第51話到着
飛行機が到着してすぐに俺たちはボランティアの集団と会った
ちなみにここからは外国の言葉が分からないので普通に日本語で会話をさせてもらいます
えっそれじゃあ外国に来る理由はって?
平和のために尽力したいと願う少女が叶えるために友だちや恋人を誘って貧困で困っている人たちを助けるのがメインだから良いんです
そもそも日本じゃそんなことはあまりないからね
ちなみに登場人物全員なにかしらの理由があって外国語をしゃべれるようになっています
「ようこそ遠いところからおこしくださいました」
「いえそこまで遠くはありませんでしたよそれで俺たちはなにをすれば良いですか」
「はいご飯を配ってくださると嬉しいですあと病気や怪我で傷ついている人たちの看病をしてもらいたいです」
「分かりましたではこの五人でわかれましょう」
つうことで俺と十川とりんちゃんは三人で看病をしていく
如月三久と霧崎は二人でご飯を配ってもらうこととなった
俺たちはからだがいくつあっても足りないのではと思えるほどに大忙しだった
でもそれを乗り越えるとどこか達成感を感じられて思わず五人でハイタッチをした
そしてもう帰るだけだと思っていたら
俺たちの財布を盗まれてしまったのだ
ポケットにいれておいた財布を子どもたちがなに食わぬ顔で近づいてきて可愛いと思っていたら盗まれた
取りかえそうと全力で追いかけるがこの街に来たばかりの俺たちとこの街を知り尽くしている子どもでは追い付けるわけもなく距離を遠く離れていくばかりである
それに奥に行けば行くほどに危険になっていくから彼女たちを危険に巻き込むわけにも行かず諦めることにした
五人全員いきをきらしながらも帰ってくると心配をしたボランティアの人たちが話しかけてくる
「どうしたんですかなにかありました」
俺たちはどんな出来事が起きたのかを事細かに教えていく
「なるほどでは財布を盗まれたとたぶん盗んだのはこの近くにすんでいるミリュタスちゃんだと思います」
俺たちの財布を盗んだ女の子の名前はミリュタスというらしい
「すばしっこくて運動神経のよい普通の女の子だったのですが最近親をなくしてしまい旅行に来たお客様の財布を盗んだりするようになったのです」
それを聞いて俺たちは助けてあげたいと思うようになった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます