第6話 over

看板娘の彼女は、よく客から誘われていた。1日の間、何人の男が、彼女に姦淫の心を持って見つめ、話し掛けて来ただろう。そんな中での出来事だ。僕は何気なく彼女の家でくつろいでいた。そんな時、ピンポーン とゆうチャイムの音がした。 誰かしら 彼女は玄関まで行くと、チェーンをかけ、ゆっくりドアを開けた。男だった。彼女は、血相を変えて僕に、2階へ上がって と、そう言われ、僕は2階へ上がった。どうやら家に入ったらしい揉めてる様子だった。男は、しつこく彼女にまとわりついていた。ものの10分もしないうちに、男は家を出て行った。諦めたのであろう。男は帰ったらしい。聞くと男は仕事場の上司で、何回か、セクハラを受けてたらしい本当、イヤになる。あのスタンド辞めようかな と下を向いてボソッと呟いた。僕もその男の気持ちは、分かる。だって彼女は余りにも艶っぽい。男として抱きたくなるのは当然だと思うしか無かった。彼女は冷蔵庫に行きビールを手に持ち、椅子に座って飲み始めた彼女の家には、ここ最近、毎日通っていた。朝になればそのまま仕事に行っていた。目が覚めた。僕は、ズボンを脱いだまま寝ていたそして彼女の寝顔を見つめて思った、可愛い普段、艶っぽい彼女も、寝てるとこんなに可愛い顔してるんだなぁ と、つい思った。ズーと見てると、彼女は フコク生命 とボソッと寝言を言った。フコク生命?何だろう そう考えても何も分からなかったその時は、朝が来た。午前7時、仕事に行かなきゃ そう思い、身だしなみを整えた後、起きて来た彼女に聞いた フコク生命って何? そうすると、あくびしながら ああ、ウチに来るお客さんで、生命保険の勧誘の人よ と言ってた思わず心の中で歯ぎしりをした まさか、その男の事思ってんじゃないのか? と、心の中でもう1人の僕が嫉妬していた。

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