短編集

望月朔菜

こぼれ噺

私が神だ、断じて嘘ではない、本当だ本当だからだ。だが私は己の眷属にあった事が無い。”天使”というのがこの国には居るらしい、でも!我は観たことが無ぁあい!最高の美貌を持つとされている白い翼の女の子が!いるらしいのだ!これはただの噂ではない、何故なら神は居るからだ。私という神がいて何故天使を私は観たことが無いのだろうか。おかしい、だから手紙を書くことにした。人生、いや神生初のラブレターだ。まだ見ぬ美少女へ…「わっ!」突然手が滑ってインクの瓶が倒れた。

手紙が、今まさにしたためていた手紙が…黒い一筋のインクにより白紙に、真っ黒に染まった。

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短編集 望月朔菜 @suzumeiro

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