素敵な贈り物
「ねぇねぇ、もうあけてだいじょうぶ?」
「うん、いいよ♪ もう開けて大丈夫だよ♪」
「わ~い、やった〜☆!」
それからミナちゃんはワクワクしながら、モモちゃんが入っているプレゼント袋の中を早速開けたの♪
ガサゴソ……、ガサゴソ……。
「わぁ〜、すごいすごい☆! モモちゃんがなおってもとどおりになってる☆!」
そしてミナちゃんはプレゼント袋を開けて中からモモちゃんを取り出すと、モモちゃんが無事に直って元通りになっていることにとても喜んでいたの♪
「良かった、とても喜んでくれて♪」
「ねぇねぇ、どうやってモモちゃんをなおしたの!? すごくきになる☆!」
「うんうん、よくぞ聞いてくれました♪ 実は魔法を使ってまず汚れを取ったりして、それからは私たちみんなで縫ってモモちゃんを直したわけなの♪」
どうやってモモちゃんを直したのかミナちゃんが目をキラキラと輝かせて聞いてきたので、私はその経緯をミナちゃんに話したの♪
「うそっ!? まほうでモモちゃんをキレイキレイにしたの!? そうだったんだ、すごいすごい☆!」
「魔法ってそういう使い方もあるんですね♪」
「うん、もちろん♪ 魔法の使い方次第では日常生活においてとても役立ったりするんです♪」
「なるほど、そうなんですね♪ 何だかとても勉強になりました♪」
「うんうん、わたしも♪」
そして続けてマリア先輩が魔法の便利さを教えてくれて、ミナちゃんとリタさんは魔法の凄さぶりにとても感心していたの♪
魔法はいろんな使い方が出来るから、その存在感はとても貴重なものなんだよね♪
「モモちゃんおかえり♪ あれ? よくみてみたらモモちゃんにぼうしとリボンがあたらしくついてる♪」
「ピンポ〜ン♪ ミナちゃんよく気付いたね♪ 実はせっかくだから直したついでに帽子とリボンも付けてモモちゃんを可愛くオシャレさせてみたの♪」
「そうだったんだ♪」
そう。私が買ってきたモモちゃんに付ける可愛いアイテム、それは帽子とリボンのことだったの♪ そしてミナちゃんは新しく帽子とリボンを付けたモモちゃんを見てとても喜んでくれたの♪
実はこれが
「どう、気に入った?」
「うん、とってもきにいった♪ アリシアおねえちゃんありがとう♪」
「どういたしまして♪ ミナちゃんが気に入ってくれて良かった♪」
「良かったね、ミナ♪ モモちゃんが更に可愛くなって♪」
「うん☆! モモちゃんがさらにとってもかわいくなって、なんだかすっごくしあわせなきもちだよ♪」
ギュッ♪
服や靴などだけじゃなく、新たに帽子とリボンを付けて更に可愛くオシャレになったモモちゃんをミナちゃんはすぐに気に入り、そのままとても優しくハグをしていたの♪
ミナちゃんの幸せな気持ちが見てるこっち側にも伝わってきて、心もポカポカとするぐらい何だかとても癒やされた気持ちになっちゃうね♪
そしてサプライズはこれで両方無事に成功だね♪ ミナちゃんの笑顔を見ることが出来て、私すっごく嬉しいよ♪
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