イカロス
SEN
無題
あなたが歌う姿も、あなたがコートを駆ける姿も、あなたの微笑みも、私にとっては眩しすぎた。でも、あなたのそばに居たかった。だから私は翼を欲した。例えそれがすぐに消えてしまう歪な蝋の羽だったとしても。
そっとあなたに触れると、同時に羽は少しずつ焼け焦げていく。痛いけど、あなたに触れる代償ならば後悔はない。
いつか堕ちるとわかっていながら、罪人は微笑みながら執行猶予を漂う。
イカロス SEN @arurun115
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます