88話 私、特別な存在らしいです。やれやれ、困りましたね。そんな事より飲ませてください


  「ちょっと違うんじゃねぇか」

 「出来ない事が出来るんじゃねぇ」

 「私達がエタファンで出来ない事でも」

 「てめぇなら」

 「出来もしない事が出来るんだろうよ」

 「上林月恵」

 「てめぇは悪くも外道も悪党もクズも特別だ」

 「この多くの世界に繋がってる主人公格だ」

 「オロチとも」

 「堀口明徳・古角保次郎とも」

 「水守とも端守とも天水島とも島民の希望とも」

 「繋がってるんだろう」

 「私みたいなモブキャラとは違う」

 「やってみろよ」


 「ええ」


 「小脇ー」

 

 「実椿ちゃんは小脇が好きねぇ」


 「好きー」

 「実椿もうずっと小脇にいるー」


 「間に何か入ってるわね」


 「もし、私がゲームクリアの条件に辿り着いたなら」


 「飲ませてくれるかしら」


 【射に走り続ける男性のLVが7になりました】


 「Hurry up!」

 「Hey go!」

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