第3話 絶メシロード


 ・「絶メシロード」 (2020年~)


 絶メシ それは 絶滅してしまうかもしれない 絶品メシ

 失ってしまうにはあまりにも惜しい

 歴史が積み重ねたその味と味わい


 これは、平日にくたびれたサラリーマンが

 そんな絶メシに出会う 週末一泊二日の物語



 ごく普通の中年サラリーマン・須田民生(演:濱津隆之)。

 妻と娘が出かける夜、週末にひとりで、一泊二日の車中泊で出かける小旅行。


「誰も誘わない」

「誰も巻き込まない」

「予算はお小遣いの範囲内」

 をモットーに、旅先で須田が選んで入るのは、老夫婦だけで経営しているような、個人営業の古びた飲食店。


 後継者がおらず、"絶滅しそうな絶品のメシ”、略して「絶メシ」を求めて、日本のどこかを旅して回る。


 時代の流れと共に、次々と消えてしまっている、町の古い個人飲食店に光を当てる群馬県高崎市の「地方創生プロジェクト」として作られた、博報堂ケトルのローカルグルメサイトである「絶メシリスト」が原案となっているグルメドラマ。


 現在(2024年)、シーズン2まで作られており、「出張編」と題した佐賀県のスペシャル版もある。


 他のグルメドラマと違うのは、美味しい料理を食べて

「ああ美味しかったー、また来ます」

と笑顔で終わらず、

「次に食べに来ても、後継者のいないこの店は、もう無くなっているかもしれないのか…」

と帰り際に寂しさを引きずるところだろうか。


「絶メシ、フォーエバー!」と主人公のように心中で叫びたくなる気持ちもわかる。


 個人的に好きだったのは、やっぱり、一話目の山梨の「たかちゃんうどん」。

 旨そう。


 ネットで「絶メシロード」を検索しようとすると、検索候補に「放送事故」と出てくる。


 これは、2022年、世界卓球の試合中継が延長したため、「シーズン2の第7話」の放送時間がずれ込み、後日再放送されることになったのだが、テレビ東京側が誤って、シーズン2の第7話ではなく「シーズン1の第7話」を放送してしまった、というアクシデントによるもの。

 出演者たちも「こういう緩さも込みで楽しんで」と、笑っていた模様。


 アニメ「鎧伝サムライトルーパー」の「同じ話を2回放送した」よりはいいよね。(古いか)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る