放課後のゴキブリ

ゴキブリ嫌いな人にとっては悪夢のような都市伝説の話です。この噂は、用事で夜遅くに学校へ行った生徒の話から広まったと言われています。


私達の学校は昼間でもよくゴキブリが出没していました。特に掃除中や昼休みの時などに、突然現れてはクラスを騒がせていたものです。しかし、夜の学校では昼とは比べ物にならないほどの数のゴキブリが校内をうろついているというのです。私が聞いた話では、夜に教室へ足を踏み入れると床を埋め尽くすほどの黒い虫が蠢いていたそうです。廊下にも無数のゴキブリが走り回っており、普通に歩くこともできないと言われていました。それを聞いた私は、夜の学校には絶対入らないと決心したことをよく覚えています。


今では信じがたい話ですが、当時の学校の衛生状態を考えると夜にゴキブリが沢山湧いてくると言うのはあながち間違っていないと思います。というのも、学校の床には掃除しきれなかった埃や虫の死骸、給食の一部が落ちていたからです。


この都市伝説の影響で、今でも自宅の掃除はこまめにするようにしています。

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小学校の都市伝説 ユウケン @yuken88

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