第22話金髪

「俺様の名前は相沢十川だ」


ドンって効果音が後ろに見えるぐらい堂々とした登場をしたのは俺を慕ってパシリになろうとするヤンキー


だが色々なところでささえてもらっているので俺は信頼をしている


「なんでここにいるの?」


俺は思わずその言葉が口から出ていた


「うむそれは俺様が電話して呼ばれたからだ」


相沢十川は霧崎苺に視線を送る


「うんまだほとぼりがさまないみたいだから」


「はあそうかいそれでここから場所を移動するのか」


「うん相沢くんに任せようかなと」


「それじゃあ霧崎さんはここに残るの?」


「ええここに来た人たちにウソを伝える役割は誰かが担わなくちゃでしょ」


「まあそうだけど」


「それじゃあ行きなさい」


こうして俺たちは相沢十川の家に着くのだった


豪華なお家でヤンキーじゃなくてお嬢様がすんでそうな家だった


相沢十川と分かれてから俺はベッドでごろごろしていた


俺は「汗をかいていて気持ちが悪いからお風呂を入りたい」とメイドさんに伝えた


メイドさんは少しだけにやりと笑った後


「ええどうぞ案内をしますね」


そう言われて俺はメイドに案内をされた


俺はお風呂に入る


だが俺は知らなかった


相沢十川がすでにお風呂に入っていることを


そして、相沢十川が女であることを


解き放たれたメロンが相沢十川が女であることを証明する


「あれ?ごめん閉めてなかったね」


相沢十川は慌てずドアの鍵を閉めてなかったことを詫びてきて


「いや謝られても困る」


「あははもしかして緊張をしてる?」


「そりゃだって」


「でも俺様たちは男同士じゃないか」


なるほどな俺が見えているメロンは俺の気のせいか……ってなるわけないだろ


「あのさお前って女だろ」


「なにをいってるんだいどこからどうみても立派な男さ」


「いや無理があるだろ」


「いやいやウソをつかないでくれよ」


俺たちは口論がヒートアップをしていつの間にか


「じゃあ俺がはだかになって本当の男ってものを見せてやるよ」


「ああいいさそれで俺様が正しいと証明してやるよ」


こうして密室の空間に裸の男女が完成しましたとさ


あははバカなのかな俺って

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