イカロス

SEN

無題

あなたが歌う姿も、あなたがコートを駆ける姿も、あなたの微笑みも、私にとっては眩しすぎた。でも、あなたのそばに居たかった。だから私は翼を欲した。例えそれがすぐに消えてしまう歪な蝋の羽だったとしても。

そっとあなたに触れると、同時に羽は少しずつ焼け焦げていく。痛いけど、あなたに触れる代償ならば後悔はない。

いつか堕ちるとわかっていながら、罪人は微笑みながら執行猶予を漂う。

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イカロス SEN @arurun115

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