第2話 crash! boom! bang!
彼女の車に乗った。彼女は、旦那とはもう別れていて、今、子育てと、仕事に、頑張っている様だった。彼女の車は、白い軽自動車だった。だからかもしれないが、カーステレオの音が、めちゃくちゃ良くって、曲は、たしか、ロクセットの スリープインマイカーが流れていた。彼女は海沿いにある駐車場に車を止めた。2人は話す事もなく、ただ黙っていた。すると一台の車が、その駐車場に入って来た。イヤな予感がした。すると、その車は僕らの車の回りを、グルグルと回り始めた。ヨー姉ちゃん達、一緒に遊ばない? と、男がデカイ声で、叫んでいた。当時、僕は髪が長くてよく、女の子と間違われていた。僕はこいつら車降りて来るんじゃねぇか?と内心不安だった。すると、3分ぐらいで、駐車場を出て行った。良かったね と僕が彼女に言うと、彼女は黙って頷いた。
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