コメント失礼します…!これは叫ばずにはいられない展開です。
思わず読了後、長い長い息を吐きました。
前話で、陸の台詞が尾を引いて、更新をお待ちしておりましたが…この展開は胸を抉られます。ですが、まさに「合理的」という言葉が活きています。
天が長年、いい聞かせるように周りに吐いてきた言葉が自分に返ってきた瞬間ですね…。悲しくも、その時間は止まってくれない。とても切なく、ひょっとしたら言い方は違うかもしれませんが…美しい、そんな終わりでした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
もし、定期的に実家へ帰っていたら。
もし、父に少しでも寄り添っていたら。
もし……。
長年、正しいと信じ、周りに振り撒いてきた言葉が、巡り巡って自分に返ってきました。
後悔したところで、時間は進むばかりで止まりません。当然、戻ることもできません。
その時、彼は何を思うのでしょう。
ラストは公開直前まで悩み、特に拘っていたため、そう言っていただけるととても嬉しいです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
こ、これで終わってしまうのですか!?
兄がどうするかはご想像にお任せという…?
合理的…自らに返ってきたわけですね。全然兄は合理的なんかじゃなかったのかも。
弟と会わずに亡くなってたらと思うと…
うむう考えさせられますね…
すごい作品です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
仰る通り、天は真に「合理的」ではなかったのかもしれません。
しかし、もし弟と会うことを拒んでいたら……?
昔から、何気ない、「無駄」とも思える家族との時間を大切にしていたら……?
果たして、人間は真に「合理的」になることはできるのでしょうか。
そもそも「合理的」はそんなに利口なことでしょうか。
無駄を省こうとなんでも簡略化するこの時代だからこそ、今一度、時間をかけることの意義を考えてみたいものです。
これから天がどんな行動を取るのかは、読者の皆様のご想像にお任せします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!