第3話推し活隊の愛が! 物理的に痛いです! 隊長!
コッ
「いたっ?」
コココココココッ
「いたっ? いたたたたたっ!?」
ゴッ!
「いっだぁぁぁぁ!?」
突如、頭上からいきなりナニカが降ってきて俺に物理的ダメージを与えてきたのは…お金ぇぇ!?
さっきのアレか! 推し活隊のお金貢ぎアタックか!
もーちょっとこう! お手柔らかに届けてくんねーかなぁぁ!?
痛えし、HPゲージ削れてんだけどねぇぇえ!?
「ふぉぉぉぉ…痛ぇ…………」
[あっ…(察し)]
[まさかの金ダライ落下式で届くの!?
(´^ω^`)ブフォwww]
[あ"あ"あ"あ"あ"]
[推し活隊やっちまったなwwww]
[推し活隊の突撃愛(物理的ダメージ)]
[誰が金ダライ式コント見せろとwwww]
「師匠! 貴重なお金早くストレージにしまってでチュ!」
「ワタチ達が急いで拾い集めたから気付かれる前に早くでチュ!」
「お、おぉぉぉ…分かった………」
痛みにうめく暇もなくストレージにゴールド収納をせっつかれる俺。
《ホーク〜痛い事してごめんなの! でもこれでリスナーのツカミはOKって奴なのねん!
次からは目の前に鎮座するスタイルにするから安心して欲しいのねん!》
念話でミーメルから謝罪とこの状況にした理由と改善が届いたが、後でミーメルのほっぺでゴムゴムの刑にしてやる!
「なんか神様?っぽい声が聞こえた。これは僕らを見た人達のお供えらしい。
神様を通して僕らに届けて欲しいって意味のお供え。
今後もお供え届けてくれるらしいけど、今回の様な事は初めてで座標がズレたんだと。
次からは目の前に出るように調整したから安心しろと言われた」
[あーねwww]
[そー言う設定で貢げる事にしてんのねwwwww]
[おい戦犯どもwwショタの頭に落ちたのが小金程度のゴールドで済んで良かったなwww]
[あっぶね〜農具とかノミと槌のセット貢ぐ前で良かったわ。頭にそんなん落ちてきたら紛うことなき放送事故やがな(白目)]
[まだ貢いでないあたし低みの見物wwww]
[これで現金スパチャ解禁されたら何が起こるんだろなwww]
[それはワイも見てみたいwww]
俺もそれは切実に知りたい。現金スパチャだと、こっちにはどんな効果で来るのか!
「じゃあ、そのお金は師匠のお金でチュねー!」
「師匠目掛けて降ってきたんだから師匠で確定でチュよ!」
「んーこのお金は皆の為に使う事にするよ。ハサミや針や糸とか、さっき言ったノミや槌とか買ったらみんな助かるよね?」
「あった方が助かるけど誰も裁縫スキル持ってないでチュよ?」
「道具も無ければ教えてくれる親切な人もいなかったでチュからねぇ」
「くっ! そこからか! まずは教えてくれる親切な人を見つける所からか!」
「「でチュ」」
[あら? これはアタシの出番かしら?
教えてくれる親切なオネェとして張り切っちゃおかしらね?]
[羨ましいわぁ。なら休憩のお茶請けにクッキーとかの差し入れしてもいいかしらぁん?
ついでに料理に興味ある子いないか聞いてみるわよぉ]
[オカマとオネェだけでロリショタ独占すんの禁止ぃ!(๑˙³˙)ブーブー]
[あらぁ、だったらあの子達の生活の糧になるくらいのスキルと拠点持ってから言いなさぁい?
じゃないとぉ、アタシがアンタ達を手取り足取り腰取り教え込むわよぉ? い、ろ、い、ろ、と♡]
[ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!(゚Д゚ノ)ノ]
さっきから2人だけ濃ゆくて無敵な人がおる! でも教えてくれるのならオネェだろーがオカマだろーが頭下げて教わってやんよ!
希望する仲間連れてな!
……ビビって膝笑ってなんかいねーし!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます