再会した友達に初めてを奪われて?
「え?ここって....」
あの後抵抗虚しく連れていかれた俺が来たのは....
俺の家だった
は?いや、え?なんで俺の家知ってんの?
そう考えている間にも珠玖はバッグから鍵を取り出してドアを開けて家に入る
「え?ちょ、え?」
俺は意味が分からずにそんな声しか出なかった
俺たちはリビングでソファに隣り合って座っていた
「そ、それで...なんで俺の家知っててしかも鍵も持ってるんだ?」と状況を整理しようとして珠玖に聞いてみる
すると帰ってきたのは「家はお義母さんから聞いたのと鍵は合鍵作ってもらったの」という答えだった
なんか今文字おかしくなかったか?
「ちなみに合鍵ってどうやって.....」
「さすがに合鍵はもらえなかったから自分で鍵屋さんに行って作ってもらったけど?」とあっけらかんと言いのける
「いや?え?」とわけがわからないという風に言うと
「何?どこかおかしい?」と聞いてくる
いやおかしいだろ!と言う言葉を飲み込んで
「それって大丈夫じゃないよね?....」となるべくオブラートに包んで言う
すると「逆に大丈夫じゃないの?」と返され
「それじゃあ、いただきます」と言って珠玖は俺を押し倒してくる
「え、ちょ!?」俺は抵抗しようとするが抵抗する前に
俺の初めてのキスを奪われる
俺は一瞬理解ができなかったがすぐさま珠玖をどかそうとするが
彼女は自身の舌で俺の舌を舐めながら抵抗をいとも簡単に受け流される
彼女のいい匂いを感じながら彼女の唾液と俺の唾液が交換される
同じ唾液なのに彼女の唾液は甘くて俺の聖剣も強制的に反応してしまう
「んっんむぅ!」俺は悲鳴を上げようとするがキスされているせいで声を上げられない
珠玖はキスしながら俺の頭を優しくなでる
それから数十秒が経過しさすがにずっとキスしたままのせいで息ができずに意識がもうろうとしてくる
そんな俺を横目に彼女は自身の舌で俺の口を蹂躙する
「ピンポーン」
そうしているといきなりインターホンが鳴る
それのおかげで俺は珠玖のキスから解放されて息ができるようになる
「はあっ...はあっ...」俺が過呼吸になりながら呼吸をしている間に珠玖は玄関へと向かう
ようやく一息つき俺が玄関に向かうと珠玖は俺に気づき
「誰かな?この女」と聞いてくる
そこにいたのはニコニコとしながら俺を見てくる友達、
俺は「あ...あはは...」と言う言葉しか出なかったのだった
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