第3話beat sweet

彼女の為なら、なんでも出来る様な気がした。無理な事は、何も無い様な気がした。彼女が出来たんだから車ぐらい持っててもいいんじゃない?とローンを組んで、中古車を、買った。ローバーのミニだ。ダークブルーのやつで、見た目とは裏腹に、結構速くも、走れた。週末ともなれば、お台場へよく行って、デートした。彼女はストロベリーのソフトクリームが大好きだった。僕も、一緒の物を注文した。彼女は、 ここの海汚いよね うんそうだね、 と、僕は言いながら しまった汚くっても一応海だ、考えてなかったよ そう思い じゃ帰ろうか と、言いながら、ポケットの中の車の鍵を握った。別にいいのよだって、水着着れなくてもアナタがいるからそう言いながら、彼女は、僕の方をづっとじっと、時間にすると3秒くらいだろうが、まるで時間が止まった様に感じられた。その日の夜、僕らは、高速道路降りてすぐにある、モーテルに入った。2人は、ひとつになって揺れ合っていた。1人目の彼女の時よりも、感じる様になっていた。はっきり言うと、この2人目の彼女で、童貞を捨てた。


29歳 普通の人よりも、ずいぶん遅い、ロスト童貞だ。それまでは、いくらやってもいかず、はっきり言うと、 一応しておかなきゃ ぐらいの物だった。この2人目の彼女は、だれよりも可愛いくて、 相当モテたんだろうなっ と思っていた。SEX そう、それがこうゆうことなんだなぁ と、いつも感じてた。2人は、終わった後、互いに、タバコを吸いはじめた。マルボロライトのメンソール 

そう彼女はそれを吸っていた。僕も気付けばそれを、吸う様になっていた。メンソールって、立たなくなるって言うけど嘘だよね!そう僕が言うと、彼女は、大きく髪をかきあげながら、 うん と、何食わぬ様子で、タバコを、吸っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る