも女の子からも悪く言われている。

 何も悪い事をしていないのに。

 誰かに迷惑だってかけてもいない。

 でも私がみんなを悪くは言えない。

 何もせず見過ごしている私も同罪なのだから――。


 八千代くんとの出会いは、入学式よりも前。

 昨年の10月にあった、名花めいか高校の学校案内。

 その時に一緒だったことを覚えている。

 学校案内中は、固い雰囲気もあったせいか笑っている子は誰一人といなかった。


 その中でも――八千代くんの表情はとても印象的で忘れることは出来なかった。

 だから同じクラスになった時は『あの時の人だ』とすぐに気が付いた。

 だから思い切って、私なりに勇気を出して挨拶してみた。


上近江かみおうみ美海みうです。ひ、久しぶりだね?」


 恥ずかしい。少し言葉に詰まってしまった。

 でも頑張った!

 八千代くん、何て返してくれるかな? そう思ったのに――。


「八千代郡です。でも……人違いだと思います。僕と上近江さんは初対面ですよね?」


 自分では言いたくないが、これでも私は人目を惹く器量をしている。

 だから人に忘れられることは少ない……というよりも、ほとんどない。

 だから八千代くんが私を覚えていることが当たり前だと自惚れていた。


 本当に、恥ずかしい。やり直せるならやり直したい。

 昨日、ううん。1分前でいいからやり直したい。

 そう願ってしまう――。


 私と八千代君の接点は後にも先にも、その一度だけ。

 でも――。

 自分でも気付かないうちに八千代くんを目で追っていたから、いろいろな八千代くんを知ることが出来た。

 男子がその辺に捨てたゴミをその男子がいなくなった後、ゴミ箱に捨て直したこと。

 日直の女の子が黒板を消すのに、高くて困っているとさりげなく手伝ってあげたこと。

 今度は集めたノートを職員室に運ぶのに『先生に用事があるからついでに手伝います』と言っていたこと。

 他の男の子にはない優しい気づかいに驚いてしまう。


 後日、その女の子……平田ひらたさんが八千代くんを見ていることにも気付いてしまった。

 平田さんを応援したい気持ちもあるけれど、少し複雑だ。

 それに、美緒みおさんや他の先生が突発的に頼む雑用だって率先して手伝っているから、先生からも頼りにされている。


 私は自発的に何かをすることが、少し怖い。

 だから、八千代くんのことを凄いと思っている。尊敬しているのかもしれない。

 とても大切なこと『ありがとう』と『ごめんね』だってしっかり伝えている。

 他にもみんなが気付いていないだけで、八千代くんには良いところがたくさんある。


 私はもっと彼のことが知りたい。

 お話してみたい。

 そう思うのに、勇気が出なくて声を掛けることすら出来ない。


 私といつも一緒にいてくれる望ちゃんに手伝ってもらおうかとも考えた。

 誰とでも仲良くなれる望ちゃんはとってもいい子で、優しくて、気もきくし、それに美人さんだ。

 私が頼んだら嫌な顔せず応援してくれるだろう。


 でも、望ちゃんと八千代くんがお話をしている姿を想像したら少しだけモヤっとした。

 みんなに彼がいい人だって知ってほしいのに、知られたくないとも思ってしまう。

 矛盾している。

 私は、今も昔も何て我儘なのだろうか。


 だけどある日――。

 望ちゃんが風邪で休みだったから、お昼休みに居場所を求め図書室に行くと八千代くんが本の返却をしていた。

 ちょっとだけ悪いと思ったけれど、どんな本を読んでいたのか分かれば八千代くんのことが少しでも分かるかもしれないと考え、返却棚を覗いてみた。

 社会心理学調査報告についての本だった。


 ――彼は学者か何かを目指しているのかな?


 こんな難しい本が図書室にあるのかと知れたが、八千代くんのことは余計に分からなくなった。

 知ることが増えると知らないことも増えるのは不思議に感じる。

 だけど、その日以降も図書室で姿を見かけることがあり、共通の趣味を見つけられたような気持ちで嬉しくなった。


 朝、図書室で一緒に出来たらいいのに。


 と、一瞬だけ考えたけど、『2人切りなんて、ダメダメ』と、すぐに頭を横に振る。

 そんなこんなで、何も変えることが出来ずに日々を過ごしていたのだが――。


 ノートから出てきた学生証を見ながら物思いにふけてしまったが、お店のドアの鈴の音が聞こえてきて現実に戻ってくる。

 お客さん帰ったのかな? と、思い店内を覗いてみる。

 お姉ちゃんを除いて誰もいない。

 今の鈴の音は最後のお客様が帰った音だったみたい。

 だから今のうちにお姉ちゃんに八千代くんが来ていたのか聞いてみた。

 すると同級生なのかと逆に質問された。

 そうだと言って、私から学生証を返すよと伝えるけどお姉ちゃんは何やら思案顔をしてから、八千代くんについて聞いてくる。

 心配性なお姉ちゃんのことだから、私のことを心配してくれているとは分かっているけど少しもどかしくなりながら返事をする。


「八千代くんとは少ししか話したことがないからよく分からないけど、他の男の子と少し違う? かな。だから私、八千代くんなら一緒にアルバイトしても平気かもしれない。勘だけどね。それに…………」


「へぇ……それに?」


 最後、返事につまってしまい、お姉ちゃんはすかさず確認してきた。

 変に誤魔化してしまったけど、気を取り直してもう一度私から返すことを伝える。

 これは私が八千代くんとお話出来るチャンスだ。

 これを逃したら、次はないかもしれないと思い返事を待っていると――。


「そうねえ……美海ちゃんからだと迷惑になるかもしれないから、八千代君くんの都合が大丈夫なら月曜日に連れてきてもらってもいいかしら?」


 お姉ちゃんがとっっっても意地悪なことを言ってきた。

 失礼しちゃう――。

 不満に思いながらも、話し掛けることが出来るチャンスには変わらないから承諾してキッチンに戻る。


 だけど『あっっ』と、ノートを忘れたことに気付いて取りに戻ったけど、お姉ちゃんが夢中で読んでいるので諦めてキッチンに戻ることにした。


 私はそわそわした気持ちで何とか日曜日もアルバイトをこなして、月曜日の朝を迎える。

 休日はしっかり休むお姉ちゃんが珍しく、お店に行くみたい。

 八千代くんを出迎えるなら夕方でもいいのにと不思議に思い聞いてみたら、ここでも意地悪なことを言ってきた。

 だけど、私も何だか早く学校に行きたかったし『時間だから』と言ってお姉ちゃんから逃げるように学校に向かった。


 ――まったくダメ。


 周りに人も多くて中々話しかけるタイミングが難しい。

 でもね、お昼休みは惜しかった。

 幡くんがどこかに行ったからか、クラスの女の子も釣られていなくなった。

 残っている子も静かな子ばかりだし、私を悪く言ったりする子もいないから、勇気を出して話し掛けに行こうとしたら、望ちゃんが隣のクラスのお友達の所から戻ってきてしまった。


 あぁぁ~と思いながら、外してしまった視線を八千代くんに戻すがすでにいなくなっていた。


 その後は、そんなチャンスもなく時間だけが刻々と過ぎていき、お姉ちゃんに泣きごとの連絡を入れてしまった。


「目が合う時に、そのまま私の気持ちが伝わればいいのになぁ……」


 普段、私が見ていてもけして重ならない視線。それが今日は重なることがちょっぴり嬉しくて、無茶なお願いが、独り言として出てきてしまう。


 だけど、願い虚しく放課後になってしまった。

 放課後になると先輩たちが私に会いに教室までやってくるので、望ちゃんにお別れを言って早足で学校の外へ出る。

 八千代くんは幡くんとお話していたのが教室の外から見えた。

 もしかしたら2人で帰るのかもしれない。

 でも、チャンスはもうない。

 2人でいたとしても、八千代くんが校門から出てきたところで話し掛けよう。

 その後は、私の秘密の公園に着いて来てもらってからゆっくり話そう。

 そう決心しながら、校門が見える位置に移動して隠れるように待っていると――。


 ――来た! それに1人だ。


 周りには誰もいない。

 私が隠れている反対側に歩いて行ってしまったので、慌てて追いかけ勇気を出して声をかけると同時に八千代くんが何か話しだした。


「やっぱり、上近江さん美人だしモテるん――」

「あの、八千代くんんんっん!?」

「――だなあ」


 えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっッ!!??

 え、気のせい? 今、可愛いって言った!?

 あ、でも可愛いじゃなくて美人だったかな?

 もうっ! 八千代くんが言わなさそうな言葉に驚きすぎて、どっちだったか分からなくなっちゃったよ!!

 でもでも……はっきり上近江さんって言ったよね。

 珍しい苗字だから多分私のことだと思う…………。


 うん。いきなりのことで慌ててしまったけど、でも大丈夫。

 私は顔が赤くなったりしないから。

 冷静に大人っぽくいられるはず。よし。


 八千代くんを見ると、相変わらず無表情だし無言だ。

 彼を何も知らなかったら、無表情で首をかいている姿を見たら、ちょっと怖かったかもしれない。

 だけど、何となくだけど困っているような雰囲気がして可愛く思えてしまった。

 でも、そんなことを考えている時間もなく校門から誰かが出て来る声がしてきた。

 とりあえず、お話があることだけ伝えて着いて来てくれるようにお願いした。


「……確かに着いて来てくれているけど」


 八千代くんは、かなり後ろの方にいる。

 まだ学校が近いし誰かに見られる可能性があるから仕方ないとは思う。

 でも、私と歩くのが嫌なのかなとか気にしてしまう。

 着いて来ているか、チラチラと後ろを確認しながら目的地の公園に到着した。


 でも、私はここでとんでもない失敗をした。

 いつも座っているベンチに座ろうかと思ったら、ペンキ塗り立ての貼紙があったのだ。

 だから、仕方なく。仕方なくブランコに乗った。

 もう何年も乗っていなかったからか、ゆらゆら揺れるのが楽しくなり気が付いたら夢中で漕いでいた。


 ふと視線を感じた。

 嫌な予感をさせつつ視線の先に目をやると――。


 はっ…………恥ずかしい。


 穴があったら入りたい。それこそ昨日からやり直したい。

 それよりも、え、私今日スカートだよね?

 見られてないかな。

 今日の下着どんなのだったっけ??

 違う、違う、そうじゃない。

 ううぅぅ……見られていませんように。

 もう、頭の中がパニックになってしまい『八千代くんもブランコに乗ってよ』とか変なお願いしちゃったよ。

 それに、高校生にもなって夢中でブランコに乗っていたし、変な女って思われていたらどうしよう。


「……えっと、今は遠慮しておきます。それより、お話ってなんですか? ここで聞いても大丈夫ですか?」


 そうだよね。遠慮するよね、普通。

 あと、気を使ってなのかそのままお話を進めてくれる優しさが今は辛い、かも。

 それと、敬語なことが気になるかも?

 もっと普通にお話したいからお願いしてみる。


「すみません、考え込むのが癖で。あと敬語で話すことも癖でして……慣れれば普通に話せるようになると思うので、今はこのままでお願いします。それと、ブランコ……もしも機会があれば乗ります」


 敬語はやんわりと断られてしまったから無理強いは出来ない。

 そのうち普通に話してくれるのを待つことにしよう。

 機会があればって言葉は気になったけど、今は今度一緒にブランコに乗る約束が出来たことを喜ぼう。

 約束してくれたら、また次もお話出来るもんね?


「え……はい、約束します」


 良かった! また次もお話出来る。

 私は、嬉しい気持ちのままお礼を言ってから学生証を拾ったことを伝える。

 あと、お店までは並んで歩きたいとお願いしてみた。

 八千代くんは少し悩むように、さっきと同じように右手で左側の首を掻いて頷いてくれた。ごめんね、我儘を言って。

 すると、八千代くんは横のマンションが住んでいる場所だと言って、私服に着替えて戻ってきた。

 センスが良くとても似合っている。雰囲気が大人っぽくなることに驚いた。


 八千代くんは、とても聞き上手で私のお話ばかり聞いてもらっていたら、あっという間にお店に着いてしまった。

 時間が足りない。八千代くんのことも聞きたかったのに――。


 浮かれてしまったことに反省だ。

 だけど、ふと、一緒に並んで歩いたことが初めてじゃない気がして『不思議だね』と言ってみたら。


「……そうだね。僕も同じことを考えていたよ」


 少し間があったことが気になるけど、一緒だと言ってくれた。

 それに、敬語じゃなくて普通に話してくれたことにも嬉しくなる。

 だけど、つい、ウキウキしすぎて八千代くんを置いて先にお店まで行ってしまった。

 お姉ちゃんとちょっとだけ打ち合わせをしてから急いで戻り、八千代くんを誘い今度こそ、心の中で『一緒にアルバイト出来たら、もっと仲良くなれるかな』と考えながらお姉ちゃんが待つお店に一緒に入って行った――――――。


 ――バタッ。


 と、椅子からカバンが落ちた音で現実に戻される。


「……よくよく考えてみたら、八千代くんと話すようになってまだ3日目なんだ」


 3日目とは思えないくらい、八千代くんとは自然に過ごせたことに不思議に感じる。

 それに……ついさっきまでは、楽しくて幸せな気持ちでいっぱいだったのになぁ。

 今は目の前が真っ暗だ。


「どうしたらいいのかな……」


 どうしたらいいのかなんて、自分が一番分かっている。

 しっかり謝ることだ。小さい時に教えてもらった『ありがとう』と『ごめんね』。

 大切な人にこそしっかり伝えないといけない言葉だ。

 私にとって八千代くんはすでに大切なお友達。

 たとえ嫌われることになっても、それでも――。


 許されるなら彼の中にもっと踏み込みたい。


 決意新たに、落ちたカバンを拾ってから壁に掛かっている時計を見る。

 ホームルーム開始の1分前である。


「……急いで教室戻らないと」

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