第7話
「吉越先生、そろそろ時間ですが、行けますか?」
あ、仕事してたら時間忘れてた!もう時間か。
「はい。じゃ、行きますか~」
「歩きですがいいですか?」
「私も歩きだし大丈夫です」
「じゃあ行きましょう」
柊先生は、私の前をさっさと歩く。意外と?いや意外じゃなくて低いよね?身長。
無言で歩くのも何だし、話してみた。
「柊先生、足助守と仲良くしてたんですか?」
「…微妙です。あいつ意味わからないんで」
「ですよね。全く理解不能です」
「足助に愛想つかされたんですか?」
っていきなりそんなこと聞く…?
「私は悪くないんですよ…!」
「そうですか。あ、ここですよ」
足助守の話は中断された。なによ~ただの世間話?つーか所詮守ってそんなものよね?私をいきなり一方的に振るなんてどうかしてるし。
「あ!吉越先生こっちです!」
「おー吉越!待ってました~」
げ~、莉香ちゃんもう来てるし。
「今日は柊のおごりねー」
「まさか!ここは割り勘ですよね?緒方さん?」
「え、まぁ…」
「ったく柊うざいなぁもう!」
その後私たちは、普通に楽しんだ。
が、緒方さんにお酒が入ると大変だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。