第4話【小説への思い入れ】
これまで書いてきた小説について、振り返ってみたいと思います。
ズバリ!最も思い入れのある作品は「不安と、告白と」となります。
私D.I.Oの実体験も織り込みながら、学生の
・男の子だったらこんな風に感じるんじゃないか?
・女の子だったらこんな風に接するんじゃないか?
みたいな事を頑張って想像して書いてみました。
拙い文章で稚拙な表現ばかりなのですが・・・(苦笑)
それでも一番思いを込めて書いた作品という、そんな自負があります。
男の子にせよ、女の子にせよ、恋人の心が不安定な時、相手にはどう接するのか。そんな事を考えていました。
結局のところ、心の不安や困難な状況を乗り越えるのは当事者次第で、たとえ恋人であっても相手(他人)を救うのは難しいんですよね・・・。(というか、できないと思っています)
恋人として最大限できる事と言えば、真摯に寄り添って話を聞いてあげる。話を聞いて、自分の考えや意見を相手に返してあげる。
それしかないのではないかと。
そんなスタンスで書いて出来上がったのが、「不安と、告白と」です。
別作品「理解者のために」は「不安と、告白と」とペアになるお話なのですが、私としては続編の位置づけです。
「理解者のために」のエピローグでは少しギミック的なことも考えたのですが・・・(笑)、「不安と、告白と」の女性主人公にはとにかく幸せになって欲しかった。
彼女自身も小学生の頃の経験がトラウマとなり、定期的に精神科に通っているという設定にしました。
※あくまで個人的な意見ですが、精神科に通うのは特別な事ではないと思っていて、身体が不調になれば医者(外科・内科)に行くのと同じように、心も風邪を引けば精神科に通うものだと考えています
その影響もあってか、「普通」の女の子とちょっと変わっているところがある。でもそこが、彼女の恋人にはとても魅力的だった。そして、そんな彼も心に不安定さを抱えて生きている・・・。
感受性豊かな学生時代の心境を、「心」の不安定さにスポットを充てて書いたお話となりました。
P.S.
両作品とも、私の敬愛するバンドの「蓮」、「ラナンキュラス」のナンバーの影響を強く受けました。
全てではないものの、一部の歌詞に女性主人公の心境を重ねています。恐れ多くも、私なりの解釈を加えさせて頂きました。(解釈の上書きです)
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