エピローグ
「それじゃ改めて、私たちはこれで失礼します♪」
「おねえちゃんたちバイバ〜イ♪ またここにきてもいい?」
「うん、もちろん♪ もし良かったら今度はぜひ遊びに来てね♪」
「わ~い、やった〜♪」
それからしばらくして、ミナちゃんとリタさんは再び帰る準備をし、最後にミナちゃんからまたここに来てもいいか聞かれ、私たちは迷わず賛成しぜひ遊びに来てと伝えると、ミナちゃんは嬉しさからピョンピョンと跳びはね、それが終わると笑顔で手を振りながらリタさんと一緒にそのまま帰り、ルミーナお悩み相談所を後にしたの♪
こうして、1人の少女が大切にしている失くしたクマのぬいぐるみを見つけるという依頼は途中大変なことはあったけど、最終的にはみんながとても幸せな気持ちになるという最高にハッピーな形で幕を閉じることになったの♪
何がともあれ、最終的にハッピーエンドで終わることが出来て本当に良かった♪
「それにしても……、まさか自分がこうして誰かに夢を与えることが出来るなんて夢にも思わなかったから、それだけでも何だか凄く嬉しい気持ちだし、今までの自分の努力が報われたような気がして本当に良かった……☆!」
「うん……、そうだね……♪ ミナちゃんが将来の夢を決めるきっかけを作ったんだからアリシアは本当に凄いと思うよ……♪ 初めての担当依頼で色々大変だったと思うけど……、とってもよく頑張ったと思うよ……♪ 本当にお疲れ様♪」
「マリアの言う通りね……♪ 初めての担当依頼をいきなり抜擢させてとても辛い思いをさせちゃったかもしれないけど、それでもアリシアは前を向いて一生懸命頑張っていたもんね……♪ 本当に凄く立派になったと思うよ……♪」
「マリア先輩……、師匠……、そう言ってくれてありがとうございます……♪ とても感謝感激です♪」
ミナちゃんとリタさんが帰ってからそれからしばらくして、私は誰かに夢を与えることが出来たことにとても嬉しく思い、その嬉しさから涙が流れてきて、続けてマリア先輩も師匠ももらい泣きしながら私に優しくハグをしてくれて、私の頑張りをとても祝福してくれたの♪
私、魔法使いになれて本当に良かった……☆!
「それにしても改めて思うと、アリシアって本当に凄く成長したよね♪」
「そうね♪ 本当にとても成長したと思うわ♪ 魔法としても人間としてもね♪」
「ふえぇっ!? そっ、そんな、私はまだまだ未熟者です! だけど師匠とマリア先輩からそう言っていただけてとても光栄な気持ちはあります……」
するとここで、師匠とマリア先輩からとても成長したと褒められ、私は慌てふためきながら謙遜するも、褒められたことに関しては素直に感謝したりもしていたの。
うぅ〜……、恥ずかしさで頭いっぱいだよ〜……。
「うんうん、素直でよろしい♪ でもミナちゃんの夢を叶えるためには、まずほうきで空を飛べるようにならなくちゃね♪ とりあえずは練習あるのみだね♪」
「うっ……!」
「それと魔力強化の練習もね♪ 今のままだとまた力尽きるかもしれないからね♪」
「うぅ〜……、ぐうの音も出ないです……」
それから師匠とマリア先輩から今後の練習を伝えられたんだけど、それは私の痛いところを突く核心的なもので私の心のダメージは計り知れないものだったの……。
だけどこうして、また師匠とマリア先輩と一緒に魔法の練習が出来るのはとてもありがたいしすっごく嬉しいかも♪ それに師匠もマリア先輩もとても優しいアドバイスをしてくれるしね♪
「さて、これからまた猛特訓の始まりだね♪」
「アリシアが一人前の魔法使いになれるように私とマリアが全力でサポートするからね♪」
「はい☆! ありがとうございます♪」
コンコン……、ガチャッ……。
カランコロン♪
「あの〜……、すいません……」
「あっ、は~い♪」
「おっ♪ どうやら新しいお客様が来たみたいだね♪」
「えぇ、そうみたいね♪」
「いらっしゃいませ♪ ここルミーナお悩み相談所にようこそ♪」
そして私はルミーナお悩み相談所にやって来た新しいお客様に対してとびっきりの笑顔でお出迎えしていたの♪ この依頼も頑張って達成しなくちゃね♪
魔法を使うのがあまり得意じゃないまだまだ未熟者の私だけど、一人前の魔法使いになるためこれからも一生懸命日々努力をして頑張っていきたいと思います♪
魔法を使うのがあまり得意じゃない私だけど、女の子が失くしたクマのぬいぐるみを見つけるため一生懸命頑張りたいと思います☆! ホキニワラ @35112422
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