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弥央は翌日の午後、海辺のプールに到着した。水着を着て、少し緊張しながらプールサイドに立っている。周囲のリラックスした雰囲気や水の輝きが、彼女の不安を少し和らげる。
紗波がプールサイドに現れ、元気に手を振る。
紗波 「弥央、こんにちは!準備はできた?」
弥央 「こんにちは、紗波…。はい、準備はできてるけど、ちょっとドキドキしてます。」
紗波 「大丈夫!最初は誰でも緊張するよ。ゆっくり始めていこうね。」
紗波はまず、プールの浅い部分で簡単なストレッチと呼吸法を教える。弥央は少しずつリラックスしながら、紗波の指示に従う。
紗波 「呼吸は大事だよ。深く息を吸って、ゆっくり吐いて。水の中でも自然にできるようになるから。」
弥央は水に触れる感覚に慣れながら、紗波の指示通りに呼吸法を試してみる。水温が心地よく、日差しの下でのリラックス感が、彼女の緊張を少しずつほぐしていく。
次に、紗波は弥央に泳ぐ基本的な動きを教える。
紗波 「これが基本のキックだよ。ゆっくりと動かしてみて。」
弥央は足を使って水をかき、何度か試してみる。最初はうまくいかないが、少しずつリズムが出てくる。
弥央 「なんとなく…できている気がします。もっと練習が必要かな笑。」
紗波 「そうだね、でも最初の一歩が大事だよ。自信持って笑」
練習が終わり、弥央はプールから上がり、紗波と一緒にプールサイドで軽くお茶を飲む。彼女は自分の成長を感じ、嬉しい気持ちでいっぱいだった。
弥央 「今日は本当にありがとう、紗波。思っていたよりも楽しかった。」
紗波 「こちらこそ!次回も楽しみにしてるね。」
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