第7話

「吉越先生、そろそろ時間ですが、行けますか?」


あ、仕事してたら時間忘れてた!もう時間か。


「はい。じゃ、行きますか~」


「歩きですがいいですか?」


「私も歩きだし大丈夫です」


「じゃあ行きましょう」


柊先生は、私の前をさっさと歩く。意外と?いや意外じゃなくて低いよね?身長。

無言で歩くのも何だし、話してみた。


「柊先生、足助守と仲良くしてたんですか?」


「…微妙です。あいつ意味わからないんで」


「ですよね。全く理解不能です」


「足助に愛想つかされたんですか?」


っていきなりそんなこと聞く…?


「私は悪くないんですよ…!」


「そうですか。あ、ここですよ」


足助守の話は中断された。なによ~ただの世間話?つーか所詮守ってそんなものよね?私をいきなり一方的に振るなんてどうかしてるし。


「あ!吉越先生こっちです!」


「おー吉越!待ってました~」


げ~、莉香ちゃんもう来てるし。


「今日は柊のおごりねー」


「まさか!ここは割り勘ですよね?緒方さん?」


「え、まぁ…」


「ったく柊うざいなぁもう!」


その後私たちは、普通に楽しんだ。

が、緒方さんにお酒が入ると大変だった。

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