第6話やっと説明も終わりが見えてきたが外見がどーなる事やら
「まぁ、現実の俺を連想されないならどれでもいーや。
ぶっちゃけ細かくこだわるの面倒臭え」
「そこは保証するよん!
あ、ミーの息子って事にしよっか!
ミーは妖精天使って神の遣い系希少種族だから、擬態すれば人族の国に居ても姿だけじゃバレないと思うのん。
サイズはプレイヤー順守なのは住人登録しても変わらないからねん。
それ踏まえて自分の住人プロフィール考えとくといいよん! 妖精とのハーフって事でしばらくは誤魔化せると思うだよねん。
ミーの種族に引っ張られてかなり小柄で幼い外見になるから、いっそ庇護欲誘う中性的な感じの顔にしとくよん?
これはリスナー受け狙いなのん!」
「ちゅ、中性的な顔か…オッサンに片足突っ込み掛けてる俺の顔が中性的になるのか……。
おっと、それよりも俺を息子にしたりレア種族にしたりそんな勝手な事して大丈夫なのか?」
「そこは問題ないよん?
ここでヘルプ呼んで登録の説明求める人は滅多にいないだろうって事で、万が一いた上で気に入ったならミーの権限内で好きにご褒美あげていいって言われてるから!
ただし最初の1人だけの特典だよん!」
それを聞いたホークは肩をすくめてヤレヤレと首を振り、ミーメルの頭をポンポンしながら返事をする。
「それでお前が咎められないならいいや。
そーなると色くらいしか要望はねーな、外見はお前に任せるって言ったしな。
庇護欲全開な姿になるなら神秘を感じさせる色にしといてくれ。そうだ、お前の色にすれば親子に見えるんじゃね?
ちょうど神秘カラーだし、お前を知ってる奴に気付かれるまでのお遊びって事でよ?」
どうよ?と悪ガキの様な表情でミーメルの顔を覗きながらホークは意思の確認をして来た。
「それいい! すっごくいい! ミーの庇護下をアピール出来るし、ミーを知ってるアイツらをびっくりドッキリさせれるかも!?
そんな面白そうなの見たいからミーの加護と寵愛を最大限あげるねん?
こう見えてミーは妖精天使のなかで神格持ちだから、加護とか寵愛を与える権限あるんだよん!」
「え? そんなちんまい姿でも神枠なんだ?
もうお前の立ち位置わっかんねーわ」
「ひどっ!? とは言ってもミーの姿じゃ神とは思えないだろうし、最初の自己紹介で妖精天使って名乗ったからそのイメージが強いもんねーアハハ!」
俺の背後にちんまい腕組み保護者が1人確定したのだけは分かった。
まぁ、加護を通して監視されてたとしてもゲームの中だけだから問題ないし構わんだろ。
そろそろ説明も終わるみたいだし、1番確認しておきたい部分だけ聞いて早く始めたい。
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