リュックさんとお別れの挨拶
「それじゃ改めて、ミナちゃんのリュックさん、モモちゃんのことについて話してくれて本当にありがとうございます♪ おかげで次にやるべきことが決まりました♪」
「リュックさん、ありがとうございます♪」
「こちらこそ本当にありがとうございます♪ 2人の力になれたのなら、私としてもとても幸せな気持ちでいっぱいです♪」
それからしばらくして私たちはお互いに感謝の気持ちを交えながらお別れの挨拶をしていたの。
「本当はもう少しだけまだ話したいのですが、そろそろ魔法の効果が切れるみたいです……」
「そっか……。何だかとても寂しい気持ちになるね……」
「リュックさん……、またいつかいっしょにはなしたりしようね……」
「えぇ、そうですね♪ 機会があればまたいつか一緒に話したりしたいですね♪ 今回ミナちゃんにモモちゃんのことをこうして伝えることが出来て凄く嬉しかったです♪ 私が力になれるのはここまでです♪ あとはアリシアちゃんと一緒にぜひモモちゃんを見つけてくださいね♪ 応援してます♪」
「うん……、ありがとう……♪ わたしぜったいにモモちゃんをがんばってみつけるからね☆!」
私がリュックさんにかけた魔法の効果もそろそろ切れかけてきた頃、リュックさんはミナちゃんと最後にちょっとした会話をして、またいつか一緒に話すことを約束していたの♪
その約束を果たすためにも、まずは私が物を喋らせる魔法を使いこなすようにしなくちゃね♪
「それからアリシアちゃんもリュックである私に魔法をかけてくれて本当にありがとうございます♪ アリシアちゃんのおかげで私はこうしてモモちゃんのことを無事に伝えることが出来ました♪ とても感謝感激です♪」
「いえいえ、どういたしまして♪」
「これからも立派な魔法使いを目指して頑張ってくださいね♪」
「はい、ありがとうございます♪ もちろんこれからも頑張っていきたいと思います♪ ニヒッ♪」
リュックさんは続けて今度は私とちょっとした会話をし、最後に魔法をかけてくれたことにとても感謝していたの♪
自分の魔法がこうして誰かの役に立てたのは何だかとっても嬉しい気持ちだね♪
「それでは、私はこれにて失礼します♪」
「うん、じゃあね♪ もし機会があったらまた魔法をかけてあげるね♪」
「リュックさんバイバイ♪ またね♪」
「こちらこそまたね♪ ミナちゃん、アリシアちゃん、いつかまたお話しましょうね♪」
キラキラ……♪
そしてお別れの挨拶が終わると、私がかけた魔法の効果は切れてしまい、リュックさんは元に戻ったの。
リュックさん、改めて本当にありがとうございます♪ ミナちゃんと一緒にモモちゃんを頑張って見つけますからね♪
「まほうのこうか、きれちゃったね……」
「うん……、そうだね……。ちょっと寂しい気持ちかも……。それにしてもまさか、魔法が無事に成功出来たなんて私自身凄くビックリしちゃった♪」
「うんうん☆! わたしもすっごくビックリした☆! アリシアおねえちゃんのまほうとってもすごかったよ♪」
「そう? なら良かった♪ ミナちゃんありがとう♪」
リュックにかけた魔法の効果が切れると、私とミナちゃんはその魔法についてちょっと話していたの。
まさか自分の魔法がここまで上手く成功出来るなんて、今でもちょっと信じられない気持ちなんだよね♪
「よし☆! それじゃ、モモちゃんが川の中に落ちたことが分かったことだし、次は川のある方へと向かわなくちゃね♪」
「うん♪ でもどっちのほうこうへいけばいいんだろう……?」
「それなら心配しなくても大丈夫だよ♪ これから川の流れている方向に沿って進もうと思うの♪」
その後私とミナちゃんはモモちゃんを見つけるため川のある方へ向かおうとするも、ミナちゃんがどっちの方向へ行けばいいのか迷っていたので、私は川の流れている方向に沿って進むことをミナちゃんに伝えたの♪
「えっ、どうして……?」
「リュックさんはモモちゃんが川の中に落ちてそのまま流されたって言ってたでしょ? つまり川が流れている方向にそのまま行けばきっとモモちゃんは見つかると思うの♪ それに逆方向へ進むのは多分難しいと思うしね♪」
「あっ、そっか♪ かわがながれるはんたいにすすむのはたしかにむずかしいかも♪」
ミナちゃんの頭の中が?マークになっていたので、どうして川の流れている方へ進むのか私がその理由を話すと、ミナちゃんはそれを聞いてとても納得していたの♪
「そういうこと♪ それじゃモモちゃんを見つけるため、川が流れている方へそのままレッツゴ〜☆!」
「オ〜☆!」
それから私とミナちゃんはモモちゃんを必ず見つけるため、川の流れている方へそのまま急いで向かったの♪
モモちゃんを見つけるまであともう少しだね♪
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