二頁ー愛Ⅱー 【閲覧注意】


「ああっ!!!」


エデンの絶叫が響く。ハーロックは鋸を手にし、エデンの足の付け根を切り落としていた。ギコギコと徐々に切り千切らされる感覚に、言い表せない激痛と謎の快楽でエデンは喘いだ。反応している下腹部が気色悪い。遂に足が切り落とされると、すぐさま熱された鉄を傷口を当てられ、止血される。それすら快感で、エデンはまた絶叫した。


「もう片足はどうする……?」


そう言いながら、ハーロックは木刀を取り出した。それで残った片足を何度も何度も殴りつけ、原型をとどめ無くなると、鉈を使って切り落とし、また熱した鉄で止血する。その激痛と快楽にエデンは叫ぶ。頭が真っ白になり、達したのを感じる。その異常過ぎる現象に、エデンは涙を浮かべて喘いだ。


「もういっちゃったの?」


ハーロックは可笑しそうにくすくすと笑う。その後注射器を取り出し、エデンの腕に注射する。何の薬かなんて聞きたくもない。震えているエデンに、ハーロックは擦り寄って、下の服を脱がし始めた。下着まで脱がし、エデンの自身を撫でる。


「ぁ……っ」

「可愛いね、可愛いねえ、エデン」


うっとりしながらハーロックは笑う。エデンの頬に触れ、唇をなぞり、上の服もはだけさせてながら、ハーロックはふとこんな事を言う。


「宵月は諦めた方がいいよ」


エデンは麻痺しかけた意識を浮上させた。ハーロックはそんなエデンを愛おしく見つめながら、気遣うように言う。


「宵月には彼岸っていう恋人がいるからね。彼は世界をトリップする時、毎回身体を重ねてから君の所に来てるんだよ?」


頭を殴られたような感覚に陥った。嘘だ。信じたくない。自然と震える身体に、ハーロックの大きな手がまさぐった。弱々しい嬌声が出る。


「本当だよ? なんで信じてくれないのかなあ……」


ハーロックは鉈を再び取り出した。勢いよく振り下ろし、エデンの左肩に叩きつける。切り落としきれずにぶら下がる腕。エデンは再び絶叫し、達した。くすくすとハーロックは微笑みながら、肩口の傷口を手を突っ込み抉る。


「んんあ!!??」

「宵月には彼岸がいる。エデンには俺が。判り易いでしょ?」


目に涙が滲む。ハーロックは血に塗れた己の手を愛おしげに眺めながら、幸せそうに微笑む。何が。どうして。判りたくない。意識を飛ばそうとしても、肩の傷を抉られ、出来そうもない。


遂には切れかけていた腕をもがれた。絶叫して達するエデン。下腹部をまさぐりながら、ハーロックはうっとり笑う。発情しているようだ。こんな、環境で。


エデンはきっとハーロックを睨み付けた。精一杯の反抗だった。それすらも愛おしげに笑って、ハーロックは呟いた。


「綺麗だね、エデン。その瞳……」


そう呟くと、ハーロックはエデンの右目に指を突き入れた。





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